【声劇台本＃８】人探しの旅

登場人物（男３+α）
・ナレーター
・旅人A
・旅人B
・おじいさん

世界が闇に包まれたときどこからともなく光は現れるという
そういう彼らもその光に選ばれた使徒、彼らこそがこの世界の希望である
しかし、闇を倒すには選ばれた光の使途が放つ聖魔法しかないという
そうして彼らは伝説の聖魔法を操るという大賢者を探すべく旅を続けていた

A「偉大なる大賢者様とやらはここら辺にいるらしいが全く見当もつかねえな」

B「そうだね地図にもここら辺としか書いてないし・・・」

A「地道に聞き込みしていくしかねえか」

B「あ、ちょうどあそこにおじいさんが‼️すいませーん」

G「ん？なんじゃ」

B「おじいさんここの住人ですか？」

G「ああそうじゃよここらへんでミカン農家をしておる。」

B「へーすごいですね、じゃあここのミカン畑はおじいさんが育ててるんですね」

G「まあ全部じゃないがそうじゃな」

B「おいしそー」

G「そうじゃろそうじゃろ」

A「おい、大賢者様のこと聞けよ」

B「そうだった！あのー少しお聞きしたいことがあって」

G「どうした」

B「実はかくかくしかじかで」

G「ほうほう、、、ん？」

A「いやわかってないんかい、今のわかってる流れだろ、ていうか分かれよそういうお約束だろ!!」

G「すまんのお、もう年でなあ」

B「いえ大丈夫です。こちらも分かりにくかったと思うので」

G「それでなんじゃ、、、」

B「実は紆余曲折いろいろあって」

G「あーはいはい、そういうことか、ついてこい」

A「お、よかった通じた！ていうか紆余曲折いろいろってなんだよ、よくそれで通じたな」

G「ほれ、わしが育てたみかんじゃ、好きなだけ持っていけ」

A「いや、通じてなかったわ!!だめだわこの爺さん話の都合が全く分かってねえ。おい、もうちゃんと説明してやれ」

B「そうだね」

ピロリロリン

B「ということなんです」

G「なるほどな、だからみかんなら好きなだけ持ってって言いといっとるじゃろ、ところで今のピロリロリンとはなんじゃ」

A「いや、これでもダメかい‼️尺カットすること考えてたら余計に尺使っちまったよ。これなら最初から説明しとくべきだった！！！」

B「大賢者さんを探しているんです」

G「なるほどようやっとわかったわい、そ奴のとこに案内してやるついてこい」

B「・・・それでいいんかい、」

G「ほらついたぞ」

B「あの方が大賢者様なのですか」

G「いやミカン農家の熊五郎じゃ」

A「大賢者どこ行った！！だれだよ熊五郎って知らんわ！！ていうかミカン農家多いな！！」

G「おっほっほ、冗談はこれくらいにしておいて本題に入ろうかの」

A「冗談だったんかい、いったいどこからが冗談だったんだよ」

G「みかんからじゃ」

A「どこだよ、爺さんみかんの話しかしてないからどこからが冗談かわからんわ！！」

B「もしかしてミカン農家というのも冗談で！」

A「なるほど、実はこの爺さんこそが大賢者だったのか。俺たちを試しやがってこのー」

G「いや、わしはミカン農家じゃ」

A「そこは本当かよ！、はーふりだしじゃねえか」

G「まあ、大賢者もわしじゃがな」

A「やっぱりそうじゃねえか、なんとなくわかってたからすぐ突っ込めたわ、ていうかなんで大賢者がミカン農家やってんだよ！！・・・はあはあ、」

G「全くせわしいやつじゃな」

A「おまえのせいだよ、もうええわ」

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NoisyHouseのシロ熊と申します。YouTubeでグループとして活動しており、そこで声劇＋ラジオの投稿をしています。

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