子音踏み①

こんにちは、まーしゃるです。

ラップ好きの人やラッパーだったら韻を踏むことを一度は意識しますよね。今現在韻を踏まないラッパーだったとしても、過去に一度くらいは韻について考えることはあったと思います。

自分は2002年くらいにKICK THE CAN CREWのリリックで日本語ラップの韻の面白さを知り、そこから自分で韻を考えてリリックを書き出すようになりました。当時はガラケーのメモ帳を使って16小節を書いていましたね。時にHOOKも作成してました。

やっぱり韻って面白い。同じ母音を合わせるという制限がある中で、いかに文章を繋げるか。またいかに面白い言葉に繋げるか。お笑いで言う「フリ」と「オチ」のようなものですね。

そして母音だけじゃなくて、子音も合わせてしまおうというのが子音踏みと呼ばれるものです。ポピュラーな物だったら「スーパー銭湯」「数パーセント」みたいなものですね。

正直最初は母音が同じで子音が違うというのが韻の面白さだと思っていました。そのほうが可能性が大きく、無限の楽しさがあると感じていたからです。また子音まで同じにしてしまうと、単なるダジャレだと思われるだろうとも思っていました。

余談ですが、ラップと言うとリズムに乗ってダジャレみたいなサブいことやってるんだろ?と言われることに嫌悪感を感じていた時期でもありました。だからこそ子音を合わせた同音異義語などは使用しないようにしました。

でも今では子音を合わせることがとても楽しいです。母音だけ合わせていても良いのですが、子音までも合わせた韻がとても好き。そちらばかり考えてしまいます。

単純に母音だったら制限が5分の1になるのが、子音まで合わせたら50分の1になるわけですからね。このギチギチの制限がとても楽しいのです。そしてその制限の中で偶然にも一致した言葉たちを見つけたとき。これは発見というよりも発明に近いのかなと。私は子音踏みの発明家なのです。

というわけで子音を探りながら日々アウトプットを繰り返していくわけです。目に浮かんだものに母と子の音を合わせる。これを日々繰り返していきます。

以上ですが、これより下に子音踏みを5つほど。では。

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