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FEエンゲージ 邪竜の章6章ルナティック 本編6章クリア後の最速攻略の進め方 Part3


はじめに

 この記事では、これまでの分析を踏まえ、FEエンゲージ邪竜の章6章ルナティック 本編6章クリア後最短攻略にあたっての実際のチーム編成をご紹介します。

チーム編成

①リュール・自由編成キャラクター

 邪竜の章6章では、リュール(主人公)とエル、四翼(セレスティア・グレゴリー・マデリーン)は強制的に出撃、それに加え8人まで出撃させるキャラクターを自由に編成できます。リュールと8人の自由編成キャラクターは、本編での紋章士との絆レベル、継承スキル、キャラクター同士の支援は反映された状態での戦闘となります。少しのステータス差でも影響が大きいので、絆レベルや継承スキル、支援は可能な限り上げておきます
 また、持ち物については出撃しないキャラクターのものは全て外し、出撃するキャラクターに適宜持ち替えさせています。

リュール&マルス

 リュール(兵種:神竜ノ王)は、マルス(絆レベル10)を装備させ、スキルは「回避+20」「速さ・技+5」を継承、アタッカー・回避盾の構成にしました。持ち物は基本的にリベラシオンで運用し、ドラゴンナイト相手にはドラゴンキラー、エンゲージカウントを稼ぎたいときには複数回攻撃が可能な達人の体術を使用します。邪竜の章6章のリベラシオンは本編とは異なる特殊な仕様で、「大邪竜イルを攻撃する時、威力+15」の効果がついています。逆に、本編での、「自分から攻撃して敵を撃破した時、エンゲージカウント+1」の効果はありません。
 主な役割は、支援と固有スキル「神竜の結束」による周囲のバフ撒き、必要に応じて囮指名を受けて回避盾運用、また最後のイルとの戦いでのダメージソースです。特にバフ撒きが重要で、隣接する味方に対する、支援による回避・命中の上昇や「神竜の結束」による与えるダメージ+3の効果で、味方のサポートを行います。エンゲージ武器含め射程1の武器しかないため、道中での戦闘の機会があまり多くないのがネックですが、最後のイルとの戦いでは主戦力になります。
 他の方ですと、バフ撒きに特化するためアルフォンスSを装備させる運用もあるようです。

クラン&クロム

 クラン(兵種:セイジ)は、クロム(絆レベル20)を装備させ、スキルは「速さ・技+5」「再移動」を継承して、アタッカー・回復役としての構成にしました。持ち物は、エクスカリバー、トロン、リブロー、レスト、リザーブを持っていますが、リザーブはクラン自身は使えないのでグレゴリーに渡す用、またエクスカリバーとトロンも十分な数がないので周りと回しながらの運用です。途中で敵のセリーヌから回収できるノヴァも装備します。
 主な役割は、エンゲージ時に魔力+10となることを活かしたアタッカー、エンゲージ時以外は味方の回復と応援+によるバフ撒き、またシンクロスキル「不意打ち」の活用による、最後のイルとの戦いでの削り役です。エンゲージ時とそれ以外で打点が大きく変わるので、エンゲージ状態ではないときは杖による周囲の回復が基本的な役割になります。

フラン&セネリオ

 フラン(兵種:マスターモンク)は、セネリオ(絆レベル20)を装備させ、スキルは「速さ・技+5」「再移動」を継承して、アタッカー・回復役としての構成にしました。当初は「速さ・技+5」ではなく「癒やしの響き」による自身の回復でチェインガードを常に展開できるようにする運用としていましたが、チェインガードを展開する機会がそこまで多くなかったのと、ドラゴンナイト相手に安定してレクスカリバーを命中させるため、「速さ・技+5」に変更しました。持ち物は、達人の体術に加え杖を一通り持っています。
 主な役割は、エンゲージ時のいわゆる陽光地雷によるドラゴンナイトの処理ディザスターによるデバフ撒き、また囮指名による敵の誘導味方の回復チェインガードによるサポートです。特に陽光地雷の役割は重要で、レクスカリバーによる攻撃はシンクロスキル「慧眼+」による特攻ダメージの上昇込みでドラゴンナイトを1発で処理でき、かつ「陽光」はマスターモンクのスタイルである気功の場合与えたダメージ量の100%を回復できるため、敵ターンでドラゴンナイトにフランを攻撃させることで、複数体処理することが可能になります。

ブシュロン

 ブシュロン(兵種:ベルセルク)は、アルフォンスSを装備させ、スキルは「囮指名」「七色の叫び+」を継承して、サポート役としての構成にしました。アルフォンスSを装備することによりスキル「攻撃の紋章」が付与され、隣接する味方の攻撃力を+2することができます。持ち物は、トマホーク、ぎんの斧、ハンマーを持っていますが自身が攻撃に参加することはほぼありませんでした。
 主な役割は、囮指名による敵の誘導応援+と「攻撃の紋章」によるバフ撒きトマホークによるチェインアタックでの削りです。囮指名はフランとブシュロン、応援+はクランとブシュロンと2つ選択肢があることによって、状況によって柔軟な運用をすることができました。また、一定の割合(10%)ダメージであるチェインアタックは敵とのステータス差に関係なく削れるので、本編同様重宝しました。

