画力ドブのオタクは一週間しか頑張れない


 どうも。marotakkeiです。
 突然で恐縮ですが、こちらをご覧ください。


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※何回見ても死ぬ絵ではない



 なんだと思いますか?




 考えました?




 正解はこちら。





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 こちらのイベントスチルを真似て書いたものになります。

 …………本当に。

 『イラストを書いてあてっこするゲーム』という、小学生がやるには微笑ましいものの、成人男性がやるには悲しすぎる遊びを成人男性が行った際に生まれたモンスターです。
 今気が付いたけどこのゲーム、僕のドブ画力ありきで成立してるな。

 これが僕の『真剣』です。
 テンポを崩さない為にサックリと描いた節はありますが、ウケ狙いで崩したものではありません。死者の霊とかに誓って。





 さて。

 僕の実力の程がさっくりご理解頂けた所で。
 前置きもそこそこに、本題へと入らさせて頂きます。


「言うて本気出せばお絵描きくらいできるっしょw」


 はいっ

 幼稚園児の頃から今に至るまで〇の始点終点がうまく合わせられない(マジ話)僕が神絵師になるのは不可能でしょうが、ササっと人を書いて、男女の区別くらいはつくようにくらいはなれるのではないでしょうか。


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※最終目標は荒木飛呂彦の単行本に描かれるこういうの。
 オリキャラの何となくの造形、TRPGのキャラシートを空欄で済ませずにおける程度の能力が欲しい。


  なんにせよ、やればできると自分を鼓舞するのも限界の年齢なので、まずはやってみることにしました。



~企画説明~ 


 毎日、一枚づつ絵をかきます。

       以上



 飽き性的に一週間が限界っぽいので、まずはそこを目途に。
 習得に一週間以上かかる技術を何も持っていません。


 という事でまずは仲間の紹介です。
 下記のものは全てあったもの利用であり、現時点での課金額は0円です。この趣味コスパが凄い。

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①ボールペン
 相棒のジェットストリームと貰い物でよく見るやつの二本。
 たまに線が途切れて絵に味が出る。
 画像が一本なのは一週間でジェットストリームを紛失したので。

②鉛筆と消しゴム
 建築系資格試験の際に買ったやつ。
 筆記用具を忘れたので近くのコンビニで買おうとしたら数件売り切れだった時、この業界はもう駄目だと思った。

③色鉛筆
 専門学校で買わされたやつ。
 授業で2回くらいしか使わなかったからほぼ新品。

④バインダー
 会社から盗……勝手に借りてきたやつ。
 机の上が汚すぎてA4コピー用紙を広げる場所が無い。
 カッターマット代わりにしていたので凹凸があり、色塗りに味が出る。

⑤A4コピー用紙
 会社から勝手に分けてもらってきたやつ。


 続いて、専属モデルの紹介です。

 的場猫仔ちゃんです。

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※人生で最高のキャラデザ。何年経っても色褪せず好き。この用途に用いる予定はまるで無かったが、妖怪変化設定で見た目フレキシブルなのが言い訳になって便利。

 百億時間でもモデルになってくれて文句も言わない彼女と、文房具のみんなで戦っていきます。


 第一目標である大好きなオリキャラの見せびらかしが終わった段階で言っておきますが、ここから先に「初心者視点ならではの上達ハウトゥ」も「劇的ビフォーアフター」も含まれておりません。
 「女子を五大厄災みたいに描く人間が一週間でこうなる」という記録です。

 ピクシブの全体新着を見られないタイプの人は引き返してください。

 よろしくお願いします。





お手本

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 はいかわいい。

 毎日違うポーズを取ってもらおうかと思いましたが、自分の成長を確認したかったので七日間これで通すことにしました。

 それが儚い夢とも知らずに――



一日目

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 初日の感想としては、「意外と人になったな」です。

 上の文章は早い段階で作成していたので、記事として面白くするためにも、もっと大きいマイナスから始めたかったという気持ちすらありました。

 今の僕は一週間経過後の僕なのですが、こと靴に関しては初日が一番出来がいいです。



二日目

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 なんかこじんまりとしました。

 白状すると一日目はどうしても全体のバランスが取れず、液晶に重ねてガイドラインを取ったので今日から補助輪外しです。

 左上で立体を意識しようとした努力を感じますね。生意気な。

 胴体を板で意識したせいか乳が足りません。それにより飢餓感が強く出てしまいました。明日から大きくなったと思います。

 二日目が一番かわいいかもしれん。




三日目

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 乳を目から直で書くのではなく、想像を経由させようとしたせいでよくわからなくなりました。

 左上の練習は目の形ですね。活きてはいません。

 この日から小学校の時に「色鉛筆は色を重ねろ」という教えを受けたのを思い出して実践しました。肌が西洋画っぽいカラーリングになり、これは違うなと思いました。



四日目

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 画風がガラッと変わりましたね。最終日に至るまでここがベースとなります。二日目の感じが良かった。

 三日目から「陰影」という存在に思い至りました。乳の強調にしか頭が行っておりません。

 連日おっぱいの事を考えすぎて、BLEACHの松本乱菊さんの胸の谷間に手を突っ込む夢を見ました。水の温度を知りたがる刀工みたいだあ。

 あと裏で色基準を作りました。これで安定するかと思いきや、フレキシブルチャートでコロコロ変わります。




五日目

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 おっぱいのレベルが上がっていく。(自画自賛)(直喩)

 全体のバランスを最初に取るのを諦め、目から書いて紙面に入るとこまで描画作戦に出ています。

 左上の目はいい感じなのに、なぜ本番に活かせないのか。



六日目

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 また範囲が狭まりました。胸囲は大きくなりました。

 「顔のバランスがおかしいのだ」と気が付いて試行錯誤をした結果迷子になっている。

 最終日、頭を打って神絵師になっているのか!




七日目

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 なりませんでした。

 右腕と右胸の干渉が意識出来たところがお気に入りポイントです。




総括

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 「おっぱいを書けば男女の区別がつく」


 妥当に「一週間」って感じでしたね。笑いが取れねェ。

 しかし、やっている本人としては結構楽しかったです。脳内で立体を想像して平面に起こすこと。問題点を探して改善を図ること。特に後者は格ゲーのトレモを彷彿とさせ、違う分野の考え方が現在に及ぶ、スポーツ漫画の主人公になった気分でした。

 現状、非絵師国のイラスト自給率が低迷を極めており、絵師界隈が兵糧攻めを行った場合、身ぐるみ剥がされること必至です。
 皆様も一度、自給自足に挑戦されてみては如何でしょうか。

 僕は脳内でシコる派なので大丈夫です。

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