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【輪行日記】半年まとめ

4月1日に記事を配信して以来、長いことnoteを放置していた。その間、ブロンプトンを輪行して訪れたのは…

■4月
4月3日〜5日 広島県尾道市
4月7日〜9日 東京
4月15日 神戸市
4月21日〜25日 青森県弘前市
4月27日〜29日 高松市
4月30日〜5月3日 高知市

■5月
5月7日〜9日 東京
5月9日〜11日 長野県松本市
5月11日〜13日 高松市
5月18日〜21日 金沢市
5月21日〜23日 長野市

以上、延べ11カ所と姫路駅前にある仕事場を合わせ、12カ所である。

うち、最も遠方は青森県弘前市。仕事の合間にブロンプトンを走らせた岩木山麓の景色(写真)は、この季節に限ると初めて訪れたということもあって、強く心に残った。

さて。

僕が2014年11月にマイカーを捨て、今年1月にはブロンプトンを導入して移動を公共交通一本に絞った理由は、以下で記した通り。

■時間泥棒との決別
クルマの運転には集中が必要なので、情報のインプットやアウトプットができず時間を浪費する。すなわちクルマは時間泥棒である。公共交通を利用すれば、乗車中の時間を少なくとも思索と休息には充てることができる。

以来、6カ月が経過したので所感をまとめてみたい。

1)本を読む時間が増えた
2014年8月〜10月に購入した書籍は、雑誌含め31冊。2014年11月〜2015年1月では、同じく68冊。2015年2月〜現在が51冊(いずれもソースはamazon購入履歴)。

出張が続き、新幹線に長時間乗ることが増えたということもあるが、それを差し引いても、読書の習慣を明らかに取り戻しつつある。

2)ドキドキ・イライラ感にさいなまれる機会が減った
クルマでの外出には渋滞が付きものなので、時間が気になる。時間が気になるから、早めに家を出て時間を逆にロスする。それでも約束に遅れはしまいかとドキドキする。想定の範囲内とはいえ渋滞にはまるとイライラする。

電車での移動は、そうした感情にさいなまれることがない。終電までに帰宅するようになったのも心の安定に寄与しているような。

3)忘れ物が減った
僕が「忘れ物大王」の名をほしいままにしていたのは、過去の話。電車での外出は、カバンが重くなると困るので中身をよく整理するようになったのが理由だと思う。

4)ガソリン代がいらない
これは当たり前。有料駐車場にかけていた費用もバカにならないし。

一方、いいことばかりではなかった。

5)「あの店」へ気軽に行けない
姫路のような地方都市は、駅の近くに「行きたい店」があるとは限らない。よく訪れていた「あの店」「この店」と、なんだか疎遠気味である。

6)「クルマが前提」で事が進みピンチに陥る
仕事にしろプライベートにしろ、その場にいる者全てがマイカーを所有していることが当然。それが姫路の論理である(否定はしない)。場所や時間の話題がクルマでの移動を前提に回り始めると、「◯◯駅から自転車で行けるかな…」「バスあったっけ?」などと、一人で悩んでしまうことがある。

7)体重が増えた
運動量は増えとるはずやのになんでや!

以上である。

本日は、神戸へ出たついでにブロンプトンの購入店へ寄って、車体や足回りの無料点検を受けてきた。「おおむね、どこも異常はなかったです」という結果。

6カ月間で1,000キロは乗っているはずなので、ママチャリしか所有したことがない僕にとってはうれしくも意外。ええ買い物なのかもしれない。

今後もせいぜい乗り回してやろうと思う。次回は、6月1日〜3日の高松市と同3日〜6日の松江市への輪行を予定している。

(2015年5月26日)

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