身を護るということ

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先日電車に乗った時のこと。
最近の電車って扉の上などにニュースやCMを流していたり、停車駅の情報などを表示していますね。
それを何の氣なしに見ていたのですが、ふと氣になる表示を見たのです。
『この車両にはSOSボタンが云々…』
しかし車両のどこにあるかまで表示されていません。なので車両内をうろうろして探してみました。他のお客さんの奇異な視線を受けながら。
すると車両の端、優先席の上にあったのです(写真)。
これでは、もし車両の中央付近で何かあった時は車両端まで移動してSOSボタンを押すか、ボタン近くの人に押すよう依頼しなければなりません。混んでいる時には伝言ゲームのようになってしまいそうで、あまり実用的ではありません。尤もこの車両が作られた時には、それほど使用されると想定されていなかったのかもしれませんが。
残念ながら電車は安全な乗り物とは言えません。利用時には自身や連れの身を護ることに留意する必要があります。周囲に怪しい人はいるか。万一の際のSOSボタンや消火器の位置は、カバン等は防具になるか、等。
それも一つの護身術と思います。

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