扁桃摘出手術 体験談 その1 手術に至るまで

はじめに

はじめまして、ま3と言います。
昨日、扁桃摘出手術を行いました。今のところ術後の症状も安定してます。入院中で時間もあり、記憶が鮮明なうちに私の体験談をまとめてみようと思います。

自身が手術受けると決心することに繋がった、先人の皆様の手術体験記への恩返しとして、私の書いた体験談がこれから手術を受けられる方、検討されている方に少しでもお役に立てれば幸いです。

手術を決めるまで経過

私が初めて扁桃炎になったのは25歳の時でした。かなり重めの症状が出て、喉の痛さでよだれが飲み込めない、熱が40℃を超える、といった状態。落ち着くまでの数日間、なんども「死んでしまう」と喘いでいました。自分の人生で最も辛かった病気は、この時の扁桃炎と言い切れます。

それ以降、扁桃炎との付き合いが始まりましたが、基本的には1、2年に1回ぐらい季節の変わり目にかかるくらいで、症状も初めてのときより重くなく、手術なんかは受ける必要ないと思っていました。
こうなるまでは。。。

2021年7月、コロナ禍、オリンピックと世の中騒がしい中、仕事都合で不規則勤務を行う羽目になり、扁桃炎を発症しました。
過去の経験上、病院に行って薬をもらい数日間休めば回復するものと思っていました。
今回は違いました
よく見ると膿がひどい。よく扁桃炎の例の写真で見る重症な扁桃炎にそっくりです。
実際、数日経っても治りません。病院にいって色々な抗生剤をもらったり、点滴を打ったりしましたが、回復している感じはしませんでした。
それでも1週間くらい経つと体が慣れたのか熱は下がり、膿も消え、喉の違和感(腫れてる感じ)は残っていましたが仕事には復帰できました。

しかしそれからです。
2021年8月、9月、11月と4ヶ月連続同様の扁桃炎が発症し
(結局12月、2022年1月と6ヶ月まで伸びました。)、発症したら毎回3、4日は寝たきりになっていました。

このため11月に感染した際、毎月以下3点の辛い思いをするか
 ○毎回の高熱、喉の痛みで体力的にも精神的にもつらいこと
 ○仕事上、急な休みをとるはめになり周囲への迷惑となること
 ○お酒で喉か荒れると扁桃炎になりやすい気がして、お酒を飲むことできないこと
少しリスク(コスト、トラブル起きる可能性)はあるが手術をして扁桃炎が起きないようにするかのを検討し、手術をすることに決めました。

この決定に深く関わったのが、先人の皆さんの手術体験記です。10数件ほど色々なブログを確認しました。どういった手術なのか知ることができたのはもちろんですが、なにより手術してよかったと書かれた記事がほとんどで、後悔されてる方を見つけることができず、手術の後押ししてもらいました。

病院を決めるまで

昔は違ったそうですが、現在の扁桃摘出手術は全身麻酔で実施し、1週間程度(個人差あり)入院することが一般的です。
このため手術は入院設備のある、ある程度大きい規模病院で行ってもらいます。

私の場合は、かかりつけの耳鼻咽喉科に手術の相談し、複数の候補から1つの病院に決め、紹介状を書いてもらいました。
私の病院選定基準は以下3点です。
 ○扁桃腺摘出手術自体は難易度が高い手術ではない。トラブルが起きるときは起きる。医者の上手い下手は基準に入れない
 ○1週間入院することになる。快適な入院生活にしたい。設備が整っている可能性の高い、新しい病院とする
 ○退院後、出血が出た際は急ぎ病院に飛び込むことになる。できるだけ自宅から近い病院とする

入院日確定まで

12月中頃、紹介状をもち病院に向かいました。
紹介状を渡し、私自身も手術を行いたい旨を伝えると、手術の日程調整に進んていただきました。実施可能なもっとも近い日程が1/5だったのでこの日に予約し、入院はその前日の1/4からとなりました。
注意点としては直前に扁桃炎になると感染リスクがあるため、手術できなくなることを伝えられました。
その後は、心電図検査、採血検査など、全身麻酔を用いた手術が可能か確認し、再度医師と面談、看護師からの入院説明などを行ってもらい、1日で入院前の準備を終わらせてもらいまいました。
次の登院が入院初日となります。

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