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お茶を食べる

 3月で柿木村へ来て3年になります。なめらかに変化していっているので実感は湧きませんが、3年前と比べると生活スタイルは大きく変わっているのだと思います。その一つがお茶。

 今では、朝起きるとヤカンに水道水を入れて、火にかける。そして、ガラスのポットに釜炒り茶葉を入れ、お湯を注ぎます。少し時間を置き、お茶が抽出された頃を見計らってコップに注ぐ。寒い朝に冷え切った体を温めてくれます。

 お茶を飲んで体の中から温もりを感じたところでスタート。着替えやら身支度を始めます。とまあ、こんな気取った生活をするようになりました。僕、まだ20代ですよ。こんな豊かな暮らしして大丈夫?

 柿木村に来てから、無農薬無肥料で作られるお茶に出会いました。お茶の何が凄いのか、無農薬無肥料の何が凄いのか、お茶の様々な知識を知りました。衝撃だったのは、茶葉が食べられること。

 「お茶を飲んだ後の茶葉がとても栄養があるんだよ」と教えてもらい、食べられることを知りました。

 今はお茶を飲んだ後は、茶葉をごま油を引いたフライパンで炒めて、めんつゆで味付けをしてお茶の佃煮としてご飯のお供にしています。

 こんな生活、3年前の自分が見たらどう思うのでしょう?

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