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物販で何を売ったらいいのか悩みは尽きない件。

最近、転売事業的なものをやっているけれど、次のステップとして何か物販でモノを売る仕事が出来ないか、と日々考えています。

そのメモみたいなのを公開してみます。

今のご時世は物販が全盛期な状態である

ここはみんな否定できないと思うんですけれど、今はまさにECによる物販が全盛期な状態だと思うんですよね。

最近ではもうECで買えないものは無いくらいになってきていて、特別なものだけじゃなく、日用品や服、酒類なんかも何でも買える状態になってきてます。

企業のEC担当は、自社モールとかでモノを売るより、大手ECサイトで売った方がよほど売れるのに気が付いてますし、SEOもかなり強くて、商品型番なんかで検索すると、出てくるのはAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどでもう大抵のページが埋まっています。

検索すればそこからすぐ購入出来てしまい、しかも自分の家まで持ってきてくれて、値段競争の結果、世の中で一番安いというのも珍しくない状況ですんで、これはもう買う事がもうほんとに空気を吸うくらいに簡単になってきてます。

amazonなんかはボタン1個押すだけで配達してくれるような究極の購入ボタンとかも売ってますしね。

昭和の時代から見ると、いつでもどこでも必要なものがボタン1個で気軽に買える世の中ってのは、まさに未来の21世紀を体現しているもんだと思います。

いつでもどこでも買えるから買うのか?

現代はモノ余りの時代とも言われてます。というより極限までモノが買いやすくなった結果、値段競争も相まって、誰でも安く、モノを手に入れる事が出来るようになりました。

ですが、だからと言って、必要でないものを率先して買うか、いつでも買えるからといって、余分なものを買うか、というとそういう訳ではない。

今の日本は特にデフレが何十年も続いていることもあって、まあ、みんなして金がない。だから金銭感覚には非常にシビアになってます。

そんな中で、ECでモノを買うのはとても大変だし、売る方も物凄く大変な状況になっている。

一昔前であれば粗利40%超えとかゴロゴロしてたのに、粗利が下手すれば0になるような状態でモノを売らないといけなくなってきている。こんな状況でモノを売るのはとても大変です。

売る側はいつもどうすればより売れるのか、ってのを脳に汗をかきながら考えているんですね。

供給には値段を安くする限度がある

我々自身もいち購入者として考えてみると、基本的にどこでも売っているようなもんは、品質に大して違いが無ければ、なるべく安く便利な所でモノを買います。

それは購入するときに、感動や所有欲なんかを求める事はない品物だからです。

むしろ購入する動機が無いのに、生活必需品だから購入するという買い方なので、なるべく安く済まそうとするんですよね。

例えば、トイレットペーパーなんかだと分かりやすいでしょうか。トイレットペーパーを買うのに購入して嬉しい!とかこのトイレットペーパーを買うと人生が豊かになる!とか無いじゃないですか。

だから、なるべく最低限、紙質がそこそこで2枚重ねで安いのを買う、とかになります。

そして、そういう生活必需品を売ってる業者は星の数ほどいます。それは必ず買う必要があるものだから、売れるのが分かっているので、後から後から後発業者が参入してきて、供給があふれちゃうんですね。

需要が1なのに5や10の供給が出てきます。

んで、勿論そんだけ売ってる業者が居ても、売れるのは1しかないから、自然と価格勝負になる。

でも価格勝負もどこかでリミットが出てくるので、どこも似たような値段になりがちです。トイレットペーパーでいえば12ロールで200~300円くらいでしょうか。そこが限度なんですね。

購入者は何を買いたいと思うのか

購入者はモノを買いたくないんでしょうか。いえ、そんな事は無いんですよね。自分が欲しくなるものは、やはり買いたいと思うし、買っています。

我々、物販を業務としている人たちがやらなくてはならないことは、いかに購入者が欲しいと思うものを用意するのか、無欲で購入したい欲ゼロな人にいかに購入する楽しみを感じて貰うか、っていうとこだと思うんですよね。

それは、その購入した人の人生に豊かさを与える事になるし、社会貢献だと思うんです。

でも、それを大規模ECサイトで出来るか、っていると絶対にできない。

それは何故かというと大規模ECサイトでは非常にたくさんの商品を扱わなければならないし、出店してくれる業者によってひいきも出来ないからです。

多分、この先、大規模ECサイトが目指す所はどこまで行っても今と同じで、なるべく便利に、簡単にモノが買えるようなプラットフォームを作っていくので、一つ一つの商品に感動や満足度を追加する方向には、どうやっても舵は切れません。

なので、物販事業をこれからやっていくような人たちは、どうやればそういったものを付加出来るのか、ってのを考える必要があるのかなと。

それはその商品のLPでも、専門サイトでも、口コミ集めたHPでも、インフルエンサーになって紹介するのでも、何でも良いと思うんです。

また、そういう切り口でいかないと物販で成功はしていかないのでは、と考えます。

まだまだ売上も大してないので偉そうなことは全く言えないのですが、最近考えているのはこんな事なのでした。

参考まで。

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