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【日々是光日】#1.量子もつれ

今年のノーベル物理学賞は量子もつれだだった。3名ともに光を用いた実験で量子もつれの存在、可能性を明白にしている。アインシュタインが「量子もつれなんんてあるわけがない」と論争していた時代からということになると、発祥から100年越しくらいの学問だ。もし、ジョン・ベルやレオナード・マンデルが生きていたら、誰がノーベル賞の3名に選ばれたのだろうと、ちょっと下世話なことを考えてしまう。
それにしても、日本でも実は数多くの本が出版されていて、ファンも少なからずいる量子もつれだけれども、物理屋以外ではその存在すら知らない人がほとんどだろう。もうこの現象は量子コンピュータや量子通信、そして量子計測などに使われているのだから、理論はともかく、小学校くらいでも自然現象の基礎として教えてもいいんじゃあないかなあと、個人的には思うのだ。


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