【クルスタ】不遇キャラ相談所～サラン編～
クルスタ不遇キャラ相談所、第3回目の開所となります。
今回は流星市国の五名門の1つである桜十路家の二女、サランについてになります。ふわふわ～な彼女に対して、今回もしっかり精査していきます！
キャラ性能について
まずはサランの各種能力について確認してきましょう。
ステータス面
実はステータスだけで見ると、かなり強めに設定されている彼女。HPをはじめ、シフォンやキサナなど強力なアタッカーよりも攻撃力が伸び、なんと衣装違いのハロウィンver以上に攻撃力が高いというふわふわ筋肉(？)持ち。
EX上昇値もかなり高水準で、最終的な数値は同率1位のラティエ・リップルに続く3位。☆2の中でもダントツなステータスをしており、相当なパワーを持っていたりします。まるで相撲取りみたいだな…
が、それの反動なのか行動CTは22～26CTと非常に遅め。これはアムと同じく最も遅い行動タイプで、行動後22CTを超える場外からスタートするという事もしばしば。ノーツ上げや加速が重視される現状において、DEFタイプも相まってかなり活かしづらくなっています。
スキル面
続いて、スキルの方を見ていきましょう。
スキル名が可愛い…というかネーミングセンスが素晴らしいと思う。
非常にシンプルです。解説のしようがない位、短くまとまっていますね…(笑)
EX1は挑発状態にし、自身の重さをあげるスキル。DEFキャラとしては必要最低限のステータスが揃っていて、かつ挑発の効果時間が長いのも利点です。他キャラと比較してしまうとどうしても劣りますがね…。
重さアップ量は全キャラ中トップで、過去に配られた「ビビ神のメイド服」と組み合わせると最大で重さが100%を超えます。単体で重さが唯一100%を超えることが出来るので、ノックバックによる後退を最大限まで減らすことが出来ますね(ビビ神は今ではもう手に入りませんがね…)
…と思いきや、1月のイベントで人間の重さがアップする「流星風紀委員の制服」が貰えたので、実質誰でも可能にはなりました。HPも上昇する事から、彼女とセットで装備させるのが丁度いいでしょうね。
EX2は吹き飛ばし量の多いノックバック。通常ノックバックですが、元々攻撃力が高いのでダメージ量には程々に期待できるかもしれません。ある程度重い敵でも、16ノックバック(アクセ込みで18)ならかなり後退するでしょう。
…と、擁護はしてみたものの実際に使うには厳しいですよね。DEFキャラというだけで不遇扱いされているようなものです。長期戦というだけでだるくなりそうな方も多そうですし、物好きしか試しそうにない印象があります。
種族、属性面
光・人間にはヴィーナス・アム・リア・コハルコ・水着マトイ・ジュエリーがいます。リアやコハルコのバフをダイレクトに受けられるという恩恵は大きいのですが、逆に強いキャラが多すぎてサラン採用は大体見送られるでしょう。
光属性だとルリエルやリノなども攻撃力上昇やノーツ上げ等も便利ですし、ジュエリーの封印、メルエルの麻痺、シャルレーヌの混乱など状態異常に関してもあらかた完備されています。人間に関しても、前回のフィオナ同様にサポートは確かに手厚いです。
はっきりいって、種族・属性面においては恵まれている方です。恵まれているのですが…強いキャラが多すぎるのと、他の面が足を引っ張ってしまっている状態という感じですね。
総合的に見ると？
恵まれているけど何か惜しい…そんな感じです。ステータスの高さ、挑発の効果時間、重さアップ、属性と種族面…と充実しているんですよ。
それをスキルが全てを台無しにしてしまっているわけですね。初心者・上級者問わず、挑発を活かしたキャラ編成というのはかなりマイナーな部類です。一度の戦闘に時間がかかるため、タイパが悪いという点でも見劣りしてしまいます。物好き向け…的な？
彼女を上手く使う場合、他のキャラとの連携が必須になります。逆に言えば、彼女はそれぞれの役割を考えさせてくれる上級者向けキャラといった立場なのかもしれません。少なくとも、脳死で扱える性能ではないですね。
実際のバトルではどのように使う？
それでは、実際に編成について考えてみましょう。今回も火力向け、特殊向けなど計4パターンを組んでみました。
サランはDEFなので火傷・毒による耐久編成が無難かなと思いましたが、ここではそれ以外の構成を考えて見ることにします。
編成例1(火力重視1)
サポートが豊富な光属性を活かして、CTを底上げして火力をひたすら上げていく編成。リア・ルリエルがいずれかで互いにノーツを持ち上げ合い、マグダレナ・せつなは回復をしていきます。オーバーヒール状態になったら、せつなもノーツ上げ＋強化に回ります。
ルリエルのEX1でサランのクリティカルを上昇させられるといいですね。まあ3～4回かけられたらほぼ確定クリティカルになるでしょう。サランの最大倍率がEX2の552%とそこまで高くないように見えますが、元の攻撃力が高い影響で上昇の幅も大きくなりますから、まあまあ期待出来そうです。
