コンマイ語講座

おはよ～～～～こんちは～～～こんばんは～～～～おやすみ～～～

おきてえええええええええええええええええ！！！！

マサです。昨日は人狼してたらいつの間にか日付超えてて更新し損ないました。

今日は某PUC代表が「コンマイ語」でもやっとけって言ってたのでコンマイ語の解説でもしようかと思います。

ます、はコンマイ語とは？というところから。

コンマイ語とは、『遊戯王オフィシャルカードゲーム』(以下OCG)において頻発する一部のカードのテキストやKONAMI事務局から出される裁定のこと。

OCGの一部のルールの複雑さ、それに対する事務局の説明の珍妙さを揶揄した言葉である。(引用:https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28527.html)

遊戯王というゲームがカードテキストの解釈が難しすぎてこういう皮肉る言葉が生まれました。

よく見かけるこの画像ですがまさにその通りなんだよなあ…

遊戯王のテキスト量やべえんだわ…

これ、10年以上前のカードですよ？？？長すぎんだろ…

ちなみにこのカードのテキスト内にすでに今日の解説したいポイントが入っていますね。

いくつか代表的なコンマイ語を紹介できますが1つの記事で複数紹介しても理解が追い付けないと思うので1つずつ扱っていきましょう。なのでこの記事はシリーズ化決定です。やったね、ネタが尽きないや。

では今回、初回は「(墓地へ)送る」と「(墓地へ)捨てる」の違いについて解説していこうと思います。

そもそも「墓地」とは、名前のイメージの通り、基本は使い終わったカード、相手によって攻撃を受けたモンスターが置かれるところだと思ってください。こちらのゾーンにはカードの効果を用いて意図的にカードを送ることができます。

まずはこちらの2枚のカードをご覧ください。

1枚目のカードの効果は「お互いのプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローし、その後1枚選択して『捨てる』。」

2枚目のカードの効果は「お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ『送る』。その後、それぞれ自分のデッキからカードを2枚ドローする。」

一見、同じことを言っているような2枚のカードですが遊戯王というゲームでは墓地へ「送る」と「捨てる」は明確な関係があります。

墓地へ「捨てる」は「送る」の部分集合になります。「墓地へ捨てる⊂墓地へ送る」というわけです。

理系人間ならこれでだいたい理解してくれるかと思います。

図であらわすとこんな感じになります。

「墓地へ捨てる」は「墓地へ送る」を含んでいることになります。

ではこの違いがどう影響するのか、ここが問題ですね。でないとこの2つの違いを理解する意味がありません。

こちらの2枚のカードをご覧ください。

(サイズあってないのはYURUSITE)

1枚目の効果は「このカードが手札から『墓地へ送られた』場合、このカードを墓地から特殊召喚することができる。」

2枚目の効果は「このカードが他のカードの効果によって手札から『墓地に捨てられた』場合、このカードを自分フィールド上に特殊召喚する。」

ではここでクイズを。先ほどの言葉が理解できていると遊戯王を知らなくても正解できるかと。

上から順に4枚のカードを①、②、③、④と置きます。

問1 ①の効果で③を墓地へ「捨てた」。③は自身の効果を発動できるか？

問2 ②の効果で③を墓地へ「送った」。③は自身の効果を発動できるか？

問3 ①の効果で④を墓地へ「捨てた」。④は自身の効果を発動できるか？

問4 ②の効果で④を墓地へ「送った」。④は自身の効果を発動できるか？

では、考えてみてください。しばらく下にスクロールすると答えがあります。

では解答です。

問1 〇 問2 〇 問3 〇 問4 ×

解説

問1、2

③のテキストをもう一度見てみましょう。「墓地へ『送られた』場合」に発動することができる効果でした。「墓地へ捨てる⊂墓地へ送る」ですので意味的に考えると「墓地へ送る」は「墓地へ捨てる」を含みますので、墓地へ「捨て」ても「送っ」ても発動することができますね。

問3、4

④のテキストをもう一度確認しましょう。「手札から『墓地に捨てられた』」場合に発動する効果です。「墓地へ捨てる⊂墓地へ送る」ですので「墓地へ捨てる」は「墓地へ送る」を含めません。ですので②の効果で墓地へ送っても発動することはできないので問4は×になります。

全問正解できましたでしょうか？これを理解できたあなたは「コンマイ語マスター」に1歩近づきました。

今回は以上となります。次回(いつ書くかは気分次第です)があればまたお会いしましょう。今回も暇つぶしになれば幸いです。

ヘッダーのしまむら(左のキャラ)めっちゃかわいい。普段ストレートにしてる子が髪後ろにまとめておめかしするの良いよね。