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人生やり直し研究所⑱〜60代・正しい夢のあきらめかた:レッスン再始動

あきらめ切れずに最後の悪あがき。
シンガー・ソングライターのプロを目指し、62歳で通いはじめたボーカルスクール。その顛末やいかに。

カバーのススメ

オリジナルを作るにしても、歌唱の底上げをするにしても、カバーにとり組むのは価値ありとの指導がありました。選ぶ基準は「この曲なら、オレに歌わせろ」と言えるような曲であること。

そこで選んだのが、ザ・イエロー・モンキーの「球根」です。この曲は、前から好きでシングルCDも持っています。歌詞の内容も深みがあって感情移入しやすいし、音域もあっていて何度か練習もしています。

個人レッスンの時間にギター弾き語りで歌ったところ
「いままでの歌唱で一番いい」「伝わってくる」とのこと。

なぜ、カバーの方が伝わるのか?なんたってすでに世に出ていて、それなりにヒットしているから楽曲もいいし、歌唱のお手本もある。だからこそ、とり組む価値ありとのことでした。

次の学内オーディションはカバーも選択肢として検討してみてと言われました。

そっか〜、でもな〜、あくまでオリジナルで勝負したいなと思いつつも、カバー曲候補も考えて見ました。
・YES-N、あなたより大切なこと(オフコース)
・愛について、AFFAIR (スガシカオ)
・ワンダラーズ(松任谷由実)
意外と選ぶのが難しい。かつてカラオケでよく歌っていた曲もありますが、オレに歌わせろなんて曲、そんなに無いよな〜。

すきま時間を見つけ、一人カラオケで候補曲を歌ってみた結果、一番しっくり来たのがスガシカオの「愛について」でした。

相当キーが高いのですが、オリジナルキーで歌うとなぜか気持ちが入りやすい。歌っていても気持ちいいし、確かに楽曲もいいよね。実際大好きな曲です。

そこで、次の個人レッスンでこっちも歌うことに。
果たして先生の評価ですが「いい」とのこと。
ああ、そうですか〜と言う感じでなんか拍子抜け

やっとこ本格的なレッスン

ここから改めて、発声・歌唱のレッスンです。カバー曲から見えたこともあったかもです。
・顎のチカラを抜く
・背中から息を吐く
ほとんど、身体感覚講座です。前にも「内蔵が動くのを感じる」があったし、自分という楽器を上手に使うのは、そうゆう身体感覚を掴んでいくしかないのでね。

50分の個人レッスンのうち、30分以上を発声や歌唱に当てるという、ある意味普通のレッスンになりました。

あまり、焦らず、ちゃんとレッスンを受けようと思ったのも、学内オーディションに落ちたからなので、それはそれで意味があったかもです。

すこし、受け身で行こうと思います。

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