ボールペンのインク落としに使用期限が10年前の無水エタノールを使った結果…
油性ボールペンの汚れが無水エタノールで落ちない----------。
こんにちは。レスポートサックのバッグについたインク。
調べたところ、布についた油性ボールペンの汚れは、ハンドジェルとか、無水エタノールで落ちるそうです。
早速、バケツにぬるま湯をはり、バッグを入れ、洗濯用の中性洗剤を入れて、
無水エタノールをスプレーに詰め替え、スプレーしてしばらく歯ブラシで擦ってみたのです。使用したのは昭和製薬の無水エタノールです。
が、結構頑張って擦ってみたのですが、気持ち薄くなった程度にしか落ちないんですよね…。
次に東亜産業のTOAMITハンドジェルで試しましたが、これも落ちなかったです。
薄くはなるんですけどね。
そこで、ユーアイ化成のユークリーナーで歯ブラシで擦ると、すぐじわーっとボールペンの色が消えていくのがわかりました。
つけ置きしてから濯ぎ、干すと、ボールペンの跡はすっかり綺麗に消えました。
どれもエタノールなのに落ちないものがあるのは、なぜなのでしょう?
東亜産業のTOAMITハンドジェルは新品でしたがアルコール濃度は56〜59%です。
昭和製薬と、ユーアイ化成はどちらもエタノール76.9~81.4vol%です。
しかし、昭和製薬はボトル底にEXP 2011.6とありました。EXPは英語expired=失効、期限切れの略です。
つまり、使用期限が2011年6月でした。
10年も前に期限切れなので、有効成分のエタノールが劣化してしまったのかもしれないです。
エタノールも使用期限があったのですね。掃除用として使っていたので全く気にしてなかったです。
油性ボールペンのインクは、エタノールの濃度が高い、かつ、新しい無水エタノールやハンドジェルが落ちやすいのかもしれないです。
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