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カオスフレームで大混乱

 現在の進度としては、4章を突破してカーテンコールに突入したあたりなのだが、トンでもない事態に陥ってしまった。
 ラストダンジョンを突破してエンディングを見た後、自軍の状態を編成から確認したところ、カチュア、セリエ、シェリーの三人の忠誠度が激下がりしていたのだ!

姉さん、なんで!?
こっちの姉さんもなんで!?
これも一応姉さんか!?

 この三人に共通していることは、スタメン運用していたという事。そして召喚魔法による破壊力運用をしていたことが挙げられる。しかし同じ運用をしていたメイトリアークは変動なし。まだ、まだ何か共通点があるはず。そ、そうだ、この三人は「バクラム人」であるという共通点があった。慌ててクリア後に開放されるカオスフレームを確認してみると・・・・。

なんじゃーこりゃー

 ストーリーの最終章である4章を突破することで、カオスフレームという重要なパラメータを閲覧できるようになる。これはゲーム内に登場するキャラクター達の「民族」による関係性を数値で示したもので、ストーリー上でのプレイヤーによる選択の結果によって大きく変動するが、通常のゲームプレイでは早々ここまでヒドイ事にはならないはずだった・・・。(カオスフレームは高すぎてもよくない。だいたい全民族50くらいがちょうどいい。ウォルスタ人は高くなりやすい傾向がある。バクラム人の18は低すぎ。)
 そして思い出す。4章入ってすぐの己の記憶をさかのぼる。全体のレビューはまだしていないが、このゲームのクソ難易度のせいで自由なプレイはほぼできず、面白くもないガチガチのゴリゴリ構成の中、多数の負傷者をだしつつたどり着いた4章。おそらく最終バトルも不条理な難易度になるだろうと、4章入ってすぐ「禁呪」「海賊」「死者の宮殿」の探索に乗り出していた。理不尽な強さに設定されているであろうラスボスと戦うために、装備類を最大限強化しておきたかったのだ。そして特に何も考えずに死者の宮殿で召喚魔法を連打し、スターティアラで除霊しまくっていたのである・・・。
 こうなると問題なのは死者の宮殿のゾンビ達だ。ゾンビ達にも人種があり、同族のゾンビを攻撃すると忠誠度が下がる。同族のゾンビのとどめを刺すと忠誠度が下がる。そしてバクラム人のカオスフレームが下がる。バクラム人のカオスフレームが極端に下がると、バクラム人(カチュア、セリエ、シェリー)が他のどの民族を倒しても、忠誠度が下がる。むろんローディス人もである。
 4章最後のダンジョンはその敵のほとんどがローディス人である。これをまた召喚魔法と竜言語魔法で抹殺していった日には、このお三方の忠誠度が限界まで下がりまくることは必至であった。

 今回カオスフレームを一切気にせずプレイしていたせいで非常にビックリさせられた。前回のPSP運命の輪でも、クレシダ加入くらいでしかカオスフレームを見てなかったが、なぜ今回はと疑問に思った瞬間に、既に答えは出ていた。
 前作PSP版の「タクティクスオウガ運命の輪」ではプレイの自由度が高かったので召喚魔法は使っていなかったのである。そのさらに過去作品であるSFC版「タクティクスオウガ」では召喚魔法の強さを知っていたので、今回時空を超えて鉄板の召喚魔法を採用したのだが、やれやれ恐ろしい目にあった。みなさん、オウガをプレイするときは、カオスフレームに気を付けましょう。

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