![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97762852/rectangle_large_type_2_9a8623d2aafae78412e7739c21f697bc.jpeg?width=1200)
やっぱり音楽。
人が心動かされるもの。絵だったり、アクセサリーだったり、はたまた、道端に咲いている花、身近にいる愛らしい動物だったり、いろいろだと思うけれど。
私にとって、心に残る思い出と必ず紐付いてくるもの。それが、なんだかんだと言って、やっぱり音楽だったのだ。
それは突然の出来事。写真で切り取られた光景と重なり合っていく音楽。
時に涙を誘い、思い出の余韻で笑顔になり、そこにはいつも、
音楽があった。
音楽活動を始めた頃は、自分を見離した人たちへの
当てつけのように、実は、半ば自暴自棄で活動していた。
いつか音楽で有名になって見返してやる、成長した私を見せつけてやる。
次々エネルギッシュに活動する私に驚く人もいたが、
「見離さずに、見捨てずに、この子とちゃんと向き合っておけばよかった」って、後悔させてやる!
そんな気持ちだけで活動していた。その気持ちが、音楽活動を続ける、
唯一のガソリンだった。
私の曲で、歌や演奏で、喜んでくれる人がもしいたら嬉しい。
そんな気持ちは、実はこれっぽっちもなかった。
そういう気持ちで活動できるのは、根本のところで自分が満たされていて、
余裕のある分を人様にシェアさせていただく、という心持ちというか、
あり方が整ってからではないかと思う。
実際に、ライブで、「歌、感動しました!」とおっしゃっていただいて
お客様からおひねりやプレゼントを頂いたりしたこともあったけど、
ありがたい反面、複雑な気持ちでいっぱいだった。
お客様に申し訳ないなあ、自分の承認欲求だけで活動してきた人間が、
こういったものをいただいていいのかと。
そんな自分が嫌になって、音楽活動は一旦
お休みしているけれど。
自分の心に一番密接にリンクするのは、やっぱり音楽だし、
音楽が好き、ということには変わりはないのだな、という
気持ちに気付きつつある。
これからどういう方向で活動していくのか、
まだまだ決まってはいないけれど、
生温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
最後に、私が今一番気になっている方の
動画を置いておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?