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ロミオとジュリエットは3日間の恋、らしい

本日公開されたデスクトップサスペンス映画、
『Search/サーチ』を早速みてきた。

今年は『カメラを止めるな!』に、レディプレーヤーワンに、
斬新な手法だったり、そうくるかという映画が、立て続けにきてたけども、
このサーチもなかなかにすごかった。

カメ止めのときみたいに、「とりあえず見てくれ!」な作品。

ただの、デスクトップ上で全編が繰り広げられるという、
仕掛け・演出がすごいでに目がいきがちだけども、
サスペンス/ミステリーのストーリーとしても、
展開は全然読めないわ、まさかのどんでん返しの連続だわ、
で、あっという間の時間だった。

ふと、今日、この映画をみて、
あたらしいものに触れて思ったのが、
やっぱり自分は映画が好きだな〜と。

(とはいえ、映画にむちゃくちゃ詳しいわけでもないので、
本当に映画を極めている人の前で話すのは恥ずかしいくらいだけど。。。)

思えば趣味を聞かれた時とか、
無意識に最初の方に「映画」というのが出てくる。
彼女ができたら、とりあえず映画に行っちゃう。
映画の趣味が合うと、その人をなんだか好きになっちゃう。

小さい頃から自分の行動をするきっかけをくれるのは、
いつも映画の中のキャラクターや世界への憧れだった。

ミーハーな自分の人生やここまでの行動の原体験を形成しているのは、
映画が大きいかもしれないなと、改めて思ったわけで。

そんなところで、今回僕の人生に影響を与えた映画たちの紹介です。

映画へのコメントについては世の中の批評家さんたちが
たくさんいいことを言っているので、
あくまでも自分への影響ベースでの内容なので、
うすっぺら〜い内容になっていることご了承を。

◼️病弱な僕が外の世界への一歩を踏み出すきっかけをくれた作品
『スターウォーズ』シリーズ

はじめてスターウォーズをみたのは、小学校のとき。(1999年)

エピソード1ファントム・メナスを、親の影響もあり映画館で鑑賞して、
身体中からアドレナリンというか興奮がみなぎった。
ジェダイのかっこよさ、ビークルのかっこよさ、音楽、世界観、
すべてに圧倒されてそこからそこまで公開していたいわゆる旧三部作を見漁った。そこからジェダイになりたくて、病弱だった僕が剣道も始めた。音楽も興味なかったけど、あのオープニングを自分でも奏でたくてピアノも始めた。サウンドトラックはCDが壊れるほど聞いて、エピソード1のストーリーをBGM付きで通して流れを暗記していた。まだ何も大人の階段を登っていなかったけど、キスの仕方は、エピソード5でのハンソロとレイアのキスシーンで覚えた。

さらに思い出は、ジョージルーカスが日本に「スカイウォーカーサウンド」を導入した際、来日する機会があり、そこに何通もハガキを書いて申し込んだ。なんと、当選してルーカス監督の後ろの席でスターウォーズをみた。
そのときの感動はいまでも忘れないし、
幼心でいつかルーカスに再会したいと思っていた。
いまでもスターウォーズのBGMは自分の頭の中でいいことがあったり、
何か奮い立たせたいときは脳内再生している。

<好きなエピソード>
帝国の逆襲

◼️「こんな大人になりたい!」と初めて幼心に思ったあの刑事
『踊る大捜査線』シリーズ

小学校の頃、はじめて連続ドラマというものにハマったのが、
この踊る大捜査線シリーズだった。
とにかく織田裕二演じる青島刑事がかっこよすぎた。

相手のいやがることをしない、人の悲しみを自分のことのように悲しめて、
人の喜びも自分のことのように喜べる、そして同僚からの信頼も厚い。
なんてかっこいいんだ!と、とにかく憧れていた。
人の気持ちにたつことのできる、やさしくて熱い男、そうなりたい。

その後中学入学の際は祖母に、
Manhattan Portageの青島刑事が使っていた、
同型のカバンを買ってもらった。あまりにも中学では浮いてしまって学校へは使わなかったが、
数十年たった社会人の今、実はたま〜に使っている。
なつかしいなぁ。

◼️永遠の憧れのスーパースター”マーティ・マクフライ”
『バック・トゥ・ザ・フューチャー/Back to the Future』シリーズ

こちらも小学校のときにみてから虜になったシリーズ。
社会人になった今でも毎年ついつい見直してしまう作品。
高校生のときは、マーティに憧れてエレキギターを買ってもらって、
ジョニーBグッドを練習したりと影響を受けていた。

