【悪巫山戯《ふざけ》企画】 春の連続不登校

 不登校かよ。
 世の学生は既に天下晴れての『春休み』じゃねーのか?


001. 「自己紹介」

 舞台たった若手漫才師と一緒で
とりあえず、顔と名前だけでも覚えて帰ってください
ってことが大事でしょう。

 新学期・新入学だと舞台みたいに誰かひとりを目掛けて仕掛ける、ってのが難しいんで、とりあえず明るい声ではきはきと喋ること、自分で自分の特徴だと思うことを手短に訴える、ってあたりが大事になるんでしょうなあ。
 新入社員とか職場の新入りだったら割と「場をもうけて」もらえたりするんで、「若手芸人気分で」挑むのも……ま、やりすぎて後々ヘンな目でみられない程度に、頑張りましょう。


002. 「新生活をたのしく」

 新生活に限らない。
 たのしみってのは自分で見つけようとしないと見つかりはしないもの、なのでしょう、たぶん。

 なので、できることはなんでもやってみるってことが大事でしょう。
 自分の知らない自分は死ぬまで何度も繰り返し見つかったりするものらしいですし。


003. 「私のコレクション」

 物は失われる。
 壊れたり燃えたり大水などで流されたり。

 しかし、思い出や記憶や知識は「わたくしさま」の独占物でございます。

 人間死ぬまで修行です、なんて言葉もある。体得したものってのも大事でしょう。林檎の上手な皮むきとか(いきなりネタが卑近になったゾ)。
 わたしの「自慢のコレクション」は、自分なりに美味しく淹れる珈琲ってことになるでしょうか。

 一般的な言い方の「コレクション」はたぶん「物集め」によっているかと思います。が、厳密に「物集め」だけが「コレクション」なのかどうか。世のコレクター様方には今一度、己の胸に問われてみてもよろしいのではないでしょうか。ま、それでも物(古銭とかフィギアとか録画コレクションとか)のが大事!ってなったらそれはそれで「ほんもの」なのかもしれませんね。


004. 「はじめての仕事」

 思い出話。
 なんだろう。社会人となってやったのは「汎用機・メインフレームのプログラム作成やシステム設計・開発」。COBOLという言語を事務所で自学自習して関与先企業で「給与計算システム」の拡張プログラムを書いてテスを実施してってことをリーダの指図でおこなった。
 その前のバイトとしては通信販売会社の「納品検品」や発注に従っての「商品揃え」て「出荷」業務だったかな。
 日常雑貨から衣類からいろんなものを扱ってる通信販売会社の倉庫だったんでこれはこれで結構面白かったように思います。

 たいした話は出てこんな。


005. 「今年やりたい10のこと」

 ネタに走るか そろそろ(おいおい)。

 ……だってー10個もないよー。
 1個だって、「今年の抱負」だって、書初めで書けないていたらくなのだぜ?

 ってことで頑張って10個、ネタを出そう(ネタじゃねーよ、「やりたいこと」だよ)。

 ひとつ、死なないこと。
 ふたつ、生きること、そして生き抜くこと(Fate/Zero丸パクリかよ)。
 みっつ、三日月ハゲがある……ここに記事を書き続けること。
 よっつ。読書をすること。
 いつつ。散歩すること。サイクリング。身体を動かすこと。
 むっつ。物事を考えること。
 ななつ。明るく陽気にいきましょう。
 やっつ。ヤバい目に遭わないように全力で回避すること。
 ここのつ。暇をみつけてデジタルカメラで撮影しまくること。
 とお。……ネタが尽きたぞ。どうしよう。うーん、うーん……と悩んでるフリをすること。ひとつくらい未達にしておくことこそ日本古来の職人伝統である……と言い包めるのだった。


006. 「受験体験記」

 それ、聞いちゃう?

 高校では事前の模擬試験で「偏差値余裕」の最寄り学校を受けて合格。3年間、自転車通学したよ。入った時は上から数えて、だったけど卒業する頃にはたぶん「ギリギリ」だったんじゃなかろうか。レポート提出とかダメダメだったし。

 大学受験は……どこにも引っ掛からなかったさ、ああそうさ。最終学歴は「高校卒業」さ。
 うちらの頃には「共通一次テスト」ってのがあって(と書くと歳がバレる)当時東京住まいだったわたしは、共通一次テストの受験会場として、赤門のある方の東京大学に割り当てられて軽くビビった。東大なー。中入ったのあんときが最初で最後な気がします。

