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せっかくだから、は魔法の言葉

◼️はじめに

「丸さん、もっと自分を発信してみたらどうですか?
もっと知りたいし、さらけだしてほしいです。
きっと他のみんなもそう思っているはずです。」

と、最近うれしいことに後輩の1人に熱く言い寄られることがあった。

正直僕は、らーめんについてや映画について、自らが携わったイベントについては発信できるものの、自ら(=丸橋俊介自身)を発信すること、
セルフプロデュースが、内心とても苦手だった。

人の話を聞いたり、盛り上げたり、広げたり、質問したりするのは得意だけど、自らを発信することに対しては、どうしても「自分の話にみんながどれだけ興味があるのか?」「つまらなかったらどうしよう?」と心の奥底で思ってしまっているところがあった。

その僕の弱点を、僕を鼓舞する形で指摘してくれた後輩には、
本当に感謝の念しかない。

僕は自分のことを発信することを恐れていたけども、
彼の言うことを信じて、発していこうと思った。
読んでくれる、興味を持ってくてる人がきっといると信じて、発していく。

せっかくだから、ここで一歩、noteの力を借りて踏み出してみよう。

◼️今の自分は何がしたいのか?

その発信することについて話をもらったとき同時に、

「丸さんはこれから何がしたいんですか?
いろいろなことにチャレンジしているけどどこを目指しているんですか?」(確かこんな感じ)

と、言う話ももらった。確かにその通りだと思う。

先輩メシというイベントや、早稲田大学OB会現年次代表(稲門会)、熱海広告祭
その他業界関係者交流会企画等等いろいろな場づくりを企画したり運営したりしているけども、結局何がしたいのか。

【参考:上から先輩メシ、稲門会、熱海広告祭】

おかげさまで自分を見つめ直すいい機会をもらうことができた。

就職活動中のあの熱い想いを叶えているのか?
亡き祖母の枕元で誓った約束を守れているのか?
大好きな仲間から飛び出して新しい会社に入った時のあの決意を、
ちゃんと今も胸に持ち続けているのか?
両親やお世話になっている人々に、恩返しはできているのか?

全然まだまだ何も成し遂げられていないし、
納得できることなんて正直全然できていない。

◼️僕は何がしたかった、のか?

せっかくだから、いろいろと思い返してみる。

最初広告業界へ入ったのは、そもそも簡単な動機だった。

大学時代(今も)やっていたサンバ活動で、
各地の商店街をサンバでパレードをしたり、
大学内でサンバ演奏をしたりした時に、フェイスブックやツイッターで、「サンバすごかった」「たのしかった」「また来年がたのしみ」と世の中の人たちの反応を見るのが好きだった。

他にも、自分が企画した遊びや飲み会の後、翌日とかにメールや会話で、「昨日のほんとに楽しかった」「最高の乾杯だった」とか、そういうリアクションがあるのがとてもうれしくて、その感触がとっても大好きだった。

そういうことを、もっと仕事という人生の半分以上を過ごす時間の中において、ワールドワイドにおっきなワクワクするような企てを、世の中へ仕掛けていきたい!

そんなはじめの想いだった。

でも、そのほんっとの、最初の想いってとっても大事なのかもしれない。

◼️で、結局何をしていきたいんだ?

5年間広告の仕事をしてきて、
だんだんと自分の得意不得意がわかってきたこともある。

最初は「オレがコピー書いてやる」「オレの企画で世の中動かしてやる」
といういい意味で、熱いオレがオレが!なエンジンで日々動いていた。

たくさん講座に通って習って書いて、クリエイティブの部署ではないところにいたから、会社にも2時間早くいって仕事とは関係ない公募のコピーを書いたり、コピー年鑑を写経したり、努力はしていたつもりだった。
しかしなかなか結果は出ないし、異動もなかなか叶わずであった。

全然賞もとれたりしないし、自分は「企て」が向いていないんじゃないか、そう頭をよぎりはじめていた。
正直やっぱりオレは何をしてもだめなんだな。
(コンプレックスの話にも通じるので詳細は後日)

そんな中、企画でメシをくっていく(通称;企画メシ)という講座に通っていた時、ある仲間の言葉が自分にかなりぶっささった。

自分の成長を見限るのも一種の成長。
全部自分じゃなくてもいい。
自分よりすごい人を見つけるのも、また仕事。
チームで物事を成し遂げればいい。

この言葉でとても救われた気持ちになったのを思い出した。
そうか全部オレがオレがじゃなくて、「チームで成し遂げればいい」んだ。

自分を思い返して見ると、
幸いにも僕には自慢すべきあらゆる方面の、
たくさんのスペシャリストの友達がいる。
自分一人じゃ絶対できないことを平気でやってくれる友達、
そして、いざというときにいつも助けてくれる友達、いつも応援してくれる後輩たち。

そういった周りの人たちの力をまとめあげて、場を作って、
おもしろい・たのしい方向へディレクションしていく、プロデューサー。

そういうのも、自分にはありかもしれない。

自分の力は小さいけど、そんなスペシャリスト達を束ねる・助けてもらえる、スーパージェネラリストを目指そう、その仲間の言葉を聞いた時にそう思っていたのを思い出した。

そして最近、
BBDOの眞鍋海里さんからこう言われた。

「おまえは、いいから、人たらしを極めろ!
人たらしなプロデューサーになって、いろんな人に助けてもらえ。それで仕事を創ってこい。」

これも自分の中でひとつの軸にもつながった。

◼️noteでの発信含めこれから目指したい姿

上記の後輩からの質問に答える&自分への宣言含め最後に。

僕はおもいかえすと、いい意味でミーハーだった。
好奇心旺盛で何か新しいものが出たらすぐ手を出しちゃう。
流行りのもの・ニュースはすぐチェックするし、Apple大好きだし、
映画のランキング上位のやつはすぐ見るし、かわいいアイドルがでればすぐかわいいかわいい言うし、いい意味でミーハーなところで、多くの人と会話を広げてきていた。

そんなミーハー力から生まれる、
会話の引き出しの多さは自慢できるところだった。

そういうのを踏まえ、
「ミーハー力で仕事を創る、人たらしプロデューサー」
を目指したいと思う。

そうなるためには、多くのスペシャリストたちからの信用・信頼を得らなくてはいけないし、そのためにも日々新しいものをチェックして勉強していかなければならない。

だから、
いろんな人に会いに行く。
企てをする。
場作りを続ける。
いろんな人から話を聞いて、
出会いのわらしべ長者のように紹介してもらって、飲んで仲良くなって、仲間を増やす。
そうやって自分を大きくしていきたい。
(スイミー理論)

このnoteをうまくつかって、発信することで信用を得て、
また、noteを通じて新しいことを取り入れたり意見を交換できる、
そんなイメージが少し膨らんできた。

せっかくだから、はじめてみます。

いきなり長文、失礼しました。
これからよろしくお願いします。

丸橋 俊介

さぁみんな「この指とまれ!」