【PUC紅白戦2023 春】振り返り
みなさんこんにちは、マサです。
紅白戦楽しかったですね。今回は選手として出ました。
エントリーした機種は「全部」です。だってやりたかったんだもん。
明らかリソースが足りないのは見えていましたが何かあるかもと信じて、ね。さすがに裏紅白戦とかPTLまでは手が回りません。
順番に振り返りましょう。
予選スコアまで振り返ると時間が足りないので本選に関わる話だけ。
時系列にしました。
3機種に出たものの、オンゲキに一番リソースを割いたので文章量はオンゲキがかなり多めになっています。
しかしながら決して他の機種を蔑ろにしたわけではないという点はご了承下さい。
オンゲキ(1日目)
提出課題曲
・Daredevil Glaive
・Grievous Lady
・Sound Chimera
・其のエメラルドを見よ
・Ai C
対戦相手:Y.Yushi
自選曲:Grievous Lady
他選曲:Caliburne 〜Story of the Legendary sword〜
ランセレ:其のエメラルドを見よ
相手は途中加入してくれたオンゲキメインのYushiでした。
よくいくゲーセンで知り合ってマッチングした流れでそのままPUCに勧誘したら入ってくれました。
そんな後輩と紅白戦で相まみえるとはなにかの因果だなと感じたり、運営から俺が期待されているのかなとちょっぴりうれしく思ったり。
なお、レート差は0.3以上あり、14+のスコアは全敗というどうあがいても格上で私視点では付け入るスキがない相手に本当に頭を抱えました。
格上相手なので「自選曲をなんとかして取る」ことをテーマに準備をしました。
課題曲は当時の自分に出せるベストを選んだつもりでした。
この時点でよほどのことがない限りGrievous Ladyを使うつもりでした。(エメラルドかと思った?)
理由としては精度勝負に持ち込めることが大きかったです。(Daredevil GlaiveとSound Chimeraは柏木咲姫担当を入れることでモチベを上げるモク)
本番前までは確か11個ABFBとかだった気がしますが当日の練習で5個ABFBが出てより自信をもった状態で本番に臨みました。
多選に関しては一通り自分ができる可能な限りの練習はしたつもりです。
それぞれ少しずつ触って直感で一番だめだと感じたものがしっかり14+だったのでBANしました。
正直Caliburneも本当に苦手すぎて5億%これが来るとは覚悟していましたし、だからといって抵抗できる算段があったかといわれるとYesとは言えませんでした。
結果はあれやこれやと3タテされちゃいましたね…
自選のGrievousは最初でありえない運指の間違いをしてミスをだしてしまいました。精度自体は良い勝負だっただけに本当に悔しい。
他選はさすがに勝てませんでした、自己べ出たからヨシ!
ランセレはエメラルドを引いてガッツポーズしましたがふたを開けてみたら精度ぼろくそで普通に負けましたね。
ただ楽しそうにプレーしている姿を後輩に見せられたとは思います。
Yushi、PUCに入ってくれてありがとう。
レート差がある格下相手にも容赦なく勝ちに来てくれてありがとう。
次の紅白戦ではお岩とならんで、最高学年としてPUCのオンゲキを引っ張る存在になってくれることを期待しています。
SDVX(2日目)
提出課題曲
・Katharsis[MXM]
・Harpuia[EXH]
・フリコドオル[MXM]
・DIABLOSIS::Nāga[EXH]
・Idola[EXH]
対戦相手:まめる
自選曲:Katharsis[MXM]
他選曲:Quaint Echo[EXH]
ランセレ:All for One[MXM]
相手は言わずと知れた皆伝です。ボルテもしっかりやっていて19Sとか出てます。ボルテでもしっかり格上になってしまいました。
当然まともにやりあっては「絶対に」勝てないので課題曲はまあこうなります。
ある程度自分が伸ばせる将来性があって且つ変化球中心で行きました。
練習期間ではHarpuiaとIdolaを中心にやっており、Idolaは995あたりが何回か出せていました。
Harpuiaはものの見事に「癖」がつき、サ終。
Katharsisが思いの外伸ばすことができたのでIdolaとの2択状態になっていました。
DIABLOSIS::Nāgaはべこちゃんに提案されてやってみたら2回目か3回目で993がでたものの、その後全く再現できずに断念。
フリコドオルもべこちゃんのアドバイスで入れたもの。BANされちゃった。
で、当日の課題曲発表はこちら。
結果は3タテされちゃった…
他選のQuaint Echoは一応それなりに練習してクリムゾンとして恥ずかしいスコアではなかったとは思いますがさすがに圧倒されました。996なんて勝てません。
まあ自己べを更新することができたのでヨシ!
