【必読】加藤紘一「テロルの真犯人 日本を変えようとするものの正体」/『今から30年以上前、総理に一番近い男だった加藤は既に10年前、今の安倍政権(日本会議)を見通していた。2006年、自宅を焼き討ちされた加藤…背景には危ういナショナリズム。』

以下、引用

Sourse: ※

テロルの真犯人 日本を変えようとするものの正体 (講談社+α文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/406281711X/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_jWa4Db4QPE819

………………

加藤 紘一

テロルの真犯人 日本を変えようとするものの正体 (講談社+α文庫)

内容紹介

2006年、衆議院議員・加藤紘一は鶴岡の自宅を焼き討ちされる。実行犯は65歳の右翼団体幹部。なぜ自宅が燃やされなくてはいけなかったのか? その疑問から加藤の探究は始まる。老テロリストを実行に駆り立てた時代の空気とは? そしてその背景にある危ういナショナリズムとは? 今日の安倍政権を支える日本会議に着目し、その危険性にも言及。いまこそ必読の「日本政界最強最高のリベラル」(山崎拓氏)警世の書。


加藤紘一はすでに10年前、日本のいまの危うさを見通していた。新しいナショナリズムを提唱する渾身の書。

2006年、衆議院議員・加藤紘一は鶴岡の自宅を焼き討ちされる。
実行犯は65歳の右翼団体幹部。
なぜ自宅が燃やされなくてはいけなかったのか?
その疑問から加藤の探究は始まる。

老テロリストを実行に駆り立てた時代の空気とは?
そしてその背景にある危ういナショナリズムとは?

今日の安倍政権を支える日本会議に着目し、
その危険性にも言及。
いまこそ必読の「日本政界最強最高のリベラル」(山崎拓氏)警世の書。

解説・魚住昭
父のこと・加藤鮎子

内容(「BOOK」データベースより)

2006年8月15日、加藤紘一の地元・鶴岡の自宅兼事務所が焼き討ちに遭った。犯人は右翼団体の65歳になる幹部。しかし彼を突き動かしたものは一体何だったのか?それを自ら探っていくうちにわかってきた日本を変えようとするものたちの正体。刊行から10年、ますます同時代性を帯びてきた、最強のリベラリストが遺した言葉。

著者について

加藤 紘一
1939年生まれ。東大卒。
外交官を経て自民党の衆議院議員に。以降13期務める。
防衛庁長官、官房長官、自民党幹事長等歴任。
自民党きってのリベラル派として活躍。
2016年死去。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加藤/紘一
1939年生まれ。東京大学法学部卒業後、外務省中国課勤務を経て、1972年の総選挙で初当選。以来当選13回。自民党総務局長、防衛庁長官、官房長官、政調会長、幹事長など、政府、自民党の要職を歴任。2016年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

………………

ICHIRO

政治家とはかくあるべし! と思わされる1冊

2017年4月30日



2006年、加藤紘一は鶴岡の自宅を焼き討ちされる。実行犯は65歳の右翼団体幹部。
「背後に何かある……」 まず加藤はそういう疑問を抱く。
加藤の乱が失敗し、YKKでは三番手だった小泉純一郎が
総理への野望をむき出しにし始め、……そんな時代だ。

焼き討ちテロの背景には、危ういナショナリズムがあった……。
だが加藤紘一は「ナショナリズム」を全否定はしない。
「危ういナショナリズム」に警鐘を鳴らしているのである。

今から30年以上前、「総理に一番近い男」は加藤紘一だった。
その加藤が10年前、すでに今の安倍政権を支える日本会議に着目し、
その危険性にも言及しているのが本書の白眉である。

山崎拓は加藤紘一を、「日本政界最強最高のリベラル」と言う。
リベラルというだけでサヨクにされてしまうおかしな世の中だからこそ、
加藤紘一の考えに耳を傾けるべきではないだろうか。
たしかに、そのような「分類」をすれば加藤はサヨクかもしれない。
安倍は右翼ではなく「中道」なのだろう。
しかしそういう分類に果たして意味があるのだろうか。

