受け取りかたっすね


 大教会の月次祭を参拝させていただいたことを
黒丸(Xと呼んで欲しいらしいですね)に呟いたときに、撮った神殿の画像を見て思い出したこと。

 うちの大教会の神殿って微ハイテク装備満載な感じなんです。
 エアコン、プロジェクター用スクリーン、リモコンカメラetc…おつとめはもちろん各種イベントの度に成長を続け、快適に集える場所となっています。

 で、中でもエアコンの設置に必要不可欠な断熱サッシが導入された日のことを出力いたします。
 
 私はその頃、多分10年位前だと思うんですが、学生担当の何かをしていました。
 で、年イチ位、大教会内を若者がうろちょろする日を作ろうと思って、学生おとまり会なるものを発案したんですね。
 別にこ難しい内容ではなくて、何かをやってBBQをやって翌日は、月次祭のひのきしんをやって解散。月次祭参拝は個人の都合による、ってな企画。
 月次祭を軸に、若者に集まってもらい、伏せ込みと親睦を深めてもらおうって趣旨のゆる~い感じです。
 で、毎回、【何か】にすごく悩むのですが、その時は、大教会の大きなイベント直前だったので『神殿の窓を徹底的に掃除しよう!』という企画。まぁ、普段あまり手の回らないところを丁寧に…つー安直な感じで…

 とはいえ、若者が二十と余人も集まって一つのことに向かえば盛上る盛上る!すべての建具を取り外し徹底的にみがくという、単純にして楽しい数時間が過ぎ、神殿の窓はピカピカになった(と思いたい)訳です。悲しいかな、戦後すぐの普請なので少し離れて見るとその効果が判別しずら…
 まあ、脳内補正を加えると、神殿の窓は若者達の手によってピカピカになりました。

 その晩、若者たちは自分達の成果に全く触れることなく、肉が旨えの柔けえのと、至福の時を過ごし担当の我々も、更にその後、満悦なミーティングを重ねた訳なんですが、話はもう少し続きます。

 さて【翌月】、例の大きなイベント直前、大教会へ行ってみると、若者がピカピカに磨いた建具が真新しいサッシ(しかも高級っぽい)に替わっていました。正直なところ魔法か、もしかしたら、木は磨くとアルミになるのかと…とは、思いませんでしたが、何しろ新しくなっていました。
 顛末を聞くと、まさに天からのお与えがあったとのことです。こう書くと、どなたかからの寄付やお供えがあったものと思ってしまいますが、そうではありませんでした。(ちなみにそれはその前年に…)

 実は、そうなるんじゃないかと【かすかに】思わなくもない出来事が、その前年にありました。
 その前年の学生お泊まり会、やっぱり【何か】の企画に悩んだ我々担当は、『客間の窓を徹底的に掃除しよう!ひのきしん』を決行しました(発想力のなさ…)
 その時こそ、その姿を見たとある方が、若者の楽しそうな振る舞いに心をうたれ、客間の窓を新しくしようと思ったそうな。で、やっぱり翌月位に窓が新しくなるという。そんなことが、あったんです。

 まさか、2年連続で若者が楽しい時間を過ごすとサッシが新しくなるなるという、不思議な出来事に遭遇し、楽しむって大事なんだなぁと思う訳なんです。
 あれから、少し時間が流れて、楽しめないご用も増えてきましたが、大教会の神殿を横からみるとたまに思い出します。

 再現性なんて全くないし、これぞ御守護なーんて絶対言いませんが、お道を楽しんでいると、たまーにこういうことを見せていただきます。
 ちなみに、その翌年は大教会のマイクロバスを徹底的に掃除したのですが…

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