太平記 第九巻 久我縄手合戦の事 2

太平記 第九巻 久我縄手合戦の事 2

吉成学人(よしなりがくじん)
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六波羅探題は京都での合戦にたびたび勝利していたので、西から来る倒幕勢力は大したことはないとみくびります。
やがて、関東から名越高家と足利高氏の援軍が来たのですっかり安堵します。
京都に到着した高氏は使者を極秘に後醍醐天皇に派遣し、味方になることを伝え、天皇の勅命をしるした文書・綸旨をもらいます。
幕府側は高氏が裏切っていることは知らず、一緒に作戦会議に参加させてしまいます。
倒幕勢力が陣を張っている八幡と山崎に進撃することになり、敵の背後を攻撃する「搦手の大将」に高氏を任命してしまいます。

最近、熱いですね。