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後輩たちへ 〜その8〜

天気がいいので、バイクのパーツ屋さんとオイル交換するショップに出向いたところ、パーツはないし、ショップは休みだし、ツイていたのは天気が良かったことだけという、ノーテンキでお馴染みのマーシです。

マウントは逆効果

今日は受け身でいられるのはチャンスでしかないというお話。
どうやら最近の子は(おっさん発言)、自分の立ち位置というのを見極める能力が低いようで、すぐにマウントを取りたがる傾向にあります。
これは以前の記事にも投稿した通り、自分が何しろ勝ちにいきたいという傾向なんだと思うんだけど、そもそもそのマウント姿勢が凄いとは1mmも思わないし、むしろ邪魔だし、ちゃんと根拠を説明できるだけの脳ミソを持ってきてもらいたいのに、自己顕示欲を満たすためだけに、先輩や上司すらも殺しにかかろうとする奴、反省して下さい。きっとそんなことをしても君が求めている評価は得られません。

受け身でいられるメリット

まだ若いのか、もしくは周りから未熟であると評価されているのか、その理由は様々だが、受け身でいても、まだ受け身で良いと認めてもらえる瞬間ってそんなに長くないと思うんだよね、社会において。
確かにその未熟者であるという評価から早く脱したい気持ちも分かるし、一人前として認めてもらいたいという欲についてもよく分かる。だけど、今のこの瞬間の自分にしかできない立ち位置を、みすみす捨ててまでその評価を得る必要があるのかなと思う。

自分だけの短い期間の特別な立ち位置

だって、自分にしか認めてもらえていない立場なのだとしたら、それは特別で、オンリーワンなわけどだから、存分にその立ち位置を活かしたほうがいいに決まっている。
そもそも勘ちがいしているのは、受け身でいることとは、自分から率先して情報を取りにいかなくても向こうから勝手に情報がやってくるわけだから、その情報は自分の肥やしにして、自分から収集した情報と掛け合わせておけばいいだけ。すぐに発信しようとすると、浅はかな知識を露呈することになるから、それは君の信用ポイントの失墜に繋がってしまう。長生きしていくためには、それは極力避けた方がいいことくらい、分かってくれるよね?

ポイントの使用方法

確かに怒られることもあるだろうし、早く一人前として認めてもらいたいという焦りがあるのは分かるけど、それは自分の立ち位置を超えてまでやることではない。自分の立ち位置を弁えて、その立ち位置で認めてもらえば、それでいい。そうやってコツコツ貯めてきた信用のポイントは、いつか使える時が来るはずだから。それまではジッと堪えて、人を勝たせるためにそのポイントを使うことをお勧めします。

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