221014

好きなことだけして生きる

やりたくないことはやらない

このようなフレーズ
最近はもう当たり前のように
どこにでも目にするようになった

本屋を歩いて眺めているだけでも
そのようなことを匂わすタイトルで溢れている

なんだろう
気持ちが悪い

その違和感はきっと
過程で色々ありましたが
今はやりたいことだけやって生きています
という著者の結果論だけが
吐出して見えてるからだからだろうか

私は育った過程による癖で
どうして他人の機嫌を伺うことをしてしまう
大人になってもボヤッとしていると顔色を伺ってしまう

その為この歳になっても
自分のやりたい事というのが残念ながらハッキリとしていない
ような気がしている

自分でも本当に嫌気が差すのだけど

相手が喜びそう
それを想定している自分が常にいる

だから
職場でも細かな配慮をしちゃって
ちょっと疲れる
悔しい

そんな人が自分のやりたくないことの目など
射止めることなどできるわけがなくて

だからこそ
やりたいこととかやりたくないこととか知らんけど
興味有る事に
純粋無垢に我武者羅に無我夢中にやろう
そう思っている

飽きるまでやれば
自分だけのオリジナルの形が見えるはず
死ぬまでにそれがハッキリ見えたら嬉しい

興味が有るというのは
とても貴重な心持ち

好きが無関心になることなんてザラにある
その原因がほんの少しのすれ違いであったとしても


目に見えない 気持ち だから
自分でもどうにか出来ることでもない
今までが好きだったから好きなのだ
と思い込むことは簡単だ

関心が無くなったら
おしまいなんだよ


相手あれば相手の気持ち
そして此処に有る私の気持ち

いずれ変わってしまうことを知っているから
その間だけは私は目一杯丁寧にと思っている


儚い


現在の興味関心は私の宝物

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