エーティエ&カミラ

 エーティエ(兵種:スナイパー)は、カミラ(絆レベル20)を装備させ、スキルは「再移動」「力・技+5」を継承して、アタッカー・敵の足止め役としての構成にしました。持ち物は、ぎんの弓、長弓、キラーボウを持っており、途中で敵のフォガートから回収できるレンダウィルも装備します。
 主な役割は、ドラゴンナイト・異形飛竜への対応と、竜脈・暗による黒煙撒き及び暗夜爆砕陣による敵の足止めです。異形飛竜は長弓で1発で処理可能、ドラゴンナイトについてもレンダウィル装備後は、応援+込みもしくはチェインアタック込みで1発で処理可能となります。エンゲージ時はエンゲージスキル「天駆」により歩行不可の地形でも動けるようになり、飛行兵を処理しやすくなります。足止めも強力であり、敵を足場の崩壊に巻き込むのに役に立ちます。

セリーヌ&セリカ

 セリーヌ(兵種:フロラージュ)は、セリカ(絆レベル10)を装備させ、スキルは「再移動」「魔力・技+5」を継承して、アタッカー・回復役としての構成にしました。持ち物は、トロン、いかづちの剣、リブロー、ハンマー、ぎんの剣を持たせていますが、ハンマーは途中でマデリーンに、いかづちの剣は途中でセレスティアに渡します。
 主な役割は、エンゲージ武器エンジェルによる敵の処理です。エンジェルは異形特攻の魔道書であり、邪竜の章6章ルナティックではイルと各国王族を除いた全ての敵に対して異形特攻が効きます。また、「重唱」によって、威力50%になる代わりに2回攻撃することが可能であるため、高い面制圧力をほこります。このようにエンジェルは非常に有用ですので、FEエンゲージのアップデート特典でもらえる威力の紋章石によるエンゲージ武器強化で強化しておきます。エンゲージをしていない時であっても、回復杖やレスキューを振ることができます。

ルイ&ヘクトル

 ルイ(兵種:ジェネラル)は、ヘクトル(絆レベル20)を装備させ、スキルは「地玉の加護+」「速さ・技+5」を継承して、物理壁としての構成にしました。当初は、魔法攻撃に対しても強く出るために「速さ・魔防+5」を継承させていましたが、魔法攻撃を受ける場面が少ないことと、命中不安を解消するために「速さ・技+5」と入れ替えました。持ち物は、ぎんの槍、スレンドスピア、ナイトキラーを持たせており、途中で敵のスタルークから回収できるヴェノマスも装備します。
 主な役割は、物理壁として敵の攻撃を受けつつ、反撃で削ることです。高い守備力により物理攻撃ではほぼダメージを受けないので、囮指名で敵の攻撃を安全に受けることができます。特にエンゲージ武器アルマーズは竜特攻を持つので、敵のドラゴンナイトを1発で処理することができます。また、シンクロスキル「切り返し+」により攻撃の試行回数を稼げるので、命中不安を補うことができます。また、兵種スキル「入れ替え」による位置調整も役に立つ場面があります

クロエ&エーデルガルト

 本攻略の要の1人であるクロエ(兵種:グリフォンナイト)は、エーデルガルト(絆レベル20)を装備させ、スキルは「速さ・技+5」「回避+20」を継承して、アタッカー・回避盾としての構成にしました。持ち物は、ぎんの槍、スレンドスピア、リブロー、特効薬2つを持たせていますが、戦闘開始後すぐにエルにぎんの槍を渡し、代わりにトライゾンを受け取ります。
 主な役割は、飛行兵としての高い機動力を活かした遊軍として自軍本隊から離れた位置取りをし、飛来するドラゴンナイト・異形飛竜を処理することです。エンゲージ時は、フェイルノートまたはアイムールでドラゴンナイトを1発で処理することができます。ドラゴンナイト・異形飛竜のヘイトを買って誘導し、自軍本隊と分断する役割も担います。

ユナカ&シグルド

 本攻略の要のもう1人であるユナカ(兵種:シーフ)は、シグルド(絆レベル10)を装備させ、スキルは「速さ・技+5」「回避+20」を継承して、アタッカー兼回避盾としての構成にしました。持ち物は、ぎんのナイフ、カルド、特効薬2つを持たせています。
 主な役割は、崩壊するエリアで敵を足止めして崩壊に巻き込むこと、出張して異形飛竜を処理することなど、多くの重要な役割を担います。攻略にあたっては、ユナカをどう動かすかを中心に手順を考えました。

