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終わりゆく2013年にありがとう(2013年12月25日)

憂鬱な気分

2013年、私にとってこの一年は貴重な時間でした。
会社を休むことで、いろんな人達に迷惑をかけているけれど、
自分にとっては「ありがとう」の年だったな。

リワークに通い始めて、自分の状況を正しく理解できたと思えます。
今まで分からなかったものが、す〜っと分かっていくような感覚。
「認知の歪み」「再認知」「自分への健全な評価」「完全主義からの脱却」
「他者との関わり」「客観的思考」・・・

色々と勉強する中で、自分が陥っていた状況が徐々に分かってきました。
課題として出されていた職歴のレポートも、自分の振り返りの1つでした。
防衛本能で忘れていた事柄や気持ちも徐々に思い出しながら書いていく
うちに17ページにもなってしまいました。
恐縮し、汗をかきながらカウンセラーさんに提出したところ、
「自分の振り返り、辛かったけどよく出来たようですね。
 これはもう一度しっかり読ませてもらいますね。」
と言われたとき、とても穏やかな気持ちになりました。

「いろいろと知識を得る中で、自分を変えようとしようと思います。
 ただ、自分を変えるのは本当に難しいことで、年単位が必要です。
 リワーク期間中に完璧に変えることなんて無理なんです。
 だから、変えるのではなくて自分の幅を広げるとイメージしましょう。
 来年からは、今持っている気づきを形にしていきましょう。」

このカウンセラーさんの言葉は、とても心に穏やかに染み渡り、
ともすると、変わることへの義務感に変わってしまう自分、
変わらなければならないと認識してしまう自分に気づけました。
ふと気を抜くと、自分の考え方の癖にはまってしまうので、
注意注意です(笑)

そんなときカウンセラーさんがこんなことを言いました。

「認知行動療法の認知の歪みっていう言葉、私嫌いなんですよ。
 歪んでるわけではないと思うんですよね。」

と言われたとき、自分で理解したイメージを伝えてみた。

「自分がイメージしたのは、ごちゃごちゃになった配線です。
 適切な場所にさしてあるものや、間違っている場所にさしてあるもの、
 さらにケーブルがぐちゃぐちゃに絡まっている。
 こんな状態が認知の歪みで、もう一度1本1本さし直して綺麗にする。
 これが再認知だと理解しました。」

そのイメージはカウンセラーさんに気に入っていただけたようで、
それいいですね、今度使わせてもらいますと笑ってくれました。
本当にチャーミングな人です(笑)

そんな訳で、来年からの私の課題は3つに決まりました。
「生活リズムを勤務中のものに合わせて整える」
「自分に向き合う認知の訓練をする」
「アサーションを学び、他者との交渉をスムーズにする」

3つの課題を進めるために、行動計画表を作成するのが
年明けまでの宿題です。

1つの山を越えて、少しほっとしている年末です。
ぼちぼち前に進んでいます。

相変わらずではありますが、じんわりと元気です(笑)

この写真は、宮崎の天安河原です。
天照大神が姿を隠したときに、神々が宴会をやった場所で、
石を積み上げて倒れないと願いが叶うといわれています。
2年前に訪れたときに撮った写真です。
心の中で小さな石を積み上げたいと思います。
来年もいい年になりますように(祈)


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