非常にわかりやすく、しかも理路整然と書かれた文章。
政治の世界の怖さも伝わってくる。本当に惜しい人を亡くしたと思う。
惜しむらくは、彼に小泉のような「政治センス」があれば、
今の日本はまったく違った形になっていたかもしれない。


………………

隠居

加藤議員の自伝的な本

2017年5月10日


自民党の中枢にいた加藤さんの自叙伝のような本です。従って個々の問題について深く掘り下げた内容ではありませんが、彼が活躍した時代の政治というものを考えてみるときに、とても役に立つ本です。

………………


くまたろう

すごい

2017年3月10日


今は亡き加藤紘一氏の考え方がよく表れている本、自民党の中でリベラルといわれる彼の理路整然とした主張に感心します。今こんな理性的な政治家がいるだろうかと森友学園や豊洲の問題のニュースを見ながら情けない思いです。

………………

檜山哲夫

国民必読の書

2017年5月7日



大学の一年後輩の自民党政治家としてしか関心がなかったがこの遺著を読んですっかり見なおした。自民党が安部一色になり非常に右傾化した現在、大変惜しい政治家を失ったとつくずく思う。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。

………………

arakimi

語ってくれる政治家に拍手

2007年2月15日

私は自民党の支持者ではありません。加藤紘一氏についても一時期危険な政治家と思ったこともあります。それでも、自宅兼事務所の放火全焼事件の記事で「これからも発言していく」と宣言している加藤氏に頼もしいものを感じました。

靖国神社についての記述や日中関係がぎくしゃくする原因についての考察は経験に基づいていて読み応えがあります。退屈かもしれませんが、せっかく語ってくれる政治家の言葉に耳を傾けたいものです。

テロルの真犯人は誰か(何か)の答えは読者には厳しいものですがしっかり受け止めましょう。他人事ではないのです。

………………


GABU/TEN

読んでいません。読んでみたい。

2016年6月1日

実は最初に「日本会議」と名指しで、警鐘を鳴らした本らしいです。安い中古が出るのを待ちます。

………………


isckblathe

議員の重みを感じる

2007年1月12日

加藤紘一氏が政治家としてどれだけの苦労をされてきたのかこの書にて改めて確認する。

誰も政治家に対して批判することは容易いが自ら果敢に実行されるその行動力には脱帽せざるを得ない。

緊迫感に迫り彼一人の個人日記としても評価が高いと思う。ぜひ一市民として誰にでもお薦めできる書であることに間違いはない。

只昨今の報道によると元右翼団体幹部の供述も二点三転しており、加藤氏の再度の執筆で補完してもらいたい。その意味で星三つ。

………………


おんぷ

言論の自由の尊さ

2006年12月19日


一個人の私的経験、感情を暴露した本、ということでなく、この本は大いなる勇気に支えられた国民全体への熱いメッセージだ。個人の言論の自由が守られない国は、やがて国民の声を無視した方向に進み、かつて歩んだと同じ過ちを繰り返す事になるであろう。今、それを食い止められなければ、この先無知と傲慢さによる卑劣な迫害が、著者のみならず、声を上げる人達全てに及ぶだろう。その危惧が痛いほど伝わってくる。

よくぞ書いてくれた!自分の保身より、国民の為を思う加藤氏こそ、国会議員としてふさわしい。


………………

RT./

『加藤紘一: 山形県選出で衆院13回当選。宮沢内閣で官房長官、橋本政権で自民党幹事長。当選同期の小泉純一郎、山崎拓の両氏と「YKK」。自民党宏池会の元会長。2012年の衆院選で落選、引退』※

Sourse:※
https://www.asahi.com/topics/word/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%B4%98%E4%B8%80.html