自分もだめだめだったから、
マーティのお父さんと自分を重ねたりしてみていた。
この作品をきっかけにタイムトラベル・SFのジャンルに興味を持ち、
マイケルクライトンやジュールヴェルヌ、スティーブンキングの小説、
監督でいうとスティーブンスピルバーグ、ジェームズキャメロン、クリストファーノーランの作品をチェックするようになった。

<好きなSF映画>
アルマゲドン(1998年)、マイノリティ・リポート(2002年)、タイムライン(2003年)、(2005年)、ウォーリー(2008年)、インセプション(2010年)、ゼログラビティ(2013年)、インターステラー(2014年)、レディ・プレイヤー1(2018年)

▼インターステラー(近年一番好きかも、長いけど)

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◼️知識への探究心はコナンから学んだ気がする
『名探偵コナン』シリーズ

初めて買ってもらった漫画がコナンで、今でもコナンは全巻揃えている。
初めてみた映画は、「世紀末の魔術師」だったのを今でも覚えている。

コナンからは恋愛も、どうでもいい豆知識も、いろんなものを教わった。
まぁもう、とにかく好き。「バーロォ」っていいたい。
そしてコナンは絶対そのとき一番一緒に映画をみたい人と見る。

<コナン映画ベスト3>(#コナン好きと語り合いたい)
1位:『迷宮の十字路』※京都大好き、和葉最高
2位:『ベイカー街の亡霊』※あの赤ワインのラストは思いつかない
3位:『天国へのカウントダウン』※ぴったり30秒!のドキドキ
次点『漆黒の追跡者』『時計じかけの摩天楼』....


◼️大学受験を頑張ろうと思ったきっかけは実はこれ
インディ・ジョーンズ』シリーズ

もうミーハーの代表格はばればれかもしれないが、とにかくスティーブンスピルバーグ作品は大好きである。その中でもインディジョーンズシリーズは、僕に歴史や遺跡への興味を駆り立ててくれた。

ハリソン・フォードがかっこいいのはあたりまえで、彼が冒険をして遺跡を辿り謎をときあかす姿をみて、「将来は考古学者になりたい」と高校生のときひそかに思っていた。
それで受験したのも考古学のゼミがあった早稲田と慶應だった。
オープンキャンパスにいったり、パンフレットを読んでいるうちに、
ものすごいモチベーションが湧いて大学受験をがんばろうと決意した。
なかなか将来入りたいゼミのために大学受験をして受かって、
その希望のゼミに入る、、というのは、
自分にしてはよく話だったなと思っている。
※インディジョーンズみたいにはなれなかったけども。
インディの女ったらしぶりもなんだかかっこよくて、そこにも憧れてたり。

◼️海外の広告賞への憧れはなにげにここから
『ジャッジ!』

いわずとしれた広告業界を描いた映画。
まさに僕はこの映画を社会人1年目に見て、「僕が目指したい舞台はここだ!」となったのを覚えている。(もちろん内容もものすごくおもしろくて、はじめっから笑いが止まらなくて大変だった)

この映画でみた、あの海外賞の地、プールサイドでのパーティの絵が、フィクションであるというのももちろんわかっているけども、
今の将来の夢である、「海外広告賞で賞をとって、チームのみんなとおいしい乾杯をする。」というものにつながった。

今年2018年の3月にはじめて海外の広告祭「アドフェスト」@タイのパタヤに参加したが、やっぱり観客でいくんじゃなくて、あの壇上に上がりたいと思った。
壇上のみんなはすごい輝いていた。
余計な政治とか働かず、いいものをいいと言える場で、いいといいあえる。それってあたらいまえだけどすばらしいなと思った。

「あっち側にいきたい」精神があらためてそこで発動
した。

いまやっている仕事がまっすぐはそこにつながっていないと思うけども、
わらしべ長者のように、出会いを呼んでチャンスを引き寄せられんじゃない
かと、信じている。

などなど、THE人気映画に影響を受けてここまでやってきた。

これからもきっと、いろんな映画(もちろん本や漫画でも)に出会うことで、影響を受けて行動していくんだろうな、というのは見えている。

そんな僕みたいな人は多くはないかもだけど、きっと少なくはないはず。

そういう人たちのしあわせの原体験を作っていけるように、これからもがんばっていこうと思う。

あ〜、来月公開の『ボヘミアン・ラプソディ』もすんごく楽しみだな〜。

ながながとなっちゃったけど、今日はここまで。

あ、タイトルにも書きましたが、
ロミオとジュリエットって、わずかな恋だったんですね。
知らなくて最近知ったことのひとつ。

さて、秋がやってきました。

2018年10月26日

<写真は稲門祭でのチーバくんとの写真>(下手すぎ)


さぁみんな「この指とまれ!」