②エル・四翼

 エルと四翼(セレスティア・グレゴリー・マデリーン)については、本編での紋章士との絆レベル、継承スキル、支援などは反映されません。そのため、リュールや自由編成キャラクターと比べてステータスが見劣りしますが、それでも貴重な手数になります。また、持ち物も固定であり、必要に応じて戦闘中に他のキャラクターから持ち物を入れ替える必要があります。

エル&チキ

 エル(兵種:邪竜ノ娘)は、チキ(絆レベル1)を装備させました。トライゾン、イビルスパーク、モルダスパーク、特効薬を持っており、戦闘開始直後にトライゾンはクロエに渡し、代わりにぎんの槍を受け取ります。本当は射程1-2のスレンドスピアも持ちたいところですが、スレンドスピアの数が足りないのでルイとクロエに譲っています。
 素のステータスの高さである程度の攻撃力・防御力を備えており、敵の削りや敵からの攻撃を受ける役割を持つことができます。また、エンゲージ技「神竜の祝福」は味方に復活の石を付与できるので、戦闘開始直後にユナカに付与し、生存力を高めることができます。

セレスティア&ヴェロニカ

 セレスティア(兵種:メリュジューヌ)は、ヴェロニカ(絆レベル1)を装備させました。ぎんの剣、トロン、特効薬を持っており、戦闘開始後にセリーヌからいかづちの剣を受け取ります。また、エクスカリバーを使用することもあり、その場合はクランまたはグレゴリーから受け取って使用します。
 クロエと同じく数少ない飛行兵として、機動力を活かした長距離からの魔法攻撃を行うことができます。固有スキルの「ムードメーカー」は「敵を撃破した時、1ターンの間周囲2マスの味方の命中+20」する効果であり、バフ撒きとして優秀です。本人の命中がそこまで高くないことがネックで、運に頼らざるを得ない場面があります。また、エンゲージ技の「英雄召喚」は兵士を1人(兵種はランダム)召喚できる強力な技であり、手数を増やし、敵のヘイトを買って誘導させることに役に立ちます。エンゲージ中は「契約」により味方1人を再行動させる(ただし再行動させたキャラは移動はできない)ことができるのも強力です。

グレゴリー&ミカヤ

 グレゴリー(兵種:セイジ)は、ミカヤ(絆レベル1)を装備さました。エクスカリバー、リカバー、リザーブ、特効薬を持っており、必要に応じてトロンを受け取って使用することもあります。また、道中で敵から回収したレスキューもよく使用します。
 ミカヤとエンゲージすることにより、杖の効果範囲が十字型、杖の射程が+5になるため、回復杖やレスキューを広範囲に振れるのが強みです。とにかく進軍を急がなくてはならないこのステージでは、レスキューの使い方が攻略の1つのポイントとなります。魔法攻撃に関しては、高威力を出せますが命中が低く、運に頼らざるを得ない場面があります。

マデリーン

 マデリーン(兵種:ジェネラル)は、サザSを装備させました。持ち物は、ぎんの斧、トマホークです。後からハンマーも受け取ります。
 マデリーンは技の値が低く、従って命中がかなり不安定です。絆の指輪で取れる選択肢の中で、最も命中を上げられるサザSをつけて命中を多少なりとも補っています。サザSを装備していると「(技÷2)%の確率で相手のHPを1にする」という効果の「瞬殺」が付与されますので、低確率ですが敵のHPを大きく削れる可能性があります。
 ルイほどではないですが物理方面には固いので、物理壁として敵の攻撃を受け、反撃により削る役割を持つことができます。兵種スキル「入れ替え」による位置調整も役に立つ場面があります。ただ、機動力も低く全体的に果たせる役割が少ないので、厳しい場面では途中で切るのも残念ながら選択肢です。

おわりに

 以上、実際のチーム構成を紹介しました。最後に、使用しなかったキャラクターにも触れておきたいと思います。アンナは、ブシュロンと同じく兵種ベルセルクですので、ブシュロンと同じ運用をすることが可能です。私は、ブシュロンであれば体格・力がアンナよりも高いので、斧を使いやすいと考えブシュロンを選びましたが、実際はブシュロンが攻撃すること自体がほぼなかったので、どちらでもよいと思います。ジャンは、フランと同じく兵種マスターモンクですので、フランと同じ運用をすることが可能です。ただ、フランの方が総合的にステータスが高いため、フランを選びました。アルフレッドとヴァンドレについては、兵種のスタイルが騎馬であるため機動力が高いのは魅力ですが、アルフレッドは守備型にしては脆く、ヴァンドレは総合的にステータスが低いので、選びませんでした。
 次の記事からは、実際のターンごとの動き方を説明していきます。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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