【注意喚起】ChromeOS Flexを試される方へ
ChromeOS Flexとは
ChromeOS Flexが初めての方は、こちらを参照してください。
「ChromeOS Flex」とは、元々「CroudReady」と呼ばれていましたが、開発企業を買収し、Google製品として無償公開されたChromeOS系OSです。
本家ChromeOSと違い、Chromebookを買うことなく既存のWindowsPCや古いMacなどにインストールしてChromebook化できるもの。
(大きな違いは、ChromeOS Flex はPlayストアがなく、Androidアプリ非対応であることなど)
あと1年余りでWindows10のサポート終了ということもあり、PCを捨てたくない人から熱いまなざしを送られている存在といえるだろう。
ワイも熱いまなざしを送っており、とうとう本日手元の古いLets noteで試してみることにした。
USBメモリで動かしてみる、が。
Google公式サイトからChromeOS Flexのインストールイメージを落とし、別途用意したイメージ作成ツールで起動USBメモリを作成。
(当方はRufusの最新盤を使用。あとでもう一回お世話になる…)
古いLets note側にUSBメモリを入れ、まずはBIOS(UEFI)起動してUSBを認識させ、Windowに優先してUSBメモリから起動するよう、ブート順序を変える。
設定保存して再起動。
Chromeのロゴが出てきたので、認識成功。
何やらメッセージ(ここをよく見ておくんだった)が出た後、灰色の「ChromeOS Flex」のロゴが出た。カッコいい!
南海かつっかかったが、とりあえず日本語設定までいけた。この部分はUSB側に保存されるのかな?このあたりはわからん。
デスクトップが起動した。
だが、USBメモリでの動作が、遅くて使い物にならない…
まぁどんなものかはわかった。
いったんここでWindowに戻して、暇なときにもう一度試そう、とUSBメモリを抜きWindowsを起動・・・あれ?
ログイン画面の時計が朝7時になってる!(いまは15時台)
慌ててBIOS設定を見直すと、BIOS時間から変わっていますね。
狂っているのは時間の部分だけなので、7→15に直す。
もう一度USBからFlexを立ち上げ、USBを抜いてからWindowsを・・・
何度試しても午前7時になっちゃうぞ。
結論
USB起動のChromeOS Flexが、PCのBIOS時計を勝手にUTC(=JST-9)に変更してしまう(一部環境だけかもしれない)
もうChromeOS FLexに移行した人は影響ありませんが。
ワイみたいに一時的にためしたり、本格的にデュアルブート設定を作成する方々には影響するって認識であっているでしょうか?(PCの環境依存?)
ワイはもうこいつに愛想がつきて、
さっき使ったRuFusで(TPMチェックなどをバイパスし)Windows11 23H3にアップグレードしてしまいました。
思いのほかサクサク動き、サブ機としては合格。
脆弱性を突かれる危険はありますが、個人で使う分には問題ないでしょう。
もう一台ChromeBookが欲しくなったら、中古PCを安く買ってFlexを入れて使います。
本記事で認識違いがあったら、コメントいただけると助かります。
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