自選のKatharsisは序盤中盤の精度が芳しく無く、最後のソフランまでに結構な差をつけられてしまいました、これはだいぶ心残りです。
ランセレは認識がぐっちゃぐちゃになって全く押せませんでした。
どう考えても音ゲーそのものの地力の差が出ました、もう少し修行しなきゃね。
この時点で1日目と合算しても勝ってる曲が0で普通に凹んでました。
自分は負けず嫌いなのでこういう場で「勝てなくても楽しかったからOK!」と素直に思うことはなかなかできなかったです。
後でまめる本人に言われましたがGhost Triggerの方が効いたらしいです。
練習しとけばよかった。
これもまた普段では絶対に相まみえない対戦組み合わせが成立したという貴重な経験をさせてもらえました。
次はもっとソフランもりもりでぶっ倒しにいきます。
オンゲキ(3日目)
※自分が一番感情が揺れ動いた試合なので文章量も多いです
提出課題曲
・7thSense
・DRAGONLADY
・シャッキーーン!!
・美夜月鏡
・雷切-RAIKIRI-
対戦相手:おとはり(敬称略)
自選曲:DRAGONLADY
他選曲:Singularity(オリジナル)
ランセレ:Desperado Waltz
なんとあのおとはりさんと対戦することができました。
おとはりさんは私がオンゲキハマった時期にはすでに千葉を離れていらっしゃったので情報が0に等しかったです。
ない記憶を振り絞って考えたところ、初代~Summerあたりの譜面はかなり強いだろうと予想。
また、14+は音ゲーの基礎力の差で敵わないと早々に撤退しました。
というわけで課題曲リストは7thSense以外をR.E.D.以降の14で固めました。
7thSenseは序盤の運ゲーやノーツ数の少なさに加えて本番勝負というところでワンちゃんをひねり出すために入れておきました。
本命だったシャッキーーン!!と美夜月鏡はしっかりとBANされてしまったので練習では残りからなんとかひねり出す日々でした。
ちなみにこちらからのBANはDesperado WaltzとViyella's Tearsでした。
Desperado Waltzは完全に苦手意識がついており、練習すらしたくなかったです。
Viyella's Tearsは速度に追いつけていなかったため、練習期間でどうにかできるものではないと見ました。
正直、他選はこの期間の準備では逆立ちしても勝てる気がしなかったのでYushiのときと同じく、「自選曲をなんとかして取る」ことをテーマに準備をしました。
本番の自選曲は当日までは7thSenseの予定でした。
しかし、当日の練習でDRAGONLADYが未鳥+から一気に8落ちABFBまで出たたことと
隣で同じ曲をやったおとはりさんがAWESOMEPLAYしていたので
DRAGONLADYに変更しました。
その変更が功を奏し、自選曲は最後の事故を引き出すことができてもぎ取ることができました。
また、他選曲は勝てはしなかったものの本番で自己べを出すことができ、成長を実感しました。
ランセレはBANしたDesperado Waltzで「あ、終わった」と思いました。
この紅白戦期間、本当に1回も触ってませんでした。
相手のスコアを見ると当然のように鳥+ABFB。
「自選曲をなんとかして取る」という目標は達成できたのであとはなるようになれって感じでした。
そして結果はまさかの勝利。
決め手はサビ前の3鍵ホールド拘束地帯でした。
ここだけはWaltzの中で自信のある箇所で本番でもABFBで通すことができ、おとはりさんは少しハマったことで差をつけることができました。
その後もありえないほどに好調で普段通らないところもバシバシ通って自己べを1300点も更新して勝ち。
学生の時から雲の上の存在だったおとはりさんとこうしてなんらかの機種でガチンコできること自体がとても光栄で、いろいろな条件が重なったとは言え、そんなオンゲキ含めた音ゲー全般で格上の存在に紅白戦で勝つことができて本当に嬉しかったです。
みんなに擦り過ぎと言われようがこの結果は生涯大事に心の中にしまっておきます。
ちなみに、次回も都合が付けばオンゲキ含めて紅白戦に出てくれるらしいです。これもまた嬉しい。
CHUNITHM(3日目)
提出課題曲
・ゴールドビジョン
・GODLINESS
・Paqqin (tpz Despair Remix)
対戦相手:t
自選曲:Paqqin (tpz Despair Remix)
他選曲:きゅうくらりん
ランセレ:燃えてもエンジョイ!宛城、炎上!!
