公衆電話負担、今月は4円

 そもそも電話なんてさ、「お金持ち」しかもってなかったじゃんか。


 もう公衆電話事業なんて「国営」に戻したらいいんじゃないの?

 複数の公衆電話事業者があるでなし。地域分割の寡占なら公共性と公平負担に鑑み、携帯電話利用者に負担させる道義的理屈づけすらもはや困難でしょう。……下手したら生まれてこの方、有線のNTT東西など使ったこたぁねえよ!って利用者もいるんじゃなかろうか(お勤め人のディスクワークで電話すらとったことがないって人がどれほどいるか、とか言われそうだけど、有線電話がなくとも成り立つ仕事の方が多いだろう)。


 国による防災対策の意味も含め、公衆電話事業は国家運営として吸収、運営費は国庫で賄うべきでしょう。

 4円を惜しんで言ってる? ええ、もちろん(苦笑)。
 というか、道義的にも経済合理でも、存続不可能でしょう?ユニバーサルサービスなんて制度。どうせNTT東西なんてグループとして有線電話事業そのものがすで過剰な負担(コスト負担)な上に利益は遠くDoCoMo様におよばない。新技術の新規事業に打ち込んでもらう方がよっぽど日本国の国益にかなうんだから、公衆電話だけ切り離して国が運営したらいい。公衆電話端末を置いて運営するんだから個人顧客、法人顧客への営業もないんだしさ。国が主体として運営し、実務をNTT東西に「丸投げする」でも別にいい。携帯電話(無線通信事業)に依存した財政ってそれこそ矢野事務次官理論でいえば「あいたワニの口がふさがらない」って話でしょ(もちろん、皮肉です。勘違いしないでよ! 笑)。

 おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?