見出し画像

シーズンを振り返って(後半)

下半期の始まり

ここからは、夏以降の話。
上半期以上に濃厚だった日々。
振り返ると懐かしかったり、
胸が熱くなった日や、悔しかった日、
めっちゃ喜んだ日、
色々な日々に囲まれていたなと思う下半期。
振り返ります。


高知の地で

天皇杯。
完敗。

高知ユナイテッドに負けた。
サポーターの方とぶつかった日。

試合終了のホイッスルが鳴り響く
高知の地で、俺らが挨拶に行った時、
厳しい言葉を耳にした。
今思うと、平日に高知の地まで戦うために
来てくれた人たちの前であの試合をしたら、
その言葉は当たり前だったのかもしれない。

ただ、あの時はそれが受け入れられなかった。
ロッカーに引き上げた後、
どうしても話したいと思いスタンドへ行った。
俺の想いをそのままぶつけた。
平日に来てくれて、共に戦ってくれて、
なのに負けた。その事実がある中で、
俺らは俺らなりの全力を見せてる。
それを否定する言葉は必要なのかと話した。
泣いた。思いっきり泣きながら、ぶつけた。
情けなかった。
試合にも出ていない、勝利したわけでもない
そんな選手がサポーターに泣きながら、
負けた後に選手を罵倒すんなって
何を言ってるんだと今でも思う。
ただ、俺はこの行動に少しは意味があったのかも
と今は思ってしまったりもする。

兄貴の移籍

今年の夏の1番の衝撃。
キャンプからずっとお世話になってた
みずき君の移籍。
移籍のリリースが出るちょっと前の夜
電話で「移籍することになった」と言われた時
衝撃過ぎて、驚くことしかできなかった。

今でもたまに帰ってきた時にはご飯に行ったり、
遊んだりできてるからいいけど、
その時は、本当に寂しかった。

ファン感謝祭

横浜FC史上初めての開催となった
ファン感謝祭。
りょうや君をリーダーとしながら、
大卒3人がサブリーダーを務め、
横浜FCに関わるすべての人で作り上げた
ファン感謝祭。

成功だったよね?
俺は大成功だったと思う。
出し物もうまくいっていたと思うし、
みんなにも楽しんでもらえたかなと思う。

あの距離感でファミリーのみんなが
笑顔で過ごしてくれているのが見えて、
嬉しかった。
この笑顔をもっと沢山見るために
頑張らなきゃいけないなと思った。

サブリーダーをやってよかったなと思えた。

J1初ベンチ入り

vsFC東京
夢にまで見たJ1のメンバー入り
1-0 勝利

ウォーミングアップで緊張し過ぎて
けんご君がずっと俺を褒めてくれてた。笑
「お前が試合出るんだっけ?」って
いじられるくらいガチガチだったらしい。

相当ドキドキだった。
あの90分間、ずっと高揚してた。
チームが勝つことだけを考えて、
出来ることは全てやろうと思ってた。

やっと勝利試合のメンバーになれた。
勝たせる選手に少しだけ近づけた気がした。

決勝点のしおん君。

しおん君最高。

GKチーム

なんだかんだ振り返っていると
シーズンは終了目前。
これは全員でできる最後の練習の日。
実はこの前日まで怪我でリハビリにいたけど、
どうしてもみんなとプレーがしたくて
トレーナーにわがままを言って
足首をめっちゃケアしてもらって
どうにか復帰できるところまで仕上げてもらった

プロのトレーナーってすごいなと思った。
間に合わないと思ってた足首を間に合わせちゃうなんて凄過ぎて衝撃だった。
すごく支えられて、すごく助けられた。
今シーズン、常にトレーナーの皆さんには、
助けられたなと思う。

今年のGKチームは、
お互いがお互いを刺激し合えるいいチームだったと思う。
途中で市くんの移籍があったり、
アダウトさんが移籍してしまったり、
そんなこともあったけど、
みんなで常に切磋琢磨しあい、
楽しく、時に厳しく、トレーニングできたと思う。
このメンバーだったから今シーズンの俺は、
充実した日々を過ごせたと思う。

シーズンが終わる

シーズンが終わった。
このチームはここで終わり。
来年は全く同じメンバーとはいかない。
来年はJ1で戦うことは叶わない。
また新しいチームに変わってしまう。

ファミリーの皆さん、
今年のチームはどうだっただろうか。
結果が残らない最悪のチームだった?
J2行きにしたダメなチームだった?

僕は最高のチームだったと思う。
結果は残らなかったかもしれない。

ただ、最高のファミリーがいて、
最高の仲間と最後まで戦い抜いてこれた。
来年につながるシーズンだったと思う。

解団式の昼田さんの一言が胸に残っている。
「去年の冬、誰を補強して来シーズンを戦うかを考えていた時に今戻るとしたら、全く同じメンバーで戦うと思う。」
俺もそれが正解だと思う。
J1に残留できたら、それはベストだっただろうし
そうじゃなきゃいけなかった。
だけど、このメンバーで戦えたことは
誇れることであり、何も失敗だったとは思わない。

来シーズンに向けて

さて、ここからは来年に向けての抱負。

来年のチーム編成がどうなるかはわからない。
ただ今言えることは、
横浜FCというクラブに在籍できるのであれば、

1年でJ1に絶対に戻ること

これは在籍する選手に課せられた命題。
叶えたい目標とかじゃなくて、
絶対に実行しなくてはならないこと。
当たり前のようにしなくてはならないこと。
それがJ1に残留できるクラブになるために
必要なこと。

そして、それの矢面に立てる選手になることが
今の俺に必要なこと。
果てしない努力が求められることだけど、
今シーズンを通して、強く想った。

サポーターの皆さんへ

今シーズン、熱く共に戦っていただき
ありがとうございました。
どんな時も共に戦ってくれたことが、
すごく心強く、そして嬉しかったです。

まだまだ期待に応えることのできる選手には
程遠い俺ですが、このクラブがより良いクラブに
なるために、精一杯頑張ります。

来シーズンの舞台はJ2です。
圧倒しなくてはならない舞台です。
優勝してJ1に戻りましょう。

俺は、
今年1年間のnoteに説得力を持たせたい。
これだけのことを書いてきたから、
次は行動で、プレーで示さなくては意味がない。

試合に出ること。
活躍すること。
チームを勝たせること。

皆さんのために、
このクラブのために、
戦いたい。

来年も横浜FCの応援をお願いします。

横浜なら来年こそ笑おうぜ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?