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"DOME ZERO" オール日本人のOZORA前夜祭プロジェクト [その1]出発〜ハンガリー到着まで

44年生きてきて、3日と日記を続けられたことのない自分ですが、今回の"DOME ZERO"自体、自分にとってチャレンジングなプロジェクトで、クラウドファンディングも挑戦だったので、日記にも挑戦してみようと思いたちました。

僕ら夫婦が出発したのは7月25日の月曜日
羽田22:05発のターキッシュエアラインズTK199便でした。

今回、50人以上が滞在するベースキャンプを構え、まかない(名付けて"だんらん")を行うために大量の荷物が必要です。
自分は23kg x 4つの荷物を最大限持っていくためにダンボール箱と発泡スチロールを2段積みのラップでぐるぐる巻き。+スーツケース。という感じで荷物を準備しました。
他にも収まりきれない荷物があったので、あるスタッフにはメラミンのお皿30枚で7kgとか。大量の冷やし中華とお米で14kgとか。大型の日除けタープ3張とポールその他でスーツケース1個。とか、代わりに持ってきてもらうようお願い、手配もしました。

世田谷区の自宅から羽田の空港までは初めてNearMeという乗り合いの送迎シャトルサービスを使ってみました。二人とスーツケース4個でディスカウント含めて6368円。めちゃ安いし、超便利!! 下北で同乗者を1人拾って1時間足らずで、何の苦労もなく空港に到着しました。

迎えにきたシャトルに乗って、オンラインチェックインをしていなかったことに気づき、車内からターキッシュのサイトでチェックインしようと繋ぐと、何故かチェックインできなくなっていて少し焦りますが、焦っても仕方がないので、無事を祈って空港へ向かいます。

いざ羽田に到着すると、なんと掲示板に1時間5分の遅延の表示。。。

元々トランジットが2時間しかないので、乗り継ぎ厳しいかも?? 乗り継げても荷物が届かないかも。。。ちょっとまずいなぁ〜。と思いましたが、そんなリスクにも備えて僕らだけ1日早く出発してきたのです。今まで荷物のディレイも何度も遭遇してきたのでもう慣れっこです。
それに、欠航便もかなり多くて、飛んでくれるだけでも善しとしましょう。
空港で出発まで4時間あまり、お茶をしながら最後の事務連絡をして出発を待ちます。

飛行機に乗ると、満員じゃないけどそこそこの搭乗率。日本から乗り込む人たちは海外の人も皆大体マスクしてますが、搭乗員の人たちは誰もマスクしてません。搭乗員の人たちの感覚が海外基準なんだなと改めて日本との感覚の違いを感じます。

離陸してちょっとすると随分遅い夕食。僕が選んだのはビーフのハンバーグみたいなメニュー。トルコのビーフは香辛料も含めてちょっと苦手かも。。。りょうちゃんの頼んだ日本風のチキンの唐揚げの方が美味しかったなぁ。。。

食事して、機内も暗くなるのでひとまず寝て過ごします。
5時間ぐらいして目が覚めてしまったので、機内で有料のインターネットに繋ぎます。ビジネスだとフリーで使えるインターネットですが、僕らは普通にエコノミーなので40MBで7ドルとかだけっかな??
DropBoxとか繋いでいると一瞬でパケ死するので常時接続のアプリを全部切ってメールチェック。OZORA本国チームに最終の機材リスト確認とか詰めの連絡をして、最後にインスタ繋いだら一瞬でデータが終了。。。インスタ繋ぐんじゃなかった。。。

その後は、映画を観たり、また寝たりして朝が来るのを待ちます。
トルコのイスタンブール空港到着は5:15の予定が6:20。乗り継ぎ便の出発が7:15なので1時間切ってます。
パスポートコントロールを通過し、乗り継ぎ便のゲートを目指します。
ヨーロッパに向かうハブ空港として最大規模のイスタンブール空港はとてつもなくでかいので、ゲートも遠い!! でも何とか間に合った!!
ネットに繋いで日本のみんなに報告したくてもそんな余裕もなくそのまま搭乗!!

無事、イスタンブールからハンガリーのブタペスト空港までは2時間弱のフライト。朝の8時過ぎに無事到着。6月にも来ているのでここは慣れたものです。

そして、問題は預け入れ荷物が届いているか!?
なんですが、思いのほか早いタイミングですぐに僕らの荷物だとわかる大きなダンポールが出てきました。ダンボール2個とスーツケース1個。しかし、待てど暮らせど発泡スチロールが出てこない。。。
結局この発泡スチロールは行方不明で荷物のカウンターでレポートを提出しその場を後にします。

結局、この発泡スチロールは宿到着後、先ほどブタペストに到着したと連絡があったので明日取りに行ってきます。

空港到着後は予約しているレンタカー屋へ空港からシャトルで向かいます。
が、、、その前に空港のATMや両替所の換金レートをチェックします。DOME ZEROのメンバーに現地情報としてお知らせするためです。

で、、、実際に自分は空港のATMを使ったことがなかったのですが、驚くべきことが判明。結論から言うとブタペスト空港のATM、特に「Euronet」という会社のものは絶対に使っちゃダメです。

