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後輩たちへ 〜その2〜

勝たせるべき人を見誤るな

新型コロナウイルスが猛威をふるっている中で、自宅にマスクを忘れてしまい、極力息をしないように最近都内を散策してきたマーシ(死にたい)です。

前の記事で、あいさつとか、返事とかできてない奴っているよねーってことを書いたんだけど、今回は承認欲求を満たすためにすべき方向性についてです。最近の若い子は特に。 

理屈に殺されてるよ

最近の若い子は(こんな事を言う歳になってしまいました涙)我々から見たらすでにアップデートされた教育を受けてきているわけだから、絶対に優秀で、物知りで、デジタル化された世界への浸透性も早い。だからおっさん達とは一線を画した位置にいると彼ら自身も自覚している。どんな些細なことも感覚ではなく理屈で説明されないと理解出来ないし、理解しようとする努力もしない。これは言語化できていない上司の責任でもあるんだけど、この記事からは少し話が逸れちゃうから、それは一旦置いておこう。

オンリーワンは、孤立する

これだけSNSが発展している情報社会において、彼らはとにかく承認欲求が強い。「認めてもらいたい」が数値化している。そんな彼らが承認されるためにする努力の手段は一つで、自分の技術や能力をとにかく上げようとする。自分だけのオンリーワンを見せつけて、スペシャリティな存在になろうとする。

誰が誰を認めてる?

だけど、自分を振り返って考えたときに、自分を認めてくれる人や自分が認めている人って、そんなにズバ抜けた能力の部分を認めてくれているのかなぁ?って思うと、どうやらそうでもないらしい。

じゃあ何で?ってことなんだけど、そこを因数分解すると、おれを勝たせてくれた人をおれは認めてくれているし、おれが勝たせた人からおれは認められているということ。

信用ポイントの使い所

何が言いたいかというと、自分が承認を獲得する(勝つ)ためにすべきことは、自分以外をまずは勝たせろってこと。そうすると信用ポイントが徐々に溜まっていって、「おやっ?こいつのおかげでおれ勝ったぞ」ってなったら、【こいつ】の事を重宝するに決まってるし、【こいつ】に対して、【こいつ】からもらった以上のことを返してあげないと気が済まないでしょ、普通は。そうやって信用ポイントを蓄積していくことで、どうやらここに【こいつ】は必要だぞって空気になってくる。そのときに自分が持っている技術や知識を披露することができれば、いよいよこっちのもんだってことです。
すると急にコスパが良くなってくる。努力同等、もしくはそれ以上の評価が得られるよって話。

長い人生、長い目で見た方が得。

今の瞬間に認められることよりも、長い目を持って認められる方が、その分野で長生きできるし、自分を活かすことができるようになるはず。

自分で自分を殺すような生き方は、時間の無駄だし、もったいないよーってことです。

自分が勝つためにまず勝たせるべきは、自分以外から。

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