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「カラマリ」を例に固定チームの良さを語りたい

GGboyz、Good 8 Squad、IKAZIST、Pixio Monster、etc.かつてスプラトゥーン競技シーンにおいて我々に夢と希望を与えてくれた固定プロチームはほぼ解散した。
XP至上主義が蔓延るスプラトゥーン3では非公式大会の価値が問われ、今や活動している固定チーム自体が珍しいものになってしまった。

そんな中、今年9月で活動7年目を迎えるチームがいた...その名も…

よしもとゲーミング、カラマリーーーーー!!!!!(クソデカ田口アナボイス)


ここではスプラトゥーン界隈で最も歴史のあるプロチーム『カラマリ』を例に挙げて、見る側の固定チームの良さについてテキトーに書き殴っていきます。

チームワークと絆っていいよね

固定チームの醍醐味は「友情・努力・勝利」によって生まれるドラマとストーリーです。週刊少年ジャンプと同じです。
視聴者にとっても、プレイヤーにとっても注目が集まるのは公式大会で、言わば「夏の全国大会」的なヤツです。
2018年、第4回スプラトゥーン甲子園北陸地区にてカラマリは一回戦敗北。
大会後の配信であとばるさんは「チームメイトを頼れるようになるといいなと思えた。」と語っていました。
翌年、同タイトルのオンライン大会にてなんと優勝。
メンバーの相互理解と度重なる練習で見事にサクセスストーリーを作り上げました。
漫画じゃん!!漫画じゃ〜〜〜ん!!
詳しくはぜひ↓の記事を読んでほしい。

挫折や敗北を経験した選手が、それを乗り越えて新たな決意を持って再挑戦する姿はすごく応援したくなるんですよね〜〜
4人が一つの目標に向かって切磋琢磨し合う姿は個人ではできません。
「チームが困難や壁にぶつかりながらも、努力を重ねて成長していく過程」を知ることで選手と一緒に感情を共有し、感動を覚えます。
すなわち、カラマリ=ワンピースです。
当時、私はプロの存在自体知らなかったのでリアルタイムで見られなかったことを後悔しています。
ワンピースは未読です。

武器構成と役割

個人的に見ていて好きなのが「武器構成会議」です。
誰がどの武器を使うか話し合う。ただそれだけです。

例えば、大会前のアップデートでパブロが超強化され、初期の無印スクリュースロッシャー並の環境武器になったとしましょう。
パブロ使いがいなかった場合、普通はパブロ使いを募集してチームに入れれば済みますが、固定チームではメンバー間でパブロ適性オーディションが開催されます。
勝つためにみんなでバシャバシャとちっちゃい筆を振りまくって、誰がパブロを使うのに適しているか真剣に会議するわけです。(馬鹿にしていません)

環境ごとにチームの武器構成と役割が変化し、その環境に適応していくため試行錯誤していく様子はなぜかずっと見ていられるんですよね。

ラクト塗りの最高効率を検証するにしざわ学園とあとばる を見るくろす
(くろすYouTube配信 2023.5.23「今日も練習ですよ」2:42:56より引用)

初代からブラスター使いのくろすさんがノヴァブラスターを放り投げ、ヒッセンを振り回してみんなにエナジードリンク飲ませてたのを見たときは少しびっくりしました。環境って怖いね。

また、武器構成はチームの色をつくります。
スプラ2のときはナワバリにもかかわらず、ぴょんさんのチャージャーを軸にした構成が印象的でした。
甲子園でもカーボン統一やダイナモ統一が話題になりましたね。
見ていて応援したくなるし、最高に青春だーーっ!!

選手の二面性

プレイヤーの魅力ってチームでいるときと、ソロでいるときの二面性で引き出されます。ソロでは自由奔放な人が、チームでは控えめなまとめ役になったりする。そこでプレイヤーを深く知(った気にな)るのです。
最初は「ゲームが上手いだけの人のどこを好きになるの」と思っていました。ひどい。
具体的に一人ずつ紹介したいですが、ファン目線だと布教活動みたいになって気持ち悪くなってしまうのと、書き終わりがわからなくなってしまうのでやめます!

余談ですが、他者から好きなグループを紹介されるとき、絶ッッッッッ対に「個性豊かなメンバー」という言葉をよく耳にします。
私はなるべく結成したての地下アイドルを押し売りするときのような常套句は使わないようにしています。
人間に個性があるのは至極当然のことで、グループ活動者であればなおさら一人一人のキャラが立つのは当たり前だからです。

仲間と遊ぶ楽しさ

チームを見てると何より楽しそうなんです。
ふと、誰かの配信を見てみるとつまらなそうにやっているんですよ。大概はXマッチ配信です。負けたときのため息、味方への苦言・暴言、荒れるコメント欄、、、、ゲームって楽しむものじゃないんか!?!?!
スプラ三大批判「ホコ持て」「エリア塗れ」「アサリ入れろ」はもう聞き慣れすぎて感情は無です。無。
XPの変動がやりがいなのはめちゃくちゃわかります。PvP自体そういうものですし、緊張感の中で最高値更新したら嬉しいですしね。
もしXマッチがなくなったら私はスプラトゥーンを辞めるかもしれません。
ただ
あなたの心、泣いてませんか?ローラーでコロコロするだけで楽しかった「あの頃」を忘れていませんか?


プロチームがなくなり、固定チームが減少した背景には、スプラトゥーンのゲームシステムやコミュニティの空気感など、多くの問題が複雑に絡み合っています。個人的には、コミュニティや大会の盛り上がりには固定で活動するチームが必要だと思います。
ただ、チームを長く存続させるのは本当に大変で、カラマリがこんなに長く続いているのは事務所と運営の尽力のおかげです。奇跡と言ってもいいくらいです。(誰?)

まとめ

話題が散らかり過ぎていますが、要は「応援したいチームがある」って楽しいぞ!ってことです。
そして個性豊かなメンバーで構成されてるチーム、カラマリを是非!



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