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性表現としてのロリに興奮するとはどういうことなのか
私は性表現を理解するにあたっては進化論的解釈を前提にすることが多いです。詳細に言えば、人がある性表現に興奮する/興奮してしまう時、その興奮は人が子孫を残す行為にポジティブな影響をもたらしている/もたらしていた、ということを私は前提にしています。
そうした前提でロリを性表現として捉える際に、どうにもうまく嚙み合わない。性的に未成熟なメスへ興奮することが子孫を残すことにポジティブな影響をもたらす/もたらしていたとは思えません。子を残す機能が十分に備わっていない対象に興奮することはコストの空費でしかありえない。
しかしながらロリを好むロリコンという性的嗜好はそれなりに認知されていますしマイナーということは断じてないでしょう。このことを一体どう理解するべきなのか。
思うにロリという性表現には子孫を残す行為にポジティブに働く側面とネガティブに働く側面の二側面が混在しているのだと思います。世間から前者の側面はそれなりに理解を得られますが、後者の側面はペドフィリア的な疾患として排斥されてしまう。
おそらくロリコンのロリを認識する仕方には多様性があるのでしょう。その多様性の中で、例えば若く見えるだけの女性をロリと称することは認められている。いわゆる合法ロリやロリババア呼ばれる性表現がそれですね。
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「これは幼妻だ」という有識者からの指摘があるかもしれませんが、
つまりそういったものでもロリに含まれるということが本旨なのでここでは触れません。
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こうしたロリ性表現に興奮することは理解できますし世間からもある程度は理解されるでしょう。性的には成熟しているわけですから、確かなセーフ感がここにはあります。
一方で小学生をロリと称することに違和感こそないですが、これを性表現とすることにタブー感があるのは否めません。このタブー感は子孫を残す行為にネガティブに働くという予感とほぼイコールだと私は考えます。
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これをロリと呼んで愛でることを否定はしませんが、世間体はおそらく終わります。
ロリという言葉でひとくくりにされる性表現群の中で、子孫を残す行為にポジティブなものとネガティブなものが混在している。ロリという性表現の多様さと複雑さを改めて実感しますね。
ふと脈絡なく思ったんですがそうした多様さと複雑さは、ともすればロリコンの方々が世間からのバッシングを避けようとした結果のように感じます。真っ当にロリを好むと世間体が悪いので「ロリに見えるけど成人してるから」「ロリに見えるけど老婆だから」といった建前が必要だったのかもしれません。であればロリという性表現がそれなりのフォロワーを得ている現状は先人のロリコン達の努力の賜物に違いない。そうした先人たちには敬意を払わずにいられませんね。
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