27歳、東京で出張マッサージの会社を立ち上げようと思った理由。

皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして。
Twitterではかなり気軽に呟いてるのですが、140文字では私の想いは全く伝えられない事に気付き、noteも書いてみる事にしました🙌

まずは私の自己紹介をそんなに興味無いと思うので本当にサラッと。

都内在住27歳♀
セラピスト歴6年ちょっと


以前働いていたお店の話も出てくる為、そちらに迷惑がいかないように名前は「まるを」と名乗っています。

よく聞かれる事を先に書いておきます。

⭐「出張マッサージってそもそも何ですか？」

→一般的には「出張マッサージ」として認知されている為こちらでは出張マッサージと表記していますが、厳密に言うと「出張リラクゼーション」です。

よく可愛いお姉さんがちょっといやらしいマッサージをしてくれるメンズエステや風俗行為のある風俗店と混同されやすい業態ですが、全くの別物です。

※当店は風俗店ではありません(建前)ではなく、

本当にそのようなサービスはありません⚠️

男性女性、ご夫婦向けの健全なただのリラクゼーションです。営業時間が需要の高い深夜帯である事、箱型の店舗ではなくご自宅やビジネスホテルへの出張スタイルである事から勘違いされる方が多いみたいです。セラピストの服装も普通に黒T＆黒ズボンです。

1度利用されたら「なんだ、本当に普通のちゃんとしたマッサージだね」と皆さん安心されます。

ただまだまだ一般認知度が低く、どこか怪しいと思われる事が多い業界です。私自身、初めて出張マッサージを始めてみようと思った時は

「本当に健全なの？鼠径部しろとか言われない？」
「知らない人の部屋に行くのが怖い」
「襲われたり殺されたりしない...？」


面接に行くまで「実は風俗店だったらどうしよう」と、いっちょ前に女の子らしく震えていました。笑

というのが、女性の私から見てもわかりにくいんです...HPが...😭😭😭

胸元とか脚をがっつりアピールしてるお店は「あ、これは違うやつだ」ってわかるけど、メンズエステ(健全店)というものもあり、「普通の揉みほぐしのお店」がわかりにくすぎる。。。

セラピストの写真も似顔絵だったり、妙に顔が隠されてる写真が多いのも原因ですね...

これは女性のお客様からもよく言われます。
「肩をちゃんと揉んでくれるお店探すの大変だった〜」と。

友人や家族に出張マッサージの仕事を始めた事を報告すると必ず言われます、

「え、それって大丈夫なの？？😱」

男性の知人に報告すると必ず言われます、

「え、それってどういうマッサージ？？😍」

出張マッサージのイメージ悪すぎ問題😇

きっと私が出張マッサージデビューした時期も悪かったんです、かの有名な新○浩文事件の頃だったので...(自分でもよくその時期に始めたな、と思います)

でも現実問題怪しいと思われても仕方ないんです、実際様々なお店があります。中には...

・登記されている住所も適当(バーチャルオフィス)なお店もある

・代表者の名前書かないお店多すぎ問題

・HPが景品表示法・薬事法・あはき法ガバガバの誇大広告祭り

・厳しい試験を通過したセラピストだけ在籍(ほぼ受かる)

・全セラピスト研修実施(ちゃんとやってるお店もあるけど、かなり少ない)

・当店はメンズエステではありませんと言いながら...(普通にメンズエステや風俗と掛け持ちしてるセラピストも雇うお店もある)

・セラピストの嫌がる事をしたら出禁にしますと言いながら...(NG対応はするけど、出禁にはしないで新人を入れてみる)

⚠️↑ちゃんと出禁にしているお店もたくさんあります。

これは、運営側にも責任があると思いませんか...？？


怪しいと言われたくないなら、まずは会社側がクリーンな経営をするべきです。

もちろんちゃんとしている会社もあるので誤解のないようにお願い致します⚠️

でもそれは初めて出張マッサージを呼びたいお客様や、出張マッサージを始めてみようとするセラピストさんに伝わってますか...？？

適当な経営をしていても広告費をたくさん払ってSEO対策もしっかりやれば、Google検索上位に表示されます。そうなれば余計に外側から見たら「ちゃんとした会社なのか」なんてわかりません。


ちゃんとしている会社と業界のイメージを悪くしている会社、一緒に上位に普通に並んでる事に違和感ないですか...??

