Liella! 3rd 埼玉公演で声出しが出来て嬉しかった話

どうも。一般男性です。
将来の夢は一般男性として報道されることです。

それはさておき、今回はラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~埼玉公演に参加して、この公演に対しての内省をアウトプットしていきたいと思います。ようは純度100%の自分語りです。

埼玉公演がもつ特別な意味

3rdツアー千穐楽となる埼玉ベルーナドーム公演はLiella!にとっても、Liella!を応援する私にとっても最高に特別な意味があります。

Liella!は2021年、コロナ禍のもとデビューしました。
それはすなわちデビューしてから一度もオタクの声援を聞いたことがないということを意味しています。
初めてのライブ(リリイベ)では声出しはおろか、有観客の開催すら断念せざるを得ず、無観客配信で実施されました。
声出しどころか現地に行くことすら叶わず、当時私は『仕方ないか…』という諦めの気持ちと、ぶつけようのない悔しさでいっぱいで、どうしようも出来ない無力感に打ちのめされた記憶があります。

このことは、Liella!にとっても、Liella!を応援する私にとっても、いつか声出しライブがしたいという強烈な夢を持つに至ります。

1期生5人でのツアー、2期生の加入、3rdツアーの埼玉以前までを経て何十回ものライブを経験したLiella!。
そして今回の3rdツアーファイナルとなる埼玉公演はデビューしてから初めて、実に2年越しとなる声出しありの単独公演になりました。
3rdツアーの千穐楽、初めてのドーム公演、大熊和奏さんの出身地埼玉での開催でもありますがなにより、
Liella!にとってはオタクの声援を浴びることができる初めての機会。
オタクにとっては声援を送ることができる初めての機会。

どのライブも大切だけど、このライブだけは際立って特別な意味があります。

やっぱり声出しは最高だよ

開演まもなく、会場が揺れるほどの声援がステージに向かって発せられていました。Liella!と正真正銘真正面からの殴り合いです。私も人の声の音圧に全身が包まれる感覚が久しぶりすぎて、それだけでちょっと泣きそうでした。
歌いだしの瞬間からキャストのみんなが本当に今まで見たことがないくらいキラキラな表情をしていました。中には涙でボロボロになった状態でステージに上がってきたキャストもいました。
特に青山なぎささんはライブで泣いてるところを全然見たことがなかったのに初っ端からボロボロに泣いていて、その姿にやられてしまいました。
やっと声出しでコミュニケーションが取れた喜びがとても大きくて、私はずっと「わかなー!!!!!」って叫んでた気がします。あんま覚えてない。

ライブの中身には触れませんが、とにかく直接的なコミュニケーションの形として声出しが出来て嬉しかった。そしてキャストがボロ泣きしてたことで視界がぐちゃぐちゃになりながら最高の時間を過ごせてよかったです。

声出し解禁の意味を考えてみる

声出しを抑制するというのは、つまり理性によって声出ししたい衝動を押さえつけるということです。ライブでの声出しは、もちろん盛り上げたいという気持ちで出したくなることもあるけれど、テンションがぶち上がると勝手に声が出てしまうものなんですよね。
そんな本能的な衝動に逆らって理性で押さえつけるというのは、本当に脳が壊れそうになるくらいのストレスで。いつも頭の片隅に声出しを我慢しろよという理性が居続けるので、もしかすると以前は100%の感情体験ができてなかったのかなと、今では思います。

声出しができることによって、その理性のタガを一切気にせずに自分の感情を爆発させることができる。これが声出しライブを求めていた理由だったのかもしれません。

逆に、以前は感情が振り切れない分だけライブに対して意味や価値を内省的に探る姿勢をとるような力学が自然と起きていたように思います。それはそれで意味のあることですよね。
感情を爆発させると、トランス状態でなんだかわけが分からなくなって全然何も覚えてないこともざらなので。笑
その辺は表裏の関係でもあるのかなと思いました。

一方で、声出しが出来ない制約の中で発達した部分もありました。クラップだったり、フリコピだったり、配信ならではの演出だったり。
そういったものが声出しによって全てキャンセルされるわけではなくて、重要なのはある時点における制約下でベストを考え続けて行動するということ。そういった姿勢を感じるアーティストたちこそ私は応援したいので。
ここまで書いておいてなんですが、私は声出しがすべてにおいて優先される最高の方法だとは全く思っていないです。
ただ、今の制約下だとそれがベスト。それだけのことです。

いまこの瞬間を楽しむということ

キャストがMC等々で繰り返し言っていることがあります。
それは今この瞬間は今しかないから、今を大事にして欲しいということ。
これはラブライブ!というコンテンツが最も大事にしている思想のひとつでもあり、スクールアイドルの概念そのものでもあります。

3rdツアーが進行していく中でも、もうこの曲があと何回聴けるのか分からない。
3期生の加入が決まっている中で、9人の単独公演ももしかしたら3rd埼玉が最後かもしれない。
もっと言えば、今後声出しのライブが出来るかどうかも分からない。
ライブそのものが開催出来なくなるような事態になるかもしれない。
そういうことを思うと、今を全力で楽しんで胸に刻みつけたいなと心から思えました。

若干後ろ向きなとらえ方ですが、もちろん前向きなとらえ方もあります。

それは、彼女たちの成長を見逃したくない、ということ。
彼女たちの成長速度は本当にとんでもない。
3rdツアーの中でもどんどん成長していて、ツアー初日と千穐楽では歌やダンスの仕上がりはもちろん、ファンサの仕方や顔つきさえも見違えるような変化をまざまざと見せつけてくれます。

今を大切にするLiella!は特に、リアルタイムで今追うことに意味があるアイドルだなと改めて思いました。

おわりに

ライブの内容とか和奏のこと全然書いてないじゃないか!!!と思った人もいると思いますが、それはそれで別に書こうと思ってます。ごめんね。
とりとめのない内省をつらつら書き下しただけになってしまって、読んでいただいている方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今の自分の内省を形に残しておきたかったので、あえてこういう形式で書いてみました。

とにかく、声出しのLiella!ちゃんのライブは最高でした。たくさん感情を爆発させられました。多くの気づきも貰えました。本当にありがとうございました。
あー、はやく和奏に会いたい。おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?