 あーそっか。

 資格試験も「受験」といえば受験だった。
 情報処理とか受けたっけな。
 後楽園にある(いまもある?)中央大学理工学部校舎で1度受験したっけ。あんときの試験は受かったんだったけか。まだ「情報処理1種」って分類があった頃だった気がする。
 マイコン検定の4級、3級同時受験で同時合格。試験内容が「キーボードのこのキーは何ですか」みたいなのが出てくる程度のものだったんで合格は当然だよね。それこそ「指が覚えてる」んだし。

 そんなところかな。

 受験定番の、交通がアレしたとか、お弁当のお箸を忘れたとか、そういうのはなかったなあ。あったら話のネタになったのにね。残念。


007. 「就活体験記」

 正社員採用試験は「職業安定所(ハローワークの旧呼称)」からの斡旋で面談後に受けた。社会人デビューの頃は、だからろくに就労活動はしていない。履歴書を書いたくらいか。職業安定所、略称職安に登録に行くだけのつもりだったので私服で企業面談したのだった。……流石に申し訳なく思ったんで面接担当の方に事情を言って謝罪したさ。まさかとんとん拍子で企業紹介してもらうことになった上に即日面談とかって思ってなかった。

 辞めて休んで仕事を探して勤めて、数年で疲れ果ててまた長期休暇のために辞職して、を繰り返した。
 計画性がないなあ振り返ってみると。
 普通は「次を決めて」から辞職するものであるらしい。
 でも職種が職種だったんで、忙しすぎて鬱屈が溜まるんだよ。貯金ならたまった方が嬉しいが、精神疲弊はいかんともし難い。それを「ストレス」だと思ったことはない。鬱屈って言葉の方がしっくりくる。
 企業の求人を掲載する雑誌を利用したり、ハローワークを利用したり、就労支援のwebサイトを使ったりして新しい勤め先は見つけた。時には地域の折り込み求人チラシにも応募した。コンピューター関連以外にも風変わりなところに勤めたりもした。小さいところだと、社長自らが面談ということあり、社長の人柄と直接接する機会を得たことは、これはこれで興味深く貴重でありがたいことだったと思っています。

 とにかく「人と会う」ってことが就労活動の「たのしみ」のひとつって言えるでしょう。

 めっちゃ「ビジネスライク」な社長や面接官があるかと思えば、自分の自慢やマウントを取ることばかりを言う社長や面接官もあって、人間っていろいろ、いるんだなーって、ちょっと不快に感じつつ、思ったりしました。

 説教くれてやる立場でもないけれど、「お祈りメール」にいちいち腹立てる前に面接官・相手企業の立場とか気持ちとか、想像する余裕は持ってた方が人生、たのしいんじゃないかな、って気はします。


008. 「わたしの本棚」

 自慢できる本は……1年半くらいの分の『月刊ヒーローズ』?(おいおい)

 本棚ではなくボックスファイリングに詰めて部屋の隅に積んであるのが半分。気に入ってる文庫本とか新書とかコミックスとかも大体、ボックスファイングの中。
 単行本は棚にあるけど、奥と手前の二重になってるんであんまり閲覧性がよろしくない状態となっています。仕方ないので机の上に積んだり、机の脇に台所用の「棚」(コロコロ動かせる小さい棚)に本を並べてたりします。
 図書館から借りてきた本は机の上に平積みか下に散らかしてある……とっとと読んで返却してかたさなければ……。

 本を借りてくる図書館ってのも「わたしの本棚」の拡張仕様って感じですよね。いつでも手元にって訳にはいかないけど。

 いまのところ「床が抜ける」ってことがない程度の質量であるようです。よかったよかった。……ってかちょっと整理した方が良い気もします。


009. 「私の作品紹介」

 作品と呼べるのは、「写真」くらいでしょうか。
 まあ、「ひとに使ってもらえそう」なものは提供してるんでそっちをご覧あれ。

 「みんなのギャラリー」にも提供してる。たぶん。


010. 「はじめて買ったCD」

 親に買ってもらったのではなく自分のお小遣いで買ったのはCDではなくレコード。大きいLPレコード盤の『伝説巨神イデオン』のサウンドトラックだかBGM、伴奏集でしょう。後にCDとして再販もされてます(そっちも買って今も手元にあるなあ)。
 後に第2集も出たけどそっちのレコードは買ってない。CDになった方は買った。けど内容は「いまいち」。落穂拾いみたいな「あまりもの」の「寄せ集め」って感じです。

 マジメに最初のCDってなると、杏里さん(現在はanriさん、なのかな?)のアルバムのどれかでしょう。たぶん『サマーフェアーウェルズ』あたりか。LPでもCDでも買って持ってる気がします(押し入れの奥なので未確認。曲は「リッピング」してあるのでいつでも聴ける)。

 CDで「これは、良いものだ」(マ・クベさん風)って評価するのは(所ジョージさんのアルバムは別格扱いとして、惚れ込んでる久保多早紀さんとか杏里さんとかも別にして)、坂本真綾さんの『ルーシー Lucy』です。あれは「ばかに出来がいい」気がします……他のアルバムが「ヘボい!」ってだけなのかもしれませんが。


011. 「私のイチオシ」

 しまった!
 坂本さんのアルバムの話は、こっちに書くんだった!

