恩師の愛した天丼
かつて私の恩師がよく言っていた
「浅草といえば大黒屋の天丼」
たまたま浅草に行ったので寄ってみる。幸いにも並ぶことなくすんなり入れた。
迷いに迷って、えひ、かき揚げ、きすの天丼
を頼む。
天つゆがたっぷりと染みているのにしょっぱくなく、かき揚げにはたっぷりのいかとえび。
きすもふっくらで海老もプリプリでした。所謂カラッと揚がっているというよりも私的にはふっくらと揚がっているんですけど、天ぷらの油キレもよく、後味もシャープで、しょっぱさや無駄な甘味はなく、旨さだけが残りました。
そう言えば恩師も優しさと厳しさが同居した素晴らしい人だった。店を出ると大行列ができていて、さては先生、もしや一緒に食べてたかな?
なんて思いつつ家路についた土曜日の夕方。
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