煤け香呂

どんな事にも
どんな物にも
過去は在って
掻い摘んだモノしか
結局解らない
だから、知りたくなって
だから、言葉を交わしたくて
繋がりが途切れるコトが
無性に怖くて
選別する
傷つきたく無いから
傷つけられたく無いから
そんな御大層な身分でも無いのに
暗がりが落ち着くのも
眠れない事も
朝日が憂鬱なのも
眼か開けられない事も
どこかでは解っている
そんな事解っている
ただ、吐き気を抑える事に
慣れてるだけ
薄っぺらな自己防衛
小さな 小さな

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