 あ。そういえば、CDでもうひとつ、優れているのがあった。
 コッチは『カウボーイビバップ』の楽曲アルバム全部を別格扱いとして、ってことになるんだけど(推しが多すぎる)、旧作のテレビアニメーション『ブギーポップは笑わない ブギーポップファントム』の「イメージアルバム」の2枚組CDってのがありまして。
 作中のBGM、効果音を短いまま収録するのでなく、楽曲として成立する長さの「作品集」として収録された、インストゥルメントです……実はオープニング、エンディングの「歌」目当てで買ったんで、買って聞いた当初はガッカりしました。けど、これがなかなかよろしい。

 機会がありましたらご試聴ください。

『ブギーポップは笑わない〜ブギーポップファントム オリジナルサウンドトラック』

https://honto.jp/netstore/pd-cd_80478718.html

https://www.hmv.co.jp/artist_アニメ_000000000013179/item_「ブギーポップは笑わない〜Boogiepop-Phantom」オリジナル・サウンドトラック_478718

 ……いま、中古の販売価格って最低で1000円程度なのかー。そこから推測して買取価格は……涙。売らないけども、


012. 「最近の学び」

 図書館でこんな本を借りて読んでいる。

『奴隷会計 支配とマネジメント ACCOUNTING FOR SLAVERY Masters Management』
著:ケイトリン・ローゼンタール Caitlin Rosenthal
訳:川添節子
みすず書房
2022年 令和4年 原著2018年 平成30年
カバー画像;奴隷の一覧表 プレザントヒル・プランテーション 1850年本文より 表紙画像:difugi creative/Shutterestock.com

 USAというよりカリブ海を含む北米大陸におけるアフリカ奴隷を農事(プランテーション)や工業(人里離れた場所での工場設置)において「労働力」として帳簿上に記載、管理した資料に基づいて、あと補足として調査した内容を盛り込んでまとめて編まれた1冊です。
 筆者は大手コンサルタントに勤務した経験をもち、パーソナルコンピューターにおける表計算などと比較して、この帳簿として今に残された資料から当時において「最新のペーパー・テクノロジー」を知って愕然としたようです。
 雑な帳簿付けではなく、経営に活かそうとする熱意をも読み取ったようです。明示されているのではなく「取り上げ方」の中にそれが感じ取れます。

 学びかどうかは「後からわかる」ことであって、まず「気づく」ってことが、大事なんだろうな、って思います。

 んで、まあ、読んだわたしとしては、この一冊の読書が「学び」として実を結ぶのか、「知った」だけで終わるのかは今の時点ではなんとも言えません。
 つまるところ人の「経験、体験、知見獲得」は常に「断片」でしょう。体系だった「教育」を施せば人は「一定基準の何かになる」ってのは、ちょっとした「神話」というか「思い込み」ではないでしょうか。通り一辺倒の体系だった教育が、それこそその人の血肉になっていくにはどうしても時間はかかるものだと思います。
 ……軽く「最近の学び」って項目立てをした奴に対して、クレームをねじ込んでますよ、わたしは(おいおい。穏便に穏便に)。
 言葉はちゃんと「考えて」使いましょう、などといちいち説教くれてやるほどわたしはお人好しではない(でも、お節介焼きだよね? すんません)。

 言いたい一点は、「学べた」と慢心なさるのは避けられた方がよろしくてよ? ってことに尽きます。

 ま、習って、習ったことを「おさらい」して、さらに学ぶって気構えなら、わたしの杞憂でした、ごめんなさいってことです。


013. 「休日のすごし方」

 自堕落、バンザイ!

 あーうそうそ。

 とりあえず晴れそうなら、洗濯機にお洗濯してもらって干して乾かして取り込む、それが第1の使命。
 あと食料品とか生活物資とか、不足補充のための買い物・買い出し、それが第2の使命。

 あとはてきとー。

 気が向いたら掃除。
 もっぱら動画視聴に読書にグローバルインターネット上の記事閲覧に作文に思索に……外に出て運動しろよ、いや洗濯とか買い物とかで出てるから(言い訳)。

 そういえば図書館に行ったりもしてたっけか。本屋さんとかにも。


014. 「習慣にしていること」

 思索と作文。

 おー、終わった〜。

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