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映画ドラえもん のび太の魔界大冒険

おはこん世界の皆さん、まろんです。

備忘録シリーズ、今回は旧作の魔界大冒険。

映画ドラえもんとアニメシリーズの大きな違いのひとつとして、映画にはメインの他にオリジナルキャラクターがいるというのは自明ですが、魔界大冒険に出てくる美夜子さんは映画ドラえもんの中でも屈指の可愛いキャラクターです。映画ドラえもんで好きな女の子キャラクターを5人選べと言われたらまず出てくる名前です。

そんな可愛いヒロインがいる魔界大冒険、どんなストーリーなのかざっくり書いていこうと思います。

あらすじ(ざっくり)

のび太がもしもボックスで「もしも、魔法の世界になったら」と言い、魔法が生活の基盤となった日本を作り出します。そのため車の代わりに魔法の絨毯、自転車の代わりに魔法のほうき、と言った具合に町中至るところで現代"科学"の日本ではなく"魔法"が見られるようになります。
ストーリーの序盤で昔は魔法を研究する学問があったが、それが全て科学によって証明されてしまい魔法というものは実質的に無くなったと言われていました。つまり現代では魔法なんてあるわけないとされますが、のび太がもしもボックスで作った魔法の世界は、逆に科学なんてあるわけない、言ってしまえば「魔法を科学で証明出来なかった世界」ということになるのだと思います。

そんな魔法の世界でほうきに乗る練習をしたりしていると、森の館である女性と出会います。それが美夜子さんです。
彼女は父である満月博士が提唱した、「魔界の悪魔たちが地球を侵略しようとしている」という魔界接近説をのび太たち5人(いつもの)に伝え、一緒に魔界へ乗り込んでいきます。

その後のび太とドラえもん以外全員捕まってしまうというハプニング等ありましたが、紆余曲折を経て何とか大魔王デマオンを倒し、もしもボックスで元の世界に戻しました。

魔法の世界と現実の世界

魔界大冒険では二つの世界が出てきます。魔法の世界と現実の世界。
魔界にてのび太とドラえもん以外全員が魔王に捕まってしまいますが、その時のび太とドラえもんは地球に戻り"ドラミちゃんの"もしもボックスで現代の世界に戻そうとします。これはドラえもんのもしもボックスが捨てられてスクラップにされたため元の世界に戻せないでいたのを、ひみつ道具"虫の知らせアラーム"の警告により何かを察知したドラミちゃんが駆けつけてくれたからです。どうでもいいけど、ドラミちゃんの声がとても可愛かった。横沢啓子さん、懐かしい声だ...
まあそれはいいとして、ここで気になった点が。この魔法の世界は現実の世界の"パラレルワールド"であることは分かるが、じゃあ今の現実世界には魔法の世界ののび太とドラえもんがいるのか?単純に入れ替わっているのならそう捉えるのが当たり前だと思うが、じゃあドラミちゃんは?先程述べた通り魔法の世界が現実の世界と異なる点として言ってしまえば科学が存在しないということが挙げられる。しかしドラミちゃんは科学の道具を使う、言わば現実の世界に存在しているということになる。
おそらくは、のび太とドラえもん、ドラミちゃんは現実の世界の人物で、もしもボックスを使って魔法の世界になっている間は現実から魔法の世界に来た、いわゆるトラベラー扱い。またしずかちゃん、ジャイアン、スネ夫はトラベラーではなくどちらの世界にも存在する、つまりゲームで言うところのCPU的な立ち位置になっているということが考えられる。

では美夜子さんは?

私の考えでは、現実の世界にも美夜子さんはいて、魔法の絨毯のレースに出ると言っていたことから現実世界の美夜子さんは「科学の博士を父に持つレーサー」的な人物なのかなと。

まあとにかく現実と魔法の世界で境界線が曖昧になったところはあったが、映画ドラえもんはこのくらいがちょうどいいとも思います。

今回の締め

という感じで今回は映画ドラえもん のび太の魔界大冒険を観て色々書き綴っていきました。今はどんどん旧作を見返しているところですが、もちろん新作も見る予定ですのでより現代風なタッチで描かれる美夜子さんを早く見たい気持ちでいっぱいです。
映画ドラえもんでは基礎設定の説明を担当してくれている出来杉くん、今回も難しい書物から魔法の歴史を教えてくれました。マジで小学生が読む本じゃないだろあれ...
とまあ今回はこんなところで、また明日の投稿でお会いしましょう。

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