HOP TRAVEL読みました

開始の10ページを読んでの率直な感想は
「このバーは酒の本質を教えてくれる、まさに酒の伝道師がいる店なのだ」
と思いました。

次に関東行ったら行くだろうなぁ


なぜこう思うかというと、福島のとあるビアバーで本当に人生の師匠だと感じるバーテンダーさんに出会っており、そこからはだいぶ離れてしまいましたが、それでも年に1回は行きたいというお店があります。

導入10ページ以内でそのマスターと同じことを書いてらっしゃる、素晴らしいお店だと消費者ながら思いました。

途中のやり取りについては、色々あるなぁと思いますが、マスターの勧めるお酒の順番は見事の一言に尽きる。
あのタイミングのスタウトはめちゃくちゃ美味しいだろうなぁ、雰囲気も歴史も。

76ページのは、バーと言うものの本質を語って下さっている
私はどちらかというと、広辞苑感覚でネットで調べて、ここが重要で調べた結果の審議を自分の中でしっかり精査してお店の人と向き合いたい。
もちろん、消費者であることの無知を自覚して目の前のお酒の伝道師にすぐに聞くことはある。
しかしながら、そんな質問すんなや、と思う方も当然居る訳で。
であれば、自分で調べることもちゃんとします、けれどもマスター、お酒の伝道師には絶対にかないません、ってアクションも必要な時があると考えてしまう。

誰だって、知ろうとしてくれる人に教えたいよね、って事かな。

お酒の神様、居るでしょうねぇ。
でも私は神様に好かれないだろうな。出会うことも恐らくないだろう。

理由は簡単。
創り手でも無ければ、伝道師でもない。
打算的に楽しみ、一瞬一瞬を捉える。刹那を呑む。

ただの消費者であり、好事家にしかなれないのだから。

自分を振り返れる良い読み物でした。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?