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いつか来る「死」を思い「今」を生きていますか?

最初の記事が「死について」になってしまいました(⌒-⌒; )

私は、女性を対象に「哲学・美学」を基礎としてご相談をお受けしたり、関連する講座を主催しております。

私がお伝えする「哲学・美学」はそれをそのままお伝えするだけではなく、その知識をどのように生活や仕事に落とし込んでいくか。

の方を重視してお伝えしています。

普段は「アメブロ」でブログを書いていますが、「哲学・美学」についてのお話は、こちらでも書いていこうと思いました。

また自己紹介など改めて記事にしますね(^^)

不安の正体


不安になったり心配するのはなぜでしょう?
恐怖には対象がありますが、不安には対象が無いから。と、言われています。

先のことは分からないから、不安になるんですよね。

そんなの考えたって仕方ない。と、割り切れれば良いのですが、性格によっては、不安が離れない。という人もいます。

必ず訪れるのに目を逸らす

「死」は人間のみならず、生を受けている生き物全てにいつか必ず訪れるものです。

しかし、普段から「死」を意識して生きているでしょうか?

朝起きてから夜寝るまで毎日意識している!
という人は少数ではないでしょうか?

それどころか、ほぼそんなこと考えない。
という人の方が多いのではないでしょうか?

必ず自分の身に降りかかることなのになぜ目を逸らすのでしょうか?

それは、この世にいる人間の誰も、死後のことが分からないからなのです。

時々臨死体験をした。という方もおられますが、それが本当のことなのかは誰にもわかりません。

また、お坊さんは死後の世界のことを話してくださいますが、誰も一度死んでから戻ってきた人はいないので、本当のところは誰にも分からないのです。

分からないから怖いし考えたくないんですよね。

でも全ての人にいつの日か訪れることなのです。

ただ流されるだけで良い?

「死」なんて日常的に考えていたら生活できません。
でも、目の前のことにだけ気持ちを奪われていると、周囲の色んなことに振り回され続けてしまい、みんなと同じが安心。と、なりがちです。

それはそれで悪いわけではないのですが、ある日ふと、私の人生これで良いのかな?と、思う人も現れます。

目の前のことにだけ心奪われて、自分はどんな風に生きたいのか?ということなしに、流されるだけの毎日に虚しく感じたり、疑問に思ったりする時って無いでしょうか?

これが私の生き方だ!と思えるには

忙しい毎日をただ流されるだけ生きるのも悪くはないのですが、今の日本は簡単に死ねないと言われています。

つまり、子どもが仕上がって孫も大きくなっても、まだ人生は続くのです。

その時何が残っているのか?
そんなのその時考えても良いのですが、そうなる前から自分はこんな生き方がしたい。というのがあれば虚しい生き方はしなくて済むのです。

それにはいつか訪れる自分の「死」を時々で良いので意識することです。

今、自分や自分の大切な人が生きている。というのはとてつもなく幸せなことです。

いつかはやってくるその日まで、もうそれなりの歳になったら残り時間は減ってきます。

仕事や子育てで必死に生きていたとしても、それが終わる日はいつか来るのです。

それから自分の死までどんな生き方をしたいのか。それには今何をすれば良いのか。

少しでも考えている人と、何も考えていない人では、人生の質に差が出てきます。

決めたら景色が見えてくる

ただ流されて生きている時は見えなかった周りの景色が「死」を意識すると変わってきます。

もちろん毎日意識する必要はありません。

時々、ふと、今自分が生きて歩いていること、食事していること、大切な人と過ごしていることを意識するのです。

そして、いつかやってくるその日を後悔無く迎えるために、明日は何をやろう。どんな風に生きよう。

時々そう考えるだけで今まで気づかなかった景色が見えてくるのです。

自分の人生の景色は流されて生きていたらただ流れて行くだけです。

本当は周りに素晴らしい可能性がある。

終わりを意識するだけで毎日が変わってきますよ(^^)



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