「インサイドヘッド」を観て
インサイドヘッド2が話題になっていますが、
そもそもインサイドヘッドを観ていなかったので
今更かもしれませんが、観てみました。
※以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
観終わって一番最初に思い出したのは
年始のおみくじに書いてあった「良いことばかりの人生が良い人生とは限らない」
という言葉です。
初めてこの言葉をみたときは「いやいや、良いことばかりの人生のほうがいいでしょ。」と思ってしまいました。
しかし、インサイドヘッドを観て考えを改めました。
喜びだけではなく、悲しみ経験するから
家族の絆が強くなり、自分にとって大切なものの深みが増し、
人生が豊かになる。
悲しみだけじゃなく、怒りや不安、ムカつきも同様。
いろんな感情が沸き上がる経験を通して、
「自分」という人格が形成されていき、
充実した人生の基盤となっていくのだと感じました。
また、これら複数の感情が沸き上がる「経験」も大事だなと。
ただ家と学校や会社の往復をしているだけだと、
そもそも、そんなに感情が揺れ動く「経験」をするのも難しい。
最近、将来の教育資金のため。と、
なるべくお金を使わない生活を心がけていましたが、
経験にはお金を使うべきだなと。
経験により様々な感情が沸き、豊かな人格が形成されていく。
これはなにものにも代えがたい、人生を彩ってくれる基盤になるはずです。
自分の子供に、様々な経験をさせてあげたいなと
改めて思わせてくれた映画でした。
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