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[インタビュー記事] BAZZAR「少年と男 マーク」

2022/10/21

若々しい少年と成熟した男 二つの境界を自由に行き来する、今のままのマーク
BAZZAR

Q.生涯初の単独カバー撮影を終えた感想はどうですか?

A.撮影スケジュールが決まった時からワクワクしました。昨日ヘチャンとドヨンさんがスケジュールが終わって一緒にお酒飲もうって言ったんですよ。 でも、私がそう言ったんです。 「私は明日撮影がある。 申し訳ない」特別に見えないかもしれないが、それなりに堅固な心構えでした。(笑)モニタリングしてるんですが、私じゃなくて他の人みたいでした。 ヨーロッパの学生みたいな感じ? ヘアスタイルが普段と違って「ワンカン」でもありました。 おかげさまで新しい私を見ることができました。 今日の天気も、雰囲気も、撮影もすべて良い思い出になりそうです。

BAZZAR

Q.インタビューが終わったらすぐ練習室に行くと聞きました。 ファンの言う通り、練習虫ですね。

A.実は最近は練習よりはスケジュールをもっとたくさんしてはいますが、マインドは相変わらずだと思います。 性向のような気もします。 最近、実の兄が"お前あの時すごく呆れたな"とからかってました。 カナダで学校に通っていた時なんですが、私が簡単な歴史授業の課題を何時間もくよくよしながら捕まえていたということです。 小学生がね。(笑)それが私だと思います。 欲なら欲かもしれませんが、私が引き受けた仕事で、しなければならない仕事なら適当にはできません。 私の名前がかかったことじゃないですか。 ちゃんとやりたいです。

BAZZAR

Q.NCT127の今回のアルバム「疾走(2Baddies)」が初動販売量だけで154万枚を越えました。 SMエンターテインメント史上皆無の記録だそうです。

A.正直、いつにも増してメンバー全員が一丸となって頑張って準備したんです。 成果があって胸がいっぱいでもあり、一方では幸いだと思いました。 何より「シズニー」に感謝します。

BAZZAR

Q.言わなくてもメンバーたちと一心だと感じますか?

A.もちろんです。ステージを一つ一つ一緒に作るので、各自の集中度とエネルギーがそのまま伝わるんです。 例えば10人が集まって、そのうちの2人だけが会話をするとしても、残りの8人が聞いているのか聞いていないのかが分かるじゃないですか。 そのようにですね。 ただ感じられます。 お互いにそれを知っている分だけちゃんとしようとしたようです。 久しぶりのカムバックでもあったし、僕たちみんな「疾走(2Baddies)」という歌がとても気に入ったんです。 三拍子が当たったんです。 毎回うまくやりたいのが私たちではありますが、今回特にそうでした。 私は私たちが本当にかっこいいと思います。 時間が経つほどNCTとしての自負心が大きくなります。

BAZZAR

Q.「疾走」はポルシェ911のように夢に向かって疾走する若者たちの情熱が速度感で感じられる曲です。 デビュー後、今までずっと走ってきたNCTのように。 NCTが走り続けられる原動力は何ですか?

A.結局はメンバーたちのエネルギーだと思います。 メンバーを通じて悟ります。 僕たちはメンバーも多様だし、多いから。 それだけ各自の欲も多く、各自が与える刺激も多様なんですよ。 だからこうやってずっと走れるみたいです。 健康的な競争心です。

BAZZAR

Q.デビュー7年目という事実に少し驚きました。 会社員で言えば課長級の年次ですからね。 マークも普通の課長たちがそうであるように、仕事の量より質について悩んでいますか? たまにはマンネリズムを感じますか。

A.正確です!でも実は7年目だとしても、今この時点、いや、すべての時点は私にとって初めてじゃないですか。 そのためか分かると思って何かを下手に決めたくないです。 何が量で何が質なのかも結局経験してみないと分かりません。 実は何かをマスターした感じはありません。 その感じはこれからも分からないです。 何かをマスターすると情熱が消えそうなんです。 私は長くやりたいです。 長くやるのが結局は勝利だと思います。 だからといって、節約するものを節約しながらバランスを調節したくはありません。 続けて徐々に成長していきたいです。

BAZZAR

Q.「デビューから1年が経ち、今や舞台の下の世界について学んでいる」と話したことがあります。 最近はどうですか? どんな世界を学んでいますか。

A.多すぎるんだけど…。 最近改めて感じるのは、自分自身を愛さなければならないということです。 それが人生で一番重要だと思います。

BAZZAR

Q.マークはこれまで本人に過酷でしたか?

