外国人助っ人の条件

カテゴリを問わず、海外で活躍したい!
という夢を持つサッカー選手は多いと思います。

そういった海外志向の選手が集まると決まって出てくるフレーズがあります。

それは

「海外でプレーするのなら、現地の選手の2倍3倍の力を持っていなければならない」
というものです。

何故と理由を問われるのなら、海外で活躍することは日本国内でやるのとは違って、外国人助っ人としてプレーするのであるからということでしょうか。

現地の選手より費用もかかるしコミュニケーションの難しさやサッカー観の違いもある日本人が、海外でプレーするためには普通以上のプレーを見せないと難しい。。。というのがその根拠です。

これはある種サッカー界では定説となっているものでして、確かに間違った理論ではないと思います。

ただ僕の考えはこれと違います。

それは

「圧倒的な実力よりも、自分の仕事がキッチリできるかどうかが大事」
ということです。

外国人助っ人だろうが現地選手だろうが、11人のグループの中で仕事をするという点は変わらない。
なので、2倍3倍の力を出そうとするよりは、チームの中にしっかり馴染んで自分の特徴をその中に落とし込む。

あとはそれを使うかどうかは監督の仕事でして、現地選手と比較して2倍3倍を目指すのではなく、どんな状況でも自分の100%を出し続けることが大事。。。だと考えます。


周りがどんな状況でも常に自分の100%を出し続ける。そうすれば自ずと己のポジションや立ち位置は見つかるものです。それはサッカーだけではなく、どんな業界や仕事、グループの中でも変わらない、普遍的な考え方ではないでしょうか。

自分の100%ってなんだろう、と問い続けたいものですね。



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