試しにVISAデビットの使えるPaypay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードを入れたところ、画面に追加の手数料が13.98%も乗っけられた金額が表示されました。
100,000フォリント = 41,190円
1円で買えるのが2.272フォリントなので、 両替所よりも悪いレートです。 これがEuronetのATMのレート、 空港両替所のレートです。

この後、移動したショッピングモールの銀行ATMで同じ100,000フォリントを引き出しましたが、100,000フォリント = 36,609円でした。
つまり、空港のATM「Euronet」は日本円で4,581円も余計に払う計算です。

銀行ATMで引き出す際はレートも表示されないし、レシートにもレートが表示されないので心配になりますが、引き出した後自分でカードの利用明細をオンラインでチェックしましょう。

そして、、、自分もオンラインで確認したのですが、
なんと!! 驚くべきことに!!! 恐ろしいことに、、、引き出ししてない「Euronet」のATMから引き落としされていることになっているのです。
しかも、画面に表示されている手数料13.98%は加えられず、何故か銀行と同じ36,609円が引き落とされています。
つまり、引き落としの最終確認をする前に、決済処理を通してしまっている模様。。。 そんなこと有り得る!?!?
かなり面倒なことになりましたが、クレーム対応するしかないですね。
まあしゃあない。。。

そんなわけで、日記から突然、海外旅のTIPSになちゃいましたが、
▶︎ 空港にある「Euronet」は使わない
▶︎ カードで引き落とししたらオンラインでちゃんと確認する
▶︎ 特に"大きな金額を換金する際は" 両替所でもカードでもレートを確認してから引き出しする
をみなさん留意してほしいなと思います。

最後に、、、今回に限らず、誰の助けになるかもしれないので、もう一つ今回の旅で発生したトラブルとその顛末について報告しておきます。
上の搭乗券、何か間違っています。分かりますか!?

実は、僕、自分の名前を間違えて「MASAAKI」ではなく「MSAAKI」として航空券を買ってしまっていたのです。あれだけ人には「間違えないようにダブルチェックしてね!!」と言っていたのに。。。

普通、パスポートの名前と一文字でも違うと飛行機に乗せてもらえません。
カウンターでそれが分かると「新たに買い直してもらうしかない。」と突っぱねられたり、変更手数料を請求されたりするパターンがあるそうです。

しかし、実際、僕自身、大昔に1度、同じミスをしたことがあり、その時は特別に対応してもらい、追加の費用なしで乗せてもらったことがありました。
しかも、今回これに気づいたのは、実際のフライトまで1ヶ月以上ある6月中旬だったので、メールで粘り強く交渉することにしました。

トルコ航空は一応電話の窓口もありますが、そもそも電話でこの手のトラブルは対処できないとのことで、英語の窓口に電話したのですが、結局窓口の人もマニュアル通りの返答しかしてくれません。
しかも「通常だったら買い直してもらうしかないが、特別に変更手数料だけで対応してあげる。」みたいな恩着せがましいことを言って諦めさせようとしてきます。

分かりますよ。この手のトラブルはかなりの頻度で起きているはずなので、イレギュラーな対応をしていたら切りがないので、マニュアル通りの対応しかできないのです。それが彼らの仕事であり、それしか権限を与えられていないのです。

そもそも、ターキッシュエアラインズでちゃんと「MASAAKI OBARI」で会員登録してチケット買っているのに、だったらサイト上で購入時にアラートが出るようにするとかそのぐらい出来るだろ!?と。。。
むしろ、サイトもクレームの窓口も全部AIの方がミスも効率もいいんじゃないか!?と、、、やりとりしていて怒りが込み上げてきます。(間違ったのは自分なので、あくまで怒りは抑えて謙虚に話しつつも。。。)

それに、僕はこれがもし、ビジネスクラスの客だったらどうでしょう?
彼らにとっての上客を怒らせてしまったら?? 同じ対応をするはずないんですよね。。。

「何のためのルール!?」

そして、こういうパターンでは、苗字の間違いよりも、名前の間違いの方が厳格性を求められていない。ということも情報として知っています。

なので、結局電話での交渉は早々に諦めて、メールで交渉することにしました。
「どんな理由があるとしても、ターキッシュの方で追加の費用を請求してくるなら2度とターキッシュは使わない。
手間を惜しんみ、ルールに固執して愚かな対応をすることで、一人の客を永遠に失おうしている自分達の愚かさを理解すべきだ。」
内容はこんな感じ。あんまりずるずる交渉しても仕方ないので、2回目のメールで最終判断を求めるメールを送ったところ、あっさり向こうが折れて、追加費用も無しで飛行機に乗れることを報告してきました。

チケットのデータ自体は変更できないで、名前は間違ったままで、特記事項として名前の間違いが確認済みであることをデータに追加し、空港のカウンターのスタッフが対応できるようにしておく。というのです。但し、搭乗時に同意書にサインをしてもらう必要かあると。。。

ということで、、、無事搭乗できて、今こうして早朝のブタペストで日記を書いてます。

そんなわけで、皆さんは絶対に航空券の名前は間違わないように!!
でも、もし間違えてしまったときは、諦めず、粘り強く、そして相手の裏事情にも想像を膨らませながら交渉してみてください。

そんなわけで、今日の日記はここまでです。
明日以降はもうちょっと写真も撮って、日記を更新していこうと思います。
引き続き"DOME ZERO"に注目してくださいね!! 頑張ります!!❤️

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