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映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記

はいどうもまろんです。
今回は映画ドラえもん のび太の宇宙漂流記を視聴致しましたのでその備忘録を書き綴って行こうと思います。昔観た時はアンゴルモアの正体が結局よく分からなくてそこまで面白い作品だとは思わなかったのですが、今見てみるとモアの正体について自分なりに答えを見つけ、それによってストーリーの奥深さを感じられました。

あらすじ(ざっくり)

物語は皆が「スタークラッシュゲーム」という22世紀の宇宙探検ゲームで遊んでいるシーンで始まる。プラモデルの箱くらいの大きさのゲームだが、箱の中は擬似的な宇宙空間で、その中を宇宙船に乗りながら戦っていくゲームだ。のび太、しずかちゃん、ドラえもんはそれぞれスネ夫とジャイアンに撃墜されゲームの外に追い出される。2人の帰還(ゲームオーバーかゲームクリア)を待っている間ドラえもんが「おざしき宇宙船」を出して、のび太の部屋を無重力空間に。しかしのび太がおならをすることで部屋中のものが散らかり、ガラスは割れ外に散らばって行った。

「スタークラッシュゲーム」もその時の騒動で外に放り出され、のびママにゴミと間違われて捨てられる。それを聞いてのび太たちがゴミ捨て場に行くと、あるはずのゲームが無くなっていた。

ゲームの行方を探るためひみつ道具「おくれカメラ」で調べると、謎の"光る物体"が持ち去って行ったことが判明。あとを辿ると行き着いた先は裏山で、それはUFOに乗って飛び立って行った。

見方を変えれば

「スネ夫とジャイアンがUFOに攫われた」

途方に暮れる3人だったが、そばに落ちていたコンペイトウのような物体がUFOの落し物だと考え、それを頼りに「宇宙救命ボート」で飛び立ち、2人を追いかける旅が始まった。


3人は宇宙船へと乗り移り、そこでゲームから脱出した2人と再会する。その後一悶着あって、宇宙船の船長であるリアン、ゲームを持ち去った光の正体である妖精のフレイヤ、ゴロゴロとロボットのログと出会う。

彼らは銀河漂流船団という大きな宇宙船の中の、宇宙少年騎士団と呼ばれるチームの一員で、故郷である惑星ラグナが環境破壊により住めなくなったあと300年もの間新たな故郷を求めて宇宙を旅している。その船団は武力による侵略は禁じており、もちろん地球も侵略するつもりはないと言った。

しかしこの銀河漂流船団から独立し、地球を侵略しようとしている組織が。それがリアンの父リーベルト率いる独立軍である。そしてさらにフレイヤはその組織のスパイで、リアンのことを想って地球の情報等を組織に流していた。(フレイヤはその後考えを改め、リアンたち船団の元へ戻ってくる)

実際のところリーベルトはローブの男、アンゴルモアによって操られ、独立軍を指揮していた。

しかしリアンの父を想う力がモアの洗脳を弾き、独立軍は解体される。

その後倒したモアを見ると、ローブの中には粗末なロボットがあるだけで、まるで抜け殻のような感じであった。

モアの正体はスライムのような不定形の物体で、これがロボットだったりフレイヤが集めたガラクタに入り込んで活動していた。最終的にモアは「カチンコチンライト」で固められ、ブラックホールへ運ばれて行った。

アンゴルモアの正体

モアの正体、ドラえもんは「みんなの心の奥に潜む悪意の塊」と言っていたがどういう意味なのか。

例えば信号が変わるのを待っている時、車も来てないし渡っちゃっていいかなと思うことがあると思います。このように"実際にはやらないけど心の奥底で考えている悪事"の正体がモアだと考えます。
船団目線で言うと、その教え通り他の惑星に侵略行動はしないとは言っていますが、心の奥底ではさっさと住めそうな星を乗っ取って定住したいと考えている人も少なくないはずです。おそらくモアはそういった人々の悪意(概念)が集まって形作られたのだと思います。

今回の締め

心の奥底に存在する悪意は、積もり積もっていくととてつもなく大きな悪の塊になってしまう。

ストレス溜まるとこういった悪意が爆発して取り返しのつかないことになる可能性もあるので、自分なりのストレス発散方法を見つけられたら良いですね。

私はよく趣味を持てと言っています。ストレス発散に一番効果的なのは、趣味であるスポーツだったりゲームだったりだと思っているからです。趣味は人を救うし世界も救う。ありがとうございました。

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