最後はリノEX1からサランのEX2に繋げたい所。1CTだけなので同ユニゾン上にいないと効果出ませんから、リノとサランはユニゾンさせた状態をキープさせるといいでしょう。
最終的にループを作ってひたすら回すよくある型ですが、いかにオーバーヒール状態を早めるかがカギになりますね。そこから先は、コハルコと同じく強化し放題になります。
バレせつなをリノと入れ替えてリノEX1→サランEX2というのも考えました。そちらの場合は、マグダレナをコハルコに変更して最初からCT加速が行えそうです。
編成例2(火力重視2)
もう一つの火力編成。こちらは人間主体ですが、全く同じではつまらないので少しだけキャラを弄りました。
ヘレナとキリカで人間種族の攻撃力をあげ、ルリエルでサランのCT加速と火力上げをします。2回CT短縮を掛ければ十分ですね。聖沙は、EX2で相手スタンによる足止め＋ノーツ上げをします。キリカでも少しだけ数ノーツだけ足止めが出来たりしますね。
火力自体は属性編成には劣ってしまいますが、こちらは聖沙やキリカによるお手軽スタンが狙えるので、ユニゾンすればどこからでも最後の攻撃を放てるのがいいですね。聖沙EX1による連撃でラッシュ数も稼げます。
…どっちの編成も、サラン以外のキャラが強くなるって？言うな、それを言ってしまっては彼女が立たないだろう！
編成例3(防御・特殊編成)
重さと状態異常を上げ、最短5ユニゾンでひたすら真正面から突破する特殊編成。厄介な単体状態異常スキルなどは、サランの挑発で引き受けてもらいます。
コハルコでCT加速を行い全員が最短ノーツに到達したら、マグダレナEX1・マトイEX2で重さを上げ続けます。マトイはEX1で被ダメージ減少もあるので、こちらも適宜掛けることで相手からの被ダメカットも狙えます。
サランもEX1で重さバフをかけて、「動かざること山の如し」な状況を目指します。コハルコEX2のおかげで、状態異常は怖くありませんし、スタン状態もマグダレナEX1で回復できます。彼女がスタンを食らっても、最短ノーツで移動し続ける限りはあまり心配しなくてもいいでしょう。
あくまで思いついただけなので、まだ実践出来ていません。水着マトイが復刻されたら、この編成がどうなるのかを実際に試してみます。暫定版の編成って感じですね。
DEF・HEAL・SUPと完全に守りに入ってる編成ですが、じわじわと攻撃力を上げて相手を追いつめます。何というか…大陸移動？攻撃されてもびくともしないって状況を作りたかっただけです、はい。
編成例4(ネタ編成)
サランのEX2にある、相当量吹き飛ばすノックバック。ノックバックと言えば何が思い付くでしょうか？
そう、ホームラン大会ですね(？)
というわけで晴着ソフィア・ウズメイアで重さを減らして、ラビ・サランでカキーン！とホームランを打つ編成です。ネタ全振りにしてみました。ラビは両スキルともノックバック性能に優れているので、晴着ソフィアかウズメイアをユニゾンさせれば大体遥か彼方まで飛んでいきます。
マムは監督です。具体的には…
マ「しょうがないわね…見てなさい、こうやるのよ」→EX2で強制移動
蘭「マム凄い！敵が吹き飛んでいったわ！」
ウ「ウチらも負けてられないっしょ！ソフィア、一緒にいくよー！」
ソ「ウズメイアさん、ちょっと袖引っ張らないで…」
サ「サラン達で、相手もふわふわにしちゃうよ～♪」
って感じです(どういうことだってばよ…)
…一応説明(釈明？)しておくと、マムは状況に応じて使い分けます。全体的な行動の遅さをEX1でカバーしたり、ノーツ位置を見てチャージしたり、相手が近寄らないようにEX2で引きはがしたり…って感じです。
こんな編成でも、実際に試して(一応)新月の塔のボスは突破してますからね…火力が全く上がらないので、イベントのスペボスや交流会には向きません。
今回の相談結果
なんかネタ寄りで変な事ばかり考えてみたんですが、実際は盾としてオーソドックスな性能といった感じのキャラですね。ステータスが元々高いおかげで、ルリエルのEX1などの恩恵を受けやすいというのがいい所でしょうか。
シンプルな効果は、裏を返せば役割を絞り込むことに繋がりますよね。今のガチャキャラは逆に便利過ぎてると思っていて、もう少し考えて遊びたいという場合には、彼女のようなキャラがオススメ出来ます。
盾キャラらしく相手の攻撃を引き受け、他のキャラで攻撃・回復・補助をしていく…1手1てを大切に考える頭脳ゲーに出来るのかなと。
正直、私もまだまだ考えが足りていません。もっと面白い事が出来るんじゃないかと信じて、今後も模索を続けていこうと思います。
クルスタ不遇キャラ相談所、第3回はこれにて閉所となります。
次回の開所をお楽しみに～
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