後輩たちへ 〜その6〜
4月から新年度が始まり、バタバタした社内の中で意外と平穏な生活が出来ている、どうやら不感症のマーシです。
TakerとGiver
さて。
今日はTaker(テイカー)とGiver(ギバー)を見極めろという話。
Takerというのは、自分のことを第一優先に考えて、人から搾取することを生業にしている人のこと。中には巧妙な手口で搾取を繰り返し、あたかも「搾取なんかしてないよー」と振る舞いながら信頼を獲得しようとしている人も存在する。
一方Giverというのは、誰かに何かを与えることで喜びを感じる人のこと。こういった人は自分の所有している時間やお金などを人のために提供することが嬉しいし、楽しいと思っている。
Giverが正しいのか?
こう考えると明らかに後者の方が人として優れているように見えるけど、実は違っていて、TakerはそもそもTaker同士では争わず、Giverからしか搾取しないような仕組みになっているため、Giverが存在するからこそ、Takerが存在できる余白ができてしまうのだ。
逆にそうするとGiverが悪いのかって話になるんだけど、そもそもGiverはGiverに対しても与えるので、Giver間での繋がりにあっては、ものすごく有意義なものになるわけ。
要するにまとめると…
1.Giver同士で繋がれるGiver
2.Giverから搾取するTaker
3.Takerに搾取されるGiver
という順番になる。
それぞれはどんな関係性なのか
1番のGiverは、そもそもTakerとは距離を取っていて、そこに近づいても搾取されるだけだと思っている。だから近づかない。無駄だから。
Giver同士での繋がりに重きをおいていて、相手を勝たせることを相互に想い合っている。
2番のTakerは、1番とそもそも距離を取られているわけだから、3番のGiverから搾取するしかない。どんどん搾りとっていって、搾りカスになったら次の人へと移りわたる。それをずっと繰り返しながら自分のことしか考えてないから、まず自身のマーケティングを展開できる幅が3番のGiverにしかないということに気付いていない。
3番のGiverは、自分のことよりも他人を優先的に考えてるわけだから、自分の入り込める隙間を常に探している。と言うより、求められることを常に求めていると言った方が分かりやすいかもしれない。求められるその相手がGiverかもしれないし、Takerかもしれないけど、そんなの関係ない。どんな相手であれ、どんな状況下でも自分を提供してしまうのだ。だから相手がTakerであっても、彼らはそれを見極めることができずに、自分の承認欲求を満たすことに専念してしまう。
どこに分類されているかが重要
見て分かる通り、Giver→Taker→Giverの順番で構成されているということ。
自分がどこに分類されているかも大事なことだが、自分の周りにはどの分類の人が存在しているのかということも大切であるということを忘れてはいけない。
Takerの見極め方とは
では、それをどのように見極めていくかということだが、相手を勝たせたときに、その見返り(卑しいんだけど、この言葉しか思いつかなかった)として自分も勝たせてもらっているかということ。そこで信用のポイントが蓄積して、相互においてWIN-WINの関係性を構築できているかが問題で、2番のTakerと3番のGiverは、必ずどちらかが負けている構図になっている。
まとめ
自分の立ち位置としては、Takerとは距離を置きつつ、自分がTakerにならないように律しながら、自己の承認欲求のためではなく、社会貢献のためにGiverとしての道を歩んでいくことが、社会的健康を獲得できる術なのだといくことを断言しておこう。
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