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ガーベラに思うこと(2011年10月9日)

モヤモヤ

何の花が好き?

聞かれたら即答するのがガーベラとデイジー

野花の中では断然たんぽぽ。

切り花のガーベラは、実は水をつけすぎてはいけない

茎のほんの少しのところが水につかっていればそれで美しい花を保つのである

逆に水にたっぷりつけすぎたら、とたんに茎が腐ってきてしまう

そんなドライな所も好き。

あんまりかまわないでよね。私は自分でできるんだから。

そんなこともいっているようでもある。

でも毎日水を換えないと、また茎が腐ってしまう

常に新鮮に保たねばならぬのである

デイジーもたんぽぽも実に愛らしいのにたくましい

そんなところが大好き。



最近少し思うことがある。

サービスも商品もなにかとデコラティブにもり過ぎなんじゃないかって

そしてそんな時に限って、最低限の必要なものを忘れて

装飾ばかりにこだわっていることがある

不親切な設計になっていたり、

何をしてくれるものなのかわからないものになっていたり

熱い思いを伝えるのはコンセプトの肝の部分だ

そこに熱さがなければどんなに装飾しても魅力は半減してしまう

水に溺れたガーベラのように。



大事なものはなんだろう?

必要なものはなんだろう?

そんなシンプルな問いかけを忘れてしまってはいないか?

自分にも問いかけ続けよう

大事なものは何か、そして、その大事は誰にとって大事なのか

自分都合だけを押し付けていないか?

仕方ないっていう言葉ですべて妥協していないか?

お金がないっていう理由が逃げになっていないか?

その決定に自分の心は震えているか?

またしっかり問いかけよう。



人生の終わりに、まぁよくがんばったよね。

そう自分で思えるように。

後輩たちの未来をしっかり残せるように。

先輩からもらったバトンを途中で落としてしまうことがないように。

しっかり考えよう。それは今しかできない。

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