父親と二人ごはん

昨日、父親から急に連絡がきた。

「飯でも食いながら、2ショットで情報共有しようか？」

性格や思考が似ている父親であるからこそ、少し照れくさい部分があった。そんな父と二人ごはん。焼き肉をお目当てにして行ってみることにした。

店に着くと、父はすでに到着していた。私が席に着いたと同時に、「ちょっとトイレ」という父。あちら側も私と同じ気持ちなんだろうなあと思った。

私の就職にあたって、父親は自らの持論やオススメの業界、大切にするべき軸について、Ａ４用紙1枚分にまとめてきていた。さすがにこれはちょっと驚いたが、内容については、似ているだけあって共感できる部分も多かった。

しかしさらに驚いたのは、父親が挙げた企業のほとんどに、私がすでにエントリーしていたということ。

父親は最後に、「今まで築いてきた学歴を壊すくらいの意気込みで、社名やルールにとらわれずにいてほしい。」と言った。

周りから見たら、紙切れ片手に焼き肉をつつく変な親子であったと思うが、忘れたくないなと思ったから書いて残す。

↑　私が一番好きな映画、が父親と一緒やった。こわい