A.愛しながらも過酷かもしれないと思います。 それよりも私は最初からこの問題について深く悩んだことがなかったと思います。 私について深く掘り下げてみようとして気づきました。 ある意味、私は自分について、自分が誰かについて知っていく時期を少し逃したということを。 幼い年で練習生になって韓国に来て、ただ練習だけしましたから。 デビューしてからある瞬間、一歩遅れて壁にぶつかった気がします。

BAZZAR

Q.歌詞を直接書くアーティストは、今自分の悩みや考えを曲に込めることができて特別じゃないですか。 先日発表したソロ曲「Child」にそんな悩みが込められていますよね。 

A.「Child」が一番率直でした。 相変わらず正確に「私は誰だ」というアイデンティティに気づいていないと思います。 そんな私の状況を誇張して率直に表現した曲です。

BAZZAR

Q.2017年<バザー>とのインタビューを思い出すが、その当時のメンバーたちが「マークが最近兄さんたちにキスをしない。 思春期だ」と言ったんですよ。 さっき言った壁にぶつかった時期がこの時でしたか。

A.ある意味、その時かもしれないし違うかもしれません。 確かなのは、先輩たちは目の前の自分が変わってきていて進化していることに私よりも早く気づくということです。 あまりにも幼い頃から私を見ていましたから。 先輩たちにチューしたのは、実は僕も覚えています。(笑)考えてみればそんなに幼い年でもなかったんですよ。 中学生でしたからね。 人それぞれだと思いますが、その時の私は完全に子供でした。

BAZZAR

Q.もう5年前じゃないですか。 今は思春期を経て大人になったと思いますか?

A.その時よりは私についてたくさん知るようになりましたが、まだ大人ではないようです。 子供はそうですが、ちょっと曖昧な位置にまたがっていますね。(笑)

BAZZAR

Q.ミックステープはいつ出るんですか? (笑)以前、あるインタビューでミックステープを出すなら社会について話したいと言っていました。

A.うっ、気に入らない返事ですね。 社会について知らないくせに(笑)ただかっこよく見せようとそう話したようです。 今も社会を知らないんですよ。 今はミックステープを出すなら私について書くと思います。 しばらくしてすれ違うとても些細な感情だとしてもですね 今もその都度歌詞に対するアイデアを携帯電話のメモ帳に書いておきます。 でも後で振り返ってみるとイマイチなんですよ。 元々そうみたいです。

BAZZAR

Q.最近、マークの携帯ギャラリーにはどんな写真が入っていますか?

A.今探してみます。 あ、自撮りですね。(笑)自撮りの次は空です。 私は空の写真を撮るのが好きです。

BAZZAR

Q.よく心に余裕のある人だけが空を見ることができると言うじゃないですか。(笑)

A.そうですか?僕も元々はそうじゃなかったんですが、ある瞬間から空が目に入ってきました。 今日、空を見ましたか? とてもきれいでした。

BAZZAR

Q.今日のインタビューでも感じた事実なんですけれども。 マークが言葉をきれいにして「浄化法」という用語ができたそうですね。 実は、言葉をきれいにすることが思ったより人生の多くの部分を左右すると思うんですよ。 きれいに話す秘訣を一つ教えてくれますか。

A.痛くても苦い言葉を言わなければならない時もあるじゃないですか。 むしろ私はそういうことが苦手なのが問題でもあります。 きれいに話す秘訣は… ただ本人に言う言葉だと思えば簡単だと思います。 私が聞く言葉ならそんなに荒い言葉は出ないんじゃないでしょうか。

BAZZA

Q.さっき言ったとおり、幼い年でデビューし、今は「私」について知っています。 険しい芸能界生活で揺れるたびに、自分を持ちこたえた中心は何でしたか?

A.私に対する信頼です。 生きながら揺れる時も結局は私が私を捕まえてくれると思います。 そしてメンバーたち。 メンバーたちがいたから、ここまで来られたのは確かです。 最後に、ありきたりな話だと思われるかもしれませんが、本気で「シズニー」です。 そもそもファンの方々がいてこそ、僕たちがいて、僕がいます。

Q.先日、外信とのインタビューで夢について話したことが印象深かったです。 夢がないのはエンジンがない車と同じだと。 依然として私たちの人生には夢が大きな部分を占めると。 NCTでデビューしながら、マークの最初の夢は叶ったと思います。 今マークが見る二番目の夢は何ですか?

A.デビューの夢は叶ったので、歌手としてもっと多くの達成を成し遂げなければなりません。 チームとしても、個人ということで。 さっきも申し上げたように、私は究極的には歌手に長くなりたいです。 そのために自分だけのことをしなければならないと思います。 自分だけの音楽、自分だけのステージを作らないといけません。 それらをできるだけ健全なやり方でやっていくこと。 もしかしたらそれが私の夢かもしれません。

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