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歴史があり今がある


1999年
横浜市ではフリューゲルスの名を引き継ぐ
新しい市民クラブがソシオ制度を用いて立ち上げられた。
日本初の市民クラブ。

ソシオ制度とは、
会員であるファンやサポーターがクラブを100%保有するという形態で、議決権を会員の1人1人が持っているという制度であり、市民によって成り立つクラブを作り上げることのできる制度である。

それが、横浜FCというクラブのはじまり。

俺は生まれてないし、
聞いた話でしかないからほとんど知らない話。
だけど、
ファミリーのみんなが絶対に知るべき話。
俺の知っている限りをnoteに書きます。

「横浜フリューゲルスを存続させる会」

僕は存在も知らなかった横浜FCを作り上げた
サポーターの皆さんの想いが詰まった
このクラブ。
世界的にも初めてと言われる市民が立ち上げる
プロのサッカーチーム。
そんなクラブに俺は今在籍している。

今年のキャンプで
ある映像を見ました。
それはこのクラブが発足した時の動画です。

そこで奥寺さんが言っていました。
「みんなが試合を見に来て本当に良かったな。
もし負けてしまったとしても力一杯戦っているチーム。そんなチーム作りをしていきたい。」

設立当初に掲げられたクラブ目標を今の僕らは、
叶えられているのだろうか。
ファミリーのみんなはどう思っているのだろうか。

横浜FCのスタートは
JFL。
開幕戦は、横浜国際総合競技場で行われた
1999.4.25. vsジャトコ
11,000人を動員した試合で
延長線まで突入して2-2だったらしい。
横浜FCの1stゴールは、CKから
遠藤雅大がヘディングでファーサイドへ決めた。

当時の代表であった辻野さんは、
「みんなの夢で大きくなるクラブなんです。
だから一緒に夢を見て欲しい。」
試合後にそんなコメントを残していました。
僕にとってその言葉はすごく刺さりました。
俺もそう思う。
ファミリーと共に夢を持ち、夢を追い、共に並んで二人三脚で大きくなるクラブだと思う。

その当時のメインスポンサーとも言える
ユニホームの胸ロゴ。
そこには「Socio Fuliesta」とあった。
サポーター自身という意味。
つまり、サポーターがいちばんのスポンサーであった。
サポーターなしでは成り立たない。
サポーターによるサポーターの為のクラブ。
そんなクラブ。

全ての歴史はわからないから、
調べたことだけ書いても伝わらないから、
これ以上のことは書かないけれど、
最後にもう少しだけ伝えたい。

横浜FCvsヴェルディ川崎との天皇杯での出来事。
サポーターの方が叫んだ言葉。
「選手もサポーターも俺らの方が上だった。」

どのクラブと試合をしても心からそんな事を言えるクラブにならなくてはならない。
俺は今そう思う。

2024年横浜FC
今J2リーグを戦っている。
1勝1敗2分 10位

スタートダッシュが上手くいっているとは思わない。そんなこと言えない。
栃木とのアウェイの試合、今シーズン初黒星
難しい試合だったと思うし、俺はDAZNで見ることしかできなかったから、中身がどうだったかとか簡単に何かを言うことはできないけれど、色々な想いを持った人がいると思う。
色々な事を感じたと思う。

ただ、まだリーグ戦は始まったばかり。
このクラブは、みんなの夢で大きくなるクラブ。
ただ昇格するだけじゃない。
ただ優勝するだけじゃない。
横浜FCというクラブが、最高のクラブと言われる価値を持つようなそんな1年にしたい。
価値を高める1年にしたい。

試合に出て、その想いを表現できるように
頑張りたいと心から思っています。

このクラブに関わる人たちの胸には
色々な想いがあると思います。
現状に対して、ネガティブな想いを持ってしまった人もいるかもしれない。
ただ、今はまだ表に出さずグッと堪えてほしい。
そして、俺らと共に夢を見て欲しい。

このクラブは、
横浜FCは、サポーターが作り上げたクラブ。
みんなの想いが支えてくれているクラブ。
ファミリーの想いが1つになった時、
俺らはとてつもなく大きな力を発揮できる。
まだまだ発展途上のクラブかもしれない。
そんな事を俺がいうのもおかしいとも思う。

だけど、
俺はこのクラブの選手として、
ファミリーと共に夢を追い、このクラブの夢を叶えたい。

今シーズンはまだまだ始まったばかり。
1年でJ1に帰る。
そのためにはファミリーの力が必要です。
横浜FCに期待をしてください。
夢を持ってください。
共にこのクラブで輝こう。

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