カツカレーの食べ方がわからなかった話

今日金沢カレーのお店に行ってきたんです。

まあ金沢カレーの店はだいたいカツカレーがキービジュアルになっていると思うし、実際主力メニューだと思うので注文してみた。そのまま何も考えずに食えばよかったものの、大いなる疑問にぶち当たってしまった。

これ、どうやって食べるのが正解なんだ?

そもそもの話

これは金沢カレーだけというわけではなく、カツカレーの食べ方が前からイマイチわかっていなかった。ソースをかけてカツを食べるのが正解なのか、カレーに浸して食べるのか、ソースの混ざったカレーを浸して食べるのか…

金沢カレーがそこにさらにキャベツをプラスしているのも、より混乱してしまうキッカケとなった。ソースをかけて食べるのか、カレーに浸して食べるのか…
好きに食えよ、というツッコミをしたくなるだろう。
あと、書いていてソースかカレーしか迷ってないじゃん、とも思えてきた。
言ってしまえばそうなのだが…
せっかくなので、おいしくいただきたい。何か手順があるなら、参考にしてみたいと思うのは職業病なんだろうか(デブなせいかもしれんが)

整理しようとした

ソース・カレー・素・飯と一緒に食べる場合…
などのケースを一覧に並べて、整理しようとしたんだけど、そもそも自分の脳みそでは全パターンを抽出しようとしてもしきれないことが判明したので、これはマズイと思ったので別の方向から整理することにした。
あと、グーグルに良い感じの食べ方がないかと思って調べてみたんですけど、いわゆる"オレ流"しか出てこなかったので、ヤメました。しかも皆めちゃくちゃ細かく書いている。まるでFF14の高難易度コンテンツのタイムラインのようで吐き気がした。そもそも好きに食えば良い料理っぽい。ただ、何かしら正解はほしいので、自分の中で理由を考えて着地したい。

そもそもの成り立ちを考えてみる

東京都中央区銀座の洋食店「グリルスイス」で1948年(昭和23年)に考案されたと言われている。常連客のプロ野球・読売ジャイアンツ・千葉茂が「別々に食べるのは面倒だから」と注文したことがきっかけで、グリルスイスとその系列店では現在も「元祖カツカレー」と「千葉さんのカツレツカレー」というメニューを出している[4]。千葉茂の逸話とは別に東京市浅草区浅草(現・台東区浅草)の洋食屋台「河金」[5]が豚カツを載せた丼飯にカレーを掛けて「河金丼」と称して1918年(大正7年)に提供したとも言われる[6]。-出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC

他にも同じような記載をインターネットで複数見かけた。つまり、成り立ちとしては、カツとカレーを一緒に頼むのは面倒だから、一緒にしちゃおうね、ということなのだ。つまり、あくまでもカレーとカツを一緒に食うのが面倒なだけで、一緒に食ったから味がよくなるとかそういった目的を主眼に置いてできたメニューではないと結論付けられる。そうか、必ずしもカレーに浸さなくてよいのか等の疑問はここで出てきたのか…(我ながら変な疑問だとは思うが)
多分、何も考えずに食ったのであれば、容赦なくカツは全部カレーにぶちこむことになるとは思うが、カレーがかかってなくてソースだけかかっているカツライスの状態を楽しみたいなとか、カレーとソースを混ぜた味+カツを楽しみたいとか、そういう無限の選択肢があるので、先程のオレ流が乱立してしまうといったことが起きているのだと推測した。

つまり、カレーという一皿完結型の料理において、数多くの選択肢が投げっぱなしでやってくるとんでも料理なのである。

個人的には、
・ソースとカツ
・ソースとカツと米
・米とカレー
・カツとカレー
・カツとカレーとソース
が楽しめればいいかなという感じがした。本能でこのあたりをクリアできれば結構いい感じなんじゃないかと思います。こんなの一々考えて食ってられるか!

ちなみに、今日食ったカレーはめっちゃうまかったです。
カレーにソースを掛けるのが当たり前の食文化で育ってしまった(浦安鉄筋家族のせい)なので、カツにもカレーにもドバドバいった。

ちなみにキャベツはカレーにはあまり合わない気がするので、カツ定食よろしくソースだけかけて食うのが個人的には好みでした。

皆は飯を食うときにこういった疑問はなるべく持たないようにしましょう。
なんか「これだ!」という結論が出ないのにめちゃくちゃ時間を無駄にしました。カツカレーについて考えすぎて寝落ちしたのは人生で初めてです。

こんな記事でも誰かの暇つぶしになればよいかな・・・とは思うのでアップロードしておきます。それではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?