適当な経営をしているお店は客層が崩れます。
セラピストのメンタルも削られます。
お店の対応に愛想を尽かして辞めていきます。


私もその1人でした。


でも私は出張マッサージというお仕事が好きです。昼間の店舗で働いていた時より遥かに自由で、お給料も一般より貰える、普通ならお話できないような方達と出会い、プライベート空間だからこそ深い話もできる。


でもどこか、

将来への不安

が私を襲っていました。

出張マッサージは一般職より稼げます。(セラピストの給料問題については別記事で詳しく書きます)

でもその日暮らしに変わりはありません。

ここから先は同業セラピストさんに不快な思いをさせてしまう可能性があります。気分を暗くしたくない方はここで読むのを辞めて、可愛い動物の動画でも見て癒される事をオススメします⚠️

現状、出張マッサージの求人は20歳〜40歳までというお店が多いですね。(お店によっては35歳まで)

昼間の店舗だと50代のセラピストもたくさん居ますが、個人で出張マッサージを行っている場合を除きほぼ40歳あたりがラインになってくるのかと思います。

何のラインか？1度立ち止まってこれからどうやって人生立ち回っていくのか、考えるラインです。27歳が何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、私は40歳になった時の自分に自問自答してみました。

その結果、「お先真っ暗でどうしよう...」となりました。

もちろん「逆に長年の夜型生活が嫌」だったり、

「結婚するまで」
「開業するまで」
「学校卒業するまで」

のセラピストさんは全然良いと思います。
でも私の場合は養われる予定もなく、開業予定もなく、地方に住む両親を養わないといけなかったので

「税金とか別で40万円は切れないな...」

という結論になりました。

ちなみに都内に住む女性の何割が手取り40万円稼げているでしょう？？

答えは1.5%です。

では昼間の店舗のセラピストの給料はどうでしょう。私が昼間の店舗で業務委託契約で働いていた頃、毎日朝から晩まで腰が壊れるまで働いて30万円ほどでした。ここから自分で確定申告です。ありがたい事に指名のお客様のお陰で周りよりは稼げていた為、平均はもっと下がるかと思います。

正社員契約だった時は手取り22万程でした。更に低いお店もたくさんあるでしょう。

私の出張マッサージ勤務時の給料は20時〜2時受付終了で平均日当2万5千円〜でした。もう一本入ることもできる時間で受付を切っていた為、本来ならあと1万円近くは日当が上がりますね。

こうやって見ると出張マッサージは圧倒的に稼げます。1日2、3人しか施術しないので身体的ダメージも少ないです。

でも私が40歳になった時、この日当をキープ出来てる自信は正直ありません。「若い女性」というのはリラクゼーション業界において客観的に見ると圧倒的に有利だから、です。

この事に関しても思うことがあるので、別記事で詳しく書きます。

1度出張マッサージを経験してしまうと、昼間の店舗勤務には戻れる気がしません。(少なくとも私は)

「今は稼げても、この先どうやって生きていこう...」凄く悩みました。今のうちに別業種に転職した方が良いのか、腹を括って開業した方が良いのか...。

でもふと思いました。


「将来への不安を抱えている出張セラピストは私以外にも居るんじゃ？？」

そんな事を考えていた時

「何かやりたい事業があるなら一緒にやろう」

と言ってくれるオーナーと出会いました。

「東京で1番健全でちゃんとした出張マッサージの会社を作りたい、セラピストの今だけを消費しない会社が作りたい」

そんな想いから、始まりました。

セラピストの今だけを消費しない会社とは？に関してはセラピストの雇用問題について別記事で詳しく書きました。

とりあえず今日の記事はここまで！

出張マッサージは「どこのお店で働くか」
ものすごーーーーーーーーく大事ですよ😣！！

まだ私は会社設立準備中なので、もし今すぐどこかで働いてみたいという方が居たらTwitterのDMなら個人的にオススメしている会社の名前教えられます👏