フィクション
この世は全てフィクションである。
この世は「何者」かが作り出した世界で、「そこ」にあるものは「何者」かが定義をしたものだ。
cm(センチメートル)の定義は誰が決めたのだろうか。
1日を24時間にした人は誰だろうか。
48時間を1日としたっていいはずである。
貝の変わりに金にしてぶつぶつ交換をし始め、金を紙として使い始め、お金としたのは何者なのだろう。
なぜ他の国へ行けば、お金の価値は変わるのだろう。
もしかしたら紙より貝の方が価値だとしている人がいるのかもしれない。
誰が国境を決めたのだろう。
僕の住む神奈川県のカタチは犬みたい。
誰があれを決めたのだろう。
誰が僕の頭の良し悪しを数字で決める事にしたのだろう。
どうして、ずっと僕の美術の成績は2なのだろう。
誰が美しいという定義を決めたのだろう。
世の中はいつも正解を1つにしようとする癖がある。
そうしないとバランスが崩れてしまうから。
「何者」かが、そう思っているのだろ。
みんなフィクションを知っている。
けどそれをノンフィクションであると信じて疑わない。
いや、疑えないのだ。
だからこそ、フィクションを信じられないのだ。
この世は全てフィクションなのに。
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