CHUNITHMもこれまた格上のtでした、こいついつも格上とやってんな。
課題曲はどうせバレると思ってバレても殴れそうなAJ済みの3曲をセレクト。GODLINESSは皇城セツナが見たかっただけ。
3曲出したものの心持ちとしては実質1曲でPaqqinしか投げる予定がありませんでした。
自信無くしちゃったときに予備として14が存在していました。
なお、練習中に裏択としてMEGATON BLASTが生えてきましたので本当に14はお役御免になっていました。tがAJに苦戦してそっちに時間を割いてくれればラッキーくらいでした。
練習期間ではPaqqinは再AJが出るわ鳥+全然切らないわで「本当に武器曲じゃね?」ってずっと思ってました。
他選は相手のスコアがやばすぎるかつ自分が期間中に成長が望めない曲であるBlue NoiseをBANしました。
本当に自選しか練習しておらず、13+の未プレイは完全に放置状態でした。
しかしながらチームメイトから練習期間中に「スカーレット警察はやってください」と言われ、本番当日には「彼きゅうくらりん理論値出してるんでやっておいてください」と言われ、それぞれ1回(スカ警は3回?)はやっておきました。
きゅうくらりんは初見ボロクソでしたがこれが後に功を奏すことになるとは…
他選は仲間のアドバイスどおり?のきゅうくらりんでした。
正直これには驚きました。14+で完全に圧殺されるとばかり思いこんでいたためです。
とはいえこっちは直前まで未プレイで相手は理論値。精度勝負で差をつけようという狙いがあったのでしょうか。
結果はまさかまさかの勝利でした。
序盤でtがミスを出し、それがチュウニペンギン越しに確認できたので「絶対にAJしてやる」という確固たる意志で最後まで通しました。
自選はかなり自信があったのですが他選での思わぬ勝利でちょっと動揺していたのか普段絶対しないミスをしてクロスカウンターとなってしまいました。
ランセレはイロドリ炎上。ここ半年ガチでプレイした記憶がない。
tはかなり苦しそうな表情をしていたので「かなり苦手なのかな」とは思ってました。
さっきの自選で負けたことで落ち着きを取り戻したのか自己べを更新してこれまた勝つことができました。
tからは試合が終わったあとに「正直勝てると思ってました」という言葉を引き出すことができた時はかなり嬉しかったですね。
繰り返しにはなりますが普通に14+を出されていたら絶対に返せなかったです。これまた色々な条件を噛み合わせて格上を刺すことができました。
総合成績
4試合出ましたが結果は2勝2敗とまずまずの結果を残すことができました。
しかし、勝った試合の相手が相手だったこと、他選や自己べの低いランセレを返すというギャラリーを沸かせるプレーができたことも相まって数字の見た目以上に良い成績だったのではないかと自負しています。
社会人になってから忙しくなったとは言え、先輩としての意地は後輩にも見せられたかな。
終わりに
3日間の運営、そして参加したみなさん本当にお疲れさまでした。過去とは比べ物にならない拡大によって体力がかなり持っていかれた人は少なくなかったでしょう。そんな中でも最後までみんな心の底から楽しめていたようで本当に何よりです。
また、運営はこんな中途半端実力人間が3機種参加したことで組み合わせに頭を抱えさせてしまいました。組み合わせ発表後の私の絶望感マシマシのツイートもかなり追い打ちをかけてしまったなと反省しています。
その借りも2勝したことでなんとか返せたかなとも思っています。
オンゲキは前回私が主催した第1回より参加人数が増えてしっかり準備もしてきてくれていて今回は私が運営したわけじゃないけど感謝の気持でいっぱいです。
そして春は卒業のシーズンです。
18年度入学で今年卒業したでんちゅら、SSMと19年度入学のみんな。
本当に卒業おめでとうございます。
18の2人は本当に色々な事情があって留年せざるを得なかったことをまじまじと見てきたので本当に感慨深いものがあります。
OB参加もOKなので今回のひがんや私みたいにまたもう一度、参加して一緒に盛り上がれればいいなと心の底から思います。
19の皆さん。
18にとって皆さんは大学で始めてできた後輩です。一番長く見守ってきた後輩です。
私個人としてはやはりちょっぴり特別な思い入れがある学年です。
そんな19のみんなの現役最後の晴れ舞台に立ち会うことができたことは本当に光栄です。
もちろん、大学院へ進学する人やもう1年頑張る人もいますが「PUC19としての活動」は一旦区切りがつくこととなったと思います。
19のみんなには私もそれぞれから違った刺激をもらうことができました。詳しいことを書くとまた長くなってしまうので省きますが
4月以降もまた一緒に集まって音ゲーする機会などがちょいちょいあってくれると個人的には嬉しいですね。
最後にマッチングで投げた(または3日目に来ていれば一緒にプレーしたかった)曲とたくさんのマッチング画面の思い出を残